まず、極薄のべニアー。最新の治療法Lumineersの臨床例を数例ご紹介しておきます。
術前 術後
こら!髪の毛ではないぞよ‼
歯を見んかいな!歯を!
さて、世に恐ろしい審美歯科という歯科治療(?)分野がある。
それは、やっぱり、誰もがきれいになりたいから。
そしていつまでも綺麗でいたいから。
かなり以前、すでに熟年のアイドルとなった松田聖子が
審美歯科ですっかり歯並びを治して永遠の美を手に入れたところから
日本に第一次審美歯科ブームが巻き起こった。
誰でもお金さえ出せばあんなにきれいな歯並びと理想的な白い歯が手に入る。
それを世に知らしめたのは、素晴らしいことだった。
しかし、この審美歯科。はたして、歯科医の評判は限りなく悪い。
だいたい、何で見た目だけのためにあんなに歯を削らなきゃならないんだ?
生まれおちて以来、乳歯の時から虫歯を1本も作らせまいと
キスもダメ。口移しもダメ。唾が飛んでもダメ。
それフッ素。やれキシリトール。
寝てても起こして仕上げ磨き。
甘いものはダメ。炭酸飲料はダメ。カルシウムだ。ミネラルだ。
・・・などど、一生懸命に虫歯対策を施し育ててもらった大切な歯を
何で見た目のために平気であんなに削っちゃうんだ?
これってどういうこと?
しかし、不自然でなく、しかも口の中で永久に機能する
人工の歯を入れようと思えば、
今までは、0.8mm以上の厚さが絶対に必要だったのだ。
だから、歯科医はガンガンガンガン歯を削らなければならなかったのだ。
0.8mmと言えばエナメル質はほとんど残らない。
下手をすれば象牙質も削り取り神経まで処置しないといけなかったのだ!!
見た目のためとはいえ、歯に思いっきり悪いよね。これって。
審美の代表がクイック矯正(?)!
セラミック矯正?これって、どこが矯正なんでしょうね?
名前だけ矯正。な~ンちゃって矯正?
これがお笑いやギャグの世界ならいいけど、
歯科医の仕事は、医療行為でしょ?
それでもクイック矯正やセラミック矯正の被害者は
日々生み出されているわけでしょ?
(これって歯医者内じゃ有名な話。)
歯の寿命や不快症状に目をつむってでも
美しい歯並びや綺麗に白く輝く歯にあこがれる人がいるのが現実。
数10万でも100万でも200万でもお金払っちゃうわ~。ローン組んじゃうわ~。
という人がに日本にも松田聖子以来どんどん増えてきている。
見た目が命。見た目がすべて。←もちろん、否定できない。
そこで、Lumineers!
まず、歯をほとんど削らなくていい。(全く削らなくてもいいケースさえある。)
その秘密は、0.1mmという薄さにある。
その差0.5mm程度の薄さに思えるが、これは歯にとっては生命線を左右する数字。
歯にとって、この数字の違いは非常に大きい。
0.1mm~0.3mmならエナメル質内。
エナメル質は人体で最も堅牢な鎧。
象牙質とエナメル質の構造上の違いはとても大きい。
(詳しくは過去ブログ:Doc's Best Cementを参照してください。電子顕微鏡画像なども見られます。)
こうやって貼るだけ。
しかし、かなり高度な接着技術がなければ不可能。
つまり、歯と完全に一体化させる技術。
高度なシステム[表面処理など]が絶対必要。
そうしないと歯とポーセレンの膨張係数の違いから
熱いものや冷たいものをガンガン食べたり、ガブリとかじったりした時に
ピキピキ~とか、パリッとひびやクラックが入ってしまうでしょ?
Lumineersならその点は大丈夫。
海外で30年の臨床実績があるし、
接着技術も現代の最高のシステムを採用します。
Lumineersで、
こんなこともできちゃう。あんなこともできちゃう。
一度手に入れると悩みはすべて解消。
まったく自分の歯と同じように機能してくれます。ガブリ!
ほ~ら。したくなったでしょ?
でも、残念。きっとお近くの歯科医院ではまだ無理!
田舎の歯医者さんである私の歯科医院の他、
全国で14件の歯科医院でしかしてもらえないのです。
ど~してかな?
その理由は数日前のブログを見て発見してね。