いや~。

 

今回は、実に衝撃的なタイトルをつけてしまった。

 

こんなタイトルにしちゃうと歯チャンネルの先生方から、

 

エビデンスを示せ!引用論文を出せ!なんて、

 

延々と裏で突っ込みを入れられそうな気がしてしまう。。。が、

 

やっぱり、自分自身の臨床症例をみていると

 

T4Kやインファントトレーナーを子どもにはめてもらうと、

 

きちんと呼吸路が確保され、

 

鼻呼吸が出来るようになり、

 

口蓋が広がって鼻道が拡大することを実感する。

 

これは、こどもの発育にとって非常にプラスに働くことは、疑いようもない。


例えば、2枚の絵を比較してほしい。


Dr.ふなちゃんのブログ
この絵は、蘇生のABCを勉強する際の絵(わざと90度立ててます)

 

A。まずは何をさておき、気道の確保が一番大切だということを教えている。

 

そう。人は、酸素(新鮮な空気)なくして生きられない。

 

気道を確保するためにまず第一に顎を上げる。

 

意識不明に陥った時、最初にダメージを受けるのは、酸素消費量が一番多い臓器である「」。

 

次に、


Dr.ふなちゃんのブログ
この絵は、床矯正会で有名(一部で?)な鈴木先生の冊子の絵。

 

上の蘇生時の姿勢と比べてみて下さい。

 

共通項は、

 

そう。どちらも顎を上げている。

 

つまり、子どもも、蘇生時の人も顎を上げて気道を確保し、

 

身体に新鮮な空気を取り込もうと懸命になっている。

 

こどもの場合は、座っているから重力がかかり、猫背になっているわけだ。

 

(体幹を支える筋力がふだん鍛えられていないので猫背になる)


Dr.ふなちゃんのブログ

 

もしも、自分の子どもがこんなふうだと、

 

それは、生きること自体に問題を抱えているわけだ。

 

つまり、脳の血流障害。酸素不足。呼吸障害。

 

たいてい、こういう子はアレルギーがあったり、鼻詰まりがあったり、

 

自律神経系に問題があったり、

 

ひどい場合は発達障害や自閉、うつなどの問題を抱えている。

 

学校の先生は教育上、見た目や体質、身体障害で差別することを嫌がり、

 

ヒューマニズムの塊のように理想を説くが、

 

それは根本的な問題に対する勉強不足。

 

要は、酸欠なのだ。

 

しかも生まれた時から。。。。

 

ご存知の方もあると思うが、舌癒着症舌切り産婆の話を検索したことがあるだろうか?

 

そこには、非常に興味深い話が載っている。

 

また、熱狂的な信者がたくさんいて体験ブログ等も検索できる。

 

舌癒着症・舌切り産婆とは、

 

生後すぐの赤ちゃんが育てにくい場合(お乳を上手に吸ってくれないとか、寝てくれないなど)

 

舌の下側にある舌小帯というスジを筋層まで深く切ってしまうという荒業[外科手術]。

 

呼吸困難で新鮮な酸素を身体に上手に取り込むことが出来ないから

 

泣いたりエビぞったり、始終動かしてもらわないといけない育てにくい赤ちゃんが

 

たくさんいるという独自の説を説き、

 

早期の舌小帯切除術により赤ちゃんの呼吸を楽にさせ、

 

すべての問題が解決してしまっている多数の症例を持っている特殊な一派だ。

 

もちろん、小児科や小児歯科の立場から言わせると、自立まで、もがき苦しみながら獲得するべき成長を

 

外科医の手で省略させている(しかも外科手術に伴うリスクがありながら)だけなのだが。。。

 

で、結局、赤ちゃんの頃から存在する呼吸障害が様々な問題の原因だということが

 

いろいろな検索・勉強結果から推測され、

 

そこで、T4Kやインファントトレーナーの登場となる。

 

どんなに育てにくい赤ちゃんでも親や周りの大人の英知や努力の結晶で

 

なんとか子どもは育つ。

 

医療技術が日進月歩の日本ではそれは素晴らしい乳幼児生存率。

 

しかし、なにがしか問題を抱えていると、じわじわと形質に変化が現れる。

 

それが怖いところで、歯科では高口蓋

 

つまり、口蓋が高くて鼻道を狭くし

 

(口蓋は、上顎の形のこと。

 

口蓋と鼻道は薄い骨一枚のみで隔てられており、

 

口蓋の形が鼻道の形を決める)

 

鼻呼吸を困難にし、口が開き歯並びが乱れ、下顎の成長方向を狂わす。

 

それを子どもに無理なく修正ささる装置が

 

T4Kインファントトレーナームーシールド。

 

素晴らしい!

 

さらに、上手に使えば脳の酸素濃度も高めることが可能に

 


Dr.ふなちゃんのブログ
これは有名な(一部で?)近藤先生の写真。

 

よく噛めば噛むほど、

 

舌が上がれば上がるほど、口蓋が広がれば広がるほど

 

頭頚部の血流がよくなることがわかる。


「脳の血流」
Dr.ふなちゃんのブログ
脳への血流がよくなる=新鮮な酸素供給が隅々まで行われる。

 

脳が活性化する。

 

⇒頭がよくなるのである。

 

もちろん、使わない脳のシナプスは3才以上から刈り込みが行われ

 

神経細胞自体死んでしまうので、どんどん使うように良好な刺激を与えることも非常に大切。

 

T4Kやトレーナーはその下地作り基礎作りに役立つと理解したらいいと思う。

 

脳の学校というところでfMRIやCOEを用いて歯科の先生が様々な研究を開始されている。

 

今後の研究が楽しみだ。

 

そこの実験でうまくデータがとれれば、一大センセーションがおこり、

 

世界中の子どもはみんなT4Kが現実になるかもしれない。

 

いやはや、危険なタイトルでした。ペタしてね