今回は、回答者をしている歯チャンネルの質問からセレクトしてご紹介です。

 

【質問】 20代女性

初めまして!

私は笑ったとき、ほとんど歯が見えません。
歯並びは悪くないのですが
顎が少し出ています。
受け口ではありません。

普通多くの人が笑ったときは
上の歯が見えますよね。
笑ったときに見える大きな白い歯は
とても魅力的だと思います。

私が笑っても歯ではなく
顎が出るばかりで
逆に醜くなってしまいます。


他人が笑ったときに歯が見えると
羨ましくてつらいです。
他人の笑顔を見てそんなことを思う自分に
悲しい気持ちになります。

これは骨格がからもう仕方が
ないことなのでしょうか…

とても悩んでいます。
ご意見お聞かせください。
 

 

【歯チャンネルの回答】


最近は、フルスマイルの明るい笑顔が好まれますから、お悩みの内容に共感します。

お写真からの推測ですが、口輪筋の緊張が強いのではないでしょうか?

お口のキャパというのがそれぞれ個人によって違います。


お口の緊張が強い方は

唇が薄く、下顎が張り、笑筋・頬筋の発育が弱いので平坦な顔になりやすく、上唇小帯の付着が低位のような気がしています。性格的には几帳面で早口・・などおもしろい特徴を指摘される先生もおられ、個人の成長発達という面で大変興味深いです。



フルスマイルの際に上の歯(下の歯が見えると下品になると言われています)を見せようと思えば、

鏡で練習することが大切です
その際、頬の筋肉がぴくぴくするくらい上唇を持ち上げて下さい。
これは、何度も何度も毎日毎日トレーニングすることで筋肉が改造されますから、努力あるのみです。


それから、口輪筋の緊張も取りたいですから、

お口の中からお口を拡げるマッサージをされるといいです
上の歯が内側に倒れ気味ですから、できれば、ここで歯科の力を借りて歯列を整直させてあげると笑顔美人の変身が完成するのですが、どこまでされるかは、ご本人にお任せします。

矯正歯科はこのようなお悩みをお持ちの方にとってとても頼りになる科だと思います。
ご参考にして下さい。