子どもの歯並びを治す時に、今までよくつかわれていたのが、拡大床。
これは、入れ歯みたいな装置に金属のワイヤーがついたもので、
たいてい、真ん中あたりに、拡大装置が埋め込まれていて、
毎日親や子供がクルクルとネジを廻して拡大していく。
14時間くらいはめてほしい装置だ。
たしかに、この装置を入れて、毎日せっせとネジを廻し、
14時間はめていると歯並びが見違えるようによくなる。
中には、顎が広がりすぎてスキっ歯になりましたと言って
久々に来られる患者さんもいるが、
外しておけば、たいていスキっ歯は治る。
子どもの頃に顎を拡げておくことは本当にいいことだ。
ただ、問題は、時間が長いことと、装置が複雑なことと、
はめている間、口の中が狭くなること。
舌の位置が悪い場合、それを治す機能がないこと。
口呼吸を助長すること。。。。。。。
歯並びにとってはいいんだけど、欠点も多い。
はめないよりは、はめたほうが絶対いいんだけど、機能的に物足りない。
そこで、うちの医院では、ほとんどT4K(Myobrace)。
この装置は筋機能矯正装置なので、利点が多い。
もちろん、これだけでは治らない症例は、拡大床も使うこともある。
何を使っても取り外し式装置だけなら、トータル12万円。
(参考価格:MRCに加盟していると35万円以上)
オプションの固定式拡大装置やブラケットまで必要になっても21万円。ポッキリ。
歯並びが悪いお母さん、お父さん。
自分のこどもの歯並びをあきらめないで。
歯並びが悪くて悩んでいる子ども達。
大きくなるまで我慢しないで。
限りなく安くしてます。
6300円のくもん教室行くくらいなら、20ヶ月行くのを送らせて歯を治しておこう。
みんながよい顔、よい歯並びになれますように!