いびきの原因がいろいろとあることは、
前回で納得してくれたよね?
ガッテン!ガッテン!![]()
それでは、そのいろいろな鍵が
なぜ、口呼吸にあるのかを説明していくね。
外界のバイキンや汚れ・刺激物に初めて接し、それに対する免疫を
自分自身で獲得していく時期である赤ちゃんから幼児の頃は、
誰でも鼻が詰まりやすい。
ママなら、赤ちゃんの鼻を吸ってとってあげた記憶が一度はあるでしょ?
でも、穴が短く単純な構造なので赤ちゃんはほとんどいびきをかかない。
ところが、困った習慣や癖・運動不足によって
正しい時期までに正しく発育できていない人は、
身体が大きくなって穴が細く複雑になっても、
鼻は詰まったまま、あるいは、口はポカンと開いたままになりがち。
そういう人は、いびきをかく。
いびきは、睡眠中の口呼吸。
起きている時より、寝ている時の方が口呼吸になりやすい。
例えば、普段は口がしまっている人も、
走ったり、自転車に乗ったりなどの負荷がかかると、
うっすらと口が開き、
口呼吸と鼻呼吸を併用しちゃうだろ?
睡眠中は、副交感神経優位なので、呼吸は深く、大きくなるから、
起きている時の負荷がかかった時と同じような深い呼吸になるからね。
さて、口で呼吸をするのが習慣になると、
大人になっても扁桃・アデノイドは腫れたまま残ってしまう。
これを見るとすごいでしょ。
空気の出入りの度に音がならないのが
おかしいような構造でしょ?
正常な大人でこれだから、腫れてる人は、もっと複雑怪奇な穴。
立派な管楽器だ。
(それでは、いびきの人。早速、鏡で自分のを見てみましょう。
では、あ~っと言ってみて。。。。。
残念。見えたのは、扁桃とのどちんこだけだよ~
)
じつは、自分では見えないアデノイドの腫れのほうが大問題。
アデノイドは、鼻の奥、しかも口の奥の上~のほうにある、免疫の要。
洗おうと思っても鼻嗽を上手にできる人しか洗えない場所。
だから、ここは、腫れやすい。
いったん、腫れると鼻で息がしにくい⇒口呼吸
実際、扁桃やアデノイドは免疫の要のはずなのに、逆にバイキンの巣になってる人もいる。
口呼吸のあなた、
喉の奥の詰まり感。感じたことない?
お米みたいな形の変なにおいのする臭い玉が出てきたこと、ない?
それは、バイキンが巣食ってる証拠です![]()
(しかも、ここが、腫れてるとリウマチになったり腎臓も弱っちゃうというからね~。
口呼吸しながら、リウマチで苦しんでいたり、腎透析してちゃだめだよ~。)
それでは、なぜ、腫れるか?
そりゃ、浄化装置・加湿装置・加温装置・排泄装置なしの口でダイレクトに
呼吸するからじゃん。
呼吸は、ちゃんと鼻でしようよ~。ちゃんと鼻で!
つまり、口呼吸が習慣になっちゃってると扁桃・アデノイドは腫れる。
腫れると鼻の通りが悪くなるから、さらに口呼吸が習慣に。
(口呼吸が習慣になると、上顎に空気の通り道が作られる。
=歯医者は、口をみると、いびきをかく人を見分けられる。)
口呼吸が習慣だから、寝てる時も口で空気を出し入れする。
楽器に似た構造のところを空気が出入りするからいびきをかく。
ってわけ。
これに飲酒や肥満や枕が加わると、巨大いびきに!![]()
いびきは、みんなに迷惑かかるから、
せめて起きて意識がある間くらいは、
口をきちんと閉じて鼻で息をする訓練をしよう!
起きてるときにちょっとしたことで口が開いちゃうなんて、
いびきに対する問題意識が低すぎだよ!
それでは次回は、いびきを無料で治す効果的な訓練法をお伝えします。
