受け口・しゃくれ・下顎前突出のお母さん・お父さんは要チェック!
下顎前突は子どもに一番よく遺伝する。
とくに、しゃくれ。これは、よく遺伝する。
この画像の右下のほうだ。
お口の中は、こんな感じ。
咬み合わせが上下反対になっちゃう。
こうなる最大原因は、
●上顎の劣成長=成長不足。
ということを、前回すでに、お伝えした。
●舌の位置が低い。
これも、すでにお伝えしている。
●そして、口呼吸だ。
つまり、鼻が悪いか、注意しない親が悪いか、スポーツのしすぎ。
だいたい、長時間走り続けるスポーツ選手は常に口が開いている。
サッカーの本田圭介選手も少し下顎前突気味だ。
本田選手だけでなく、体格のいいワイルドな人ほど、下顎前突になりやすい。
自分の子どもに早くからスポーツをさせている親は、
要注意だ!
運動中、とくに激しい運動中、人は、口で息をしちゃう。
しんどい時は、口を開けてはーはーと息をしちゃうだろ?
これが、日常的な癖になりやすい。
なんでもない時にまで、口で息をするようになっちゃう。
「いや、うちの子は普段は、口開いてませんよ。」
と、親は必ず言うが、
すこ~しでも開けていると、そこから空気が出入りするので、
それが、口で息をしていることになるんだ。
自転車に乗って信号待ちで止まっている時、
ぜひ、自分の子どもや、周りの人を観察してみてほしい。
ほぼ80%の人は、口がうす~く開いている。
もちろん、全開の人も多い。
しっかり意識して観察してもらうと、
「先生、本当でした。うちの子、よく口が開いてます。」に変わる。
この口呼吸は日常の習慣になると恐ろしいことが起きる。
虫歯、歯周病、歯の着色、歯茎の色素沈着、そして、歯並びブスだ。
いびきもかくし、口臭も。
全身的にもいろいろな病気の元になるので、
口呼吸は直ちに止めさせてもらいたい。
口呼吸が習慣化したまま体格がよくなると、
身長が伸びる間、長官骨系の下顎は、
身長と一緒に下に~、下に~。前に~。前に~っと伸び続けるので、
脊が高くなるにつれ、下顎前突は悪化し続ける
逆に、脊の低い人は下顎前突にはならない。
極稀に脊が低いのに、下顎前突という人もいるが、
その場合は、かなりの上顎成長不全か、上の歯の数が足りないのだ。
良い歯並び、よい顔を作るためには、
子どもの頃多くのチェックポイントがある。
逆に本当の美人・美男子は必ず歯並びが良いし、健康で悩みがない。
うちの子、ちょっとおかしいなと思ったら、早目に専門家に相談してほしい。
よい専門家は、早目に指導をしてくれる。
大きくなるまで待ちましょう。とか、ほっとけばそのうち治りますよ。は、大間違い。
たしかに、歯並びだけなら、成長後でも治るが、顔は?。。。。。
きちんとした指導のできる専門家があなたの周りにもいるはず。
がんばって探す価値は大きい。
あなたの周りにきっとある。
食育や態癖、呼吸法、寝方など日常生活のちょっとした悪習慣を
さっさと治して、よい顔、よい歯並びをGETしよう!