【読書録】健康本シリーズ「成功する人は缶コーヒーを飲まない」姫野友美 | アラフォーSEの働き方改革:ビジネス書の知恵を実践

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成功する人は缶コーヒーを飲まない

はじめに

私はSEであり、一般と比べると

比較的(かなり)残業が多い職場です。

 

残業の時間帯になるとみんなお腹が空くのか、

近くのコンビニで煎餅やチョコレートのような

お菓子を買ってきて、つまみながら

仕事する、という風景がみられます。

 

私も眠気覚ましのコーヒーと

小腹対策にスナック菓子をつまむ、

という習慣がありましたが、

深夜になると集中力が低下し、悩んでいました。

 

少し古い本ですが食生活を見直す

きっかけとなったのが本書です。

「集中力と食べるものは強い相関関係がある」

ということを認識するのにうってつけの1冊です。

 

赤ペンチェック

以下、私の赤ペンチェック箇所です。

 

・努力や根性だけでは埋めることができなかった差を縮める方法は、実は、簡単なことなのだ。食事を変えればいいだけである。
・たとえば間食にスイーツやスナック菓子を食べるのをやめて、チーズやナッツを食べる、ランチは肉や魚、豆腐などタンパク質を多く食べるといった具合だ。

 

■缶コーヒーで社員が居眠りをする!?
・実は砂糖こそ、眠気を誘う犯人だ。
・眠気、だるさ、集中力の低下を回避するために缶コーヒーを飲んだはずなのに、一瞬だけ元気になるがその後かえって強い眠気がやってくるという、理不尽極まりない目にあってしまうのだ。後ほど説明するがこれは「低血糖症」という症状の表れで、うつ病やパニック障害も、これが大きな要因となっている。
 眠気を飛ばすために缶コーヒーを飲む→しばらくすると頭がぼんやりしてきたのでまた缶コーヒーを飲む、という悪循環にはまってしまうとそのうち血糖値の反応が緩慢になり、いくら缶コーヒーに含まれる砂糖を摂っても血糖値が上がらない状態になってしまう。これを無反応性低血糖症といい、いつも頭がぼーっとしたままで無気力、集中力ゼロのダメ社員ができあがる。仕事の能率を上げるために缶コーヒーを飲むのなら、砂糖の入っていない種類を選ぶこと。デスクでよく居眠りしている社員がいれば、缶コーヒーの原材料表示をチェックしてみよう。

 

■栄養障害が招く新型うつ病
・いわゆるうつ病は常に気分が沈んだ状態が続くものだが、最近はうつ病のように見えて本来のうつ病の治療では治らない「新型うつ病」が増えているという。
・定型うつ病は食欲低下に陥る人が多いが、新型うつ病は過食になりやすい。しかも甘い物や炭水化物に偏った食事をすることが多く、ランチは麺類ばかりで残業のたびにお菓子を買い込んでいたりしているようであれば、さらにその可能性は高い。
 食べ方の違いから推測すると、実は非定型うつ病は糖質に偏った食生活をしていることで、脳のエネルギー産生不足が原因ではないかと私は考えている。

 

■肉を食べれば頭の回転が速くなる
・頭の回転が速い男になりたいのなら、タンパク質をしっかりとること。脳の栄養を整えれば、できるビジネスマンも夢ではない。
 

■タンパク質は代わりがきかない
・頭の切れ味のよさはタンパク質が支えているのだが、実は現代人はタンパク質不足になっている。第1章でも述べたとおり、お腹が空いたとき、手っ取り早くおにぎりや菓子パン、ラーメンやうどんといった糖質ばかりを食べてしまうからだ。野菜不足は気にしていても、肉や魚などのタンパク質が足りていないとは思っていないのではないだろうか。
 

■大物は肉食系が多い!?
・ちなみに草食系男子は糖質に偏った食生活から、本来の意味での肉食系男子としてタンパク質中心の食事に変えると自然と糖質制限ができるようになる。これが引き締まった体をつくる秘密だ。
・肉を食べると太るという考え方は、今日から忘れてよい。仕事で成功を目指すなら、肉を食べよう。著書の「生きかた上手」などで有名な日野原重明先生は、週三回1日おきにヒレステーキを120グラム食べているという。99歳の現役医師の彼を支えているのは肉であり、「肉は元気の源」と語っている。ビジネスマンも見習ってみよう。

 

■和食+肉食が人類を救う
・和食ならば健康的とむやみに信じるのではなく、精製された糖質や砂糖などの甘味料を使った加工食品を避けながら「和食+肉食」のコンビネーションを実践してみよう。焼き魚+ご飯+みそ汁、ハンバーグ+ご飯+みそ汁など動物性タンパク質が、健康の鍵を握っている。
 

■チョコを食べると疲労感が増す
・チョコレート依存になる前に、セロトニンの原料であるアミノ酸=タンパク質食品を積極的に食べるようにしよう。残業中などデスクで食べるのならナッツ、チーズ、牛乳、豆乳、無糖ヨーグルトなどがおすすめだ。デスクの引き出しに常備するなら、チョコではなくナッツと覚えておこう。
 

■野菜ジュースで不健康になる
・野菜不足解消のために、野菜ジュースを飲んでいるという健康的習慣が本当は体の毒になっているとしたら、驚くだろうか。しかしこれは事実である。
・野菜ジュースは食事の代わりにはならない。またビタミン補給としても不足だ。チョコレートやまんじゅうなどのスイーツのかわりに、たまに飲むおやつであると私は考えている。お菓子を食べるくらいなら、まだましという程度だ。どうしても野菜ジュースが飲みたいというのなら、手作りの野菜ジュースをフレッシュな状態で飲んでほしい。

 

■外食、コンビニ食の正しい選び方
・まず外食をするときは血糖値を上げるラーメン、そば、うどんはできるだけ食べないこと。
・牛丼など丼ものを食べるときは、「具多め・ご飯少なめ」で注文を。ご飯は半分だけ食べることにする。
・サラダを食べるなら、やはりタンパク質が入った豚しゃぶサラダ、チキンサラダ、ツナやゆで卵のサラダを。ポテトサラダ、マカロニサラダは×。

 

以上です。