月曜日が始まる前に張り切っていってみたいと・・・・・・・・・、
思いまあーーーーーーーーーーーーーーーーす!
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「まず初めに自己紹介から。僕の名前は旭といいます。妖祓い業をやっています」
「私は一宇っていいます。高校生です」
妖祓い?
聞きなれない言葉だ。文字通りの業だと思うが、念のため聞いた。
「あの、妖祓いって?」
「ああ。・・・えっとその前に。このことを話しておいた方が話はつながりやすいでしょう」
「?」
一人で進めてしまう旭さん。
「あなた、最近黒いなにかにおそわれてますよね?」
「え!?なんでそのことを・・・。旭さんにも見えてるんですか?」
彼はふっとまた淋しそうな顔になり、言った。
「見えているもなにも、見えないと妖祓いなんてできませんから」
「あ・・・・なるほど」
・・・なにか気に障ったことでも言ってしまったのだろうか、私。
さっきからさえない顔ばかりだ。
「その黒いモノのことなんですが、そいつは怨魂が妖へと変化したものです。
あなたに見えてるものは、まだよりしろを見つけて数日しか経っていなかったようですね。
だから、動きもおそく、身体も完全ではなかった。よかった、あいつが完全体になる前に一宇さんと出会えて」
彼は続けた。私は口をはさむことなく聞き続けた。
「私たち妖祓いは、怨魂が完全体となってしまったものを処理、といえば分かりやすいでしょうか。しています。今回は一宇さん、あなたの護衛に来たのです」
「え?護衛って・・・?」
こんなドラマやアニメにありそうな展開が本当に存在するんだ。
びっくり。
「あなたは涼夜さんが殺されるところを目撃してしまいましたね。それが原因です。あなたは完全体が人間の魂を食っているところを見てしまったために、妖が見えるようになったんです」
確かに涼ちゃんが殺されるところを見てからだ、あの黒いのに追いかけられ始めたのは。
「護衛・・・というのは少し違うか。すいません、訂正です。あなたに協力してほしいことがあるんです。
それは・・・・・・」
肝心なことを聞こうとした、たった1秒の間に事は起きた。
バリーーーンッッッッッ!!!!!
ものすごい音でガラスが「勝手に」割れた。
と、
思った。
旭さんが私を助けてくれるまでは。
「一宇さん!頭を下げて、目と耳をふさいで!!」
あいつだ。黒いのが、やってきたんだ。
実際に見えてしまった。斧を振り回すだけが仕事と言ってるような、あのうつろな顔を。
ただ数十分話しただけ、会ってただけなのに。
旭さんは違う人になっていた。
『闇をまといし穢れたものよ。あるべき場所、還るべき場所に去れ』
それは、頭の中で聞こえた言葉だった。
別に旭さんの言いつけを破ったわけではない、決して。
でも、間違えることはないこの声は、
旭さんだった。