こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【右足全体がだるくてたまらない、好きな空手の練習に支障が出ている。】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
I さん 41歳 男性 会社員
I さん:
空手をしているんですが、この2年半右足がずっとだるくて練習も満足に
出来なくなってきました。 病院に行って検査したけど異常なしと言われた。
親にこちらに治療に 行くようにすすめられてきました。
私:
そうですか?右足がだるくなり始めた2年半前に何かケガとかされなかったですか?
I さん:
そうなんです。だるくなる前に右のかかとの後ろを思いっきりコンクリートに打ったことが
あります。右膝もお皿を思いっきり打ったことがあります。
私:
そうですか、ちょっと足を触らせて下さいね。きつく打ちつけたとおっしゃってる
かかとの後ろの痛い所を押してみますよ。どうですか?
I さん:
その辺りがものすごく痛いですねえ。
私:
分かりました。治療をしていきましょう。
まず全身の気、血、水(津液)の巡りを鍼灸治療で整えた。次にかかとに透熱灸をしたところ
左はすぐに熱くなったのに、右はなかなか熱さを感じず、感じるまで10壯した。
次に右足かかとの後ろの打撲して痛むポイント3ヵ所に透熱灸を3壯づつした。
その後足うらから腰、背中にかけて鍼をしていった。仙骨と腰の上部にむくみがあるので
そこには知熱灸(温かさを感じたら取り除くお灸)をした。
打撲した膝の圧痛点にも知熱灸をしていった。
私:
終わりましたよ。立ってみて下さい。どうですか?
I さん:
ウーン、ずい分楽になってますねえ。だるさがましになってますねえ。
私:
これで様子を見てまだ痛みやだるさが残っているのなら1週間後ぐらいに
又お電話下さい。
その後、1週間後に来て下さり、前回と同じように治療をした。
新たに見つかったかかとの後ろの痛むポイントにも透熱灸をした。
I さん:
楽ですねえ。だるさがないですねえ。
私:
これで様子を見て下さい。
I さんの様にかかとを強打するとそこに気、血、水(津液)の滞りが起こり巡りが悪くなり
かかとだけでなく打撲した側の足全体がだるくなることはよくあります。
そんな時に鍼灸治療で打撲した局所の気、血、水の滞りを取り除き巡りを良くすることで
足全体のだるさ、痛みが改善することはよくあります。
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