こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【乳房の葉状腫瘍が手術以外で改善した】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
患者の H さん 38歳 女性 パート
H さん
左胸に葉状腫瘍が出来て手術したのに、その経過観察の途中で
又、新たに葉状腫瘍が見つかったので手術すると言われました。
お医者さんは簡単に手術と口にしはるけど、私はもう手術はイヤです。
手術せずにすむ方法はないかと考えていたら、母にこちらの鍼灸院を
すすめられました。7年前にも線維腺腫でやっぱり左の胸の手術を
していて、手術で切ってばっかりしていたら、おっぱいがなくなってしまう!
私:
そうですか、分かりました。良性だとのことなので鍼灸治療で
小さくするのは可能だと思いますよ。ちよっと胸を触らさせて下さいね!
右のおっぱいはフワフワなのに左はおっぱい全体がカチカチで
固いですねえ。こうして少し押さえても痛いでしょう?
H さん
ええ、痛いです。ホント!右と左で固さがこんなにも
違うもんなんですね!気づかなかったです。
私:
東洋医学的にすごく簡単に言えばおっぱいの中の成分や
体内を巡る氣、血、水が滞っておっぱいの中で固まって
腫瘍が出来た、と考えます。ですので、鍼灸治療で体の気、
血、水の滞りを除き巡りを良くして、その固まった腫瘍を
柔らかくし、ほどいて小さくしていきましょう。
ということで治療を始めた。
全身の気、血、水の巡りを良くする全身治療の後、手や足に
鍼をしながら背中の固く痛い椎間(背骨と背骨の間)とその周りの
やはり固い所に知熱灸(熱く感じると取り除くお灸)を多くしていった。
今までの手術跡も痛いのでお灸をした。
1週間に2回の治療を3ヵ月続けたところ体調もどんどん良くなり、
全身の色々な症状も改善している。左のおっぱいも柔らかくフワフワに
なってきた。全身の様々な症状も改善してゆき、鍼灸治療の効き目を
実感されたようだ。その後、月に2,3回継続して治療にずっと来て下さり、
そのつど葉状腫瘍に対する治療も続けたところ1年を過ぎる頃には
本人さんの葉状腫瘍に対する不安感がなくなってきた。
葉状腫瘍も柔らかく小さくなってきて、コロコロ動いている。
3年後には小さくなった葉状腫瘍をキュッとつまんでも痛くなく
指先で丸められるまでになった。
M 良性型の葉状腫瘍が手術せずに鍼灸治療で改善していった
症例です。鍼灸治療は体の中の気、血、水の滞りを除き巡りを良くし、
自然治癒力を呼び起こす治療です。腫瘍だけを問題にするのではなく
体全体の働きを良くしていくことが腫瘍を小さくしていくことにつながるのです。
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