鍼灸治療をしていると、分かってはいるつもりでも、
つくづく「体はひとつなんだ、頭から足までつながってるんだ」
と 感心させられることがよくある。
３０代の女性は小さい頃に交通事故に遭って、
足首を骨折したことがある。
治療で足の指や足首を刺激すると、
必ずと言っていい程、
彼女のお腹はグルグルと動き出す。
彼女はずっと胃の調子が悪く、
朝起きて、食欲どころか
ごはんの炊けているにおいも嫌だったという。
今はこのことを過去形で話せる程
彼女の胃腸の具合いは良くなった。
その彼女に治療中のことです。
仙骨付近に鍼をすると
これまた、いつも左の鼻詰りが治る。
「アッ今鼻の奥のつまりがとれた。
アー空気がいっぱい入ってくる」
と おっしゃる。
不思議だなあといつも感心してしまう。ファン鍼灸院の案内
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