鍼灸治療に来られる方達の中には、
身体の調子が悪くなった時、
まずあっちこっちの病院に行って、
あらゆる検査をした結果、
どこも悪くない、どこにも異常が見つからない、
と 言われ、それでも本人さんは、
「痛いんです。つらいんです。」と治療に来られる方が
多勢いらっしゃる。
どこも悪くないことはいいことだし、
西洋医学的には病気にもなっていないし、
と いうことだけど、それでも、つらい、痛い、
と いうことは、
身体にはやっぱり何か問題が生じている、
と いうことだろう。
そういう状態を東洋医学的には、
心身の気の巡り、血の巡りが悪くなって、
滞りが生じている、と とらえる。。
そして、鍼灸治療で、
その気の巡り、血の巡りを良くしてゆくと、
つらい症状は改善されてゆく。
例えば、片頭痛。様々な理由から起きるけれど、
今の時代に多いのが、
パソコン、携帯,スマホ、ゲームのやりすぎなどなど。
じっと動かずに目を凝らして画面を擬視し続けると、
全身の気や血の巡りは悪くなってゆく。
下半身にはむくみが生じるし、上半身には滞りが生じる。
首や肩は凝ってくるし、背中も腰も痛くなってくる。
目もつらくなってくるし、頭も痛くなってくる。
首や肩の凝りで首しめ状態が続くと、
頭部の気や血の巡りが悪くなり滞り出す。
それが、人それぞれに、それぞれの症状を生じさせる。
ある人は目が乾燥する、目の奥が痛い。
ある人は耳がつまる、耳鳴りがする。
ある人は鼻がつまって息がしにくい、などなど、
そして頭痛や目まいも起きてくる。
特に左右のうち片方の凝り、滞りがきついと、
片頭痛が起きやすい。
頭痛薬で、いっ時は楽になっても、またぶり返す。
それは頭痛薬では頭部の気血の滞りが
改善されていないからではないだろうか。
「自分は頭痛持ちだ」と思って
常時頭痛薬を飲んでおられた方が、
鍼灸治療で全身の気血の巡りが良くなると
頭痛はなくなり、薬を飲むことも
なくなってゆく。
鍼灸の世界ではよくある話なのです。ファン鍼灸院の案内
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