アスパラガス
《キジカクシ科クサスギカズラ属:Asparagus》
普段私たちが食べているアスパラガスは、土から顔を出した
若い茎の部分です。
これを収穫せずに放っておくと、成長して細い葉のようなものが
たくさん出てきます。
葉に見えるものは、じつは「偽葉(仮葉)」と呼ばれる「枝」です。
葉はどこにあるかというと「はかま」と呼ばれる三角形の部分です。
本来の葉は退化してあのような形になっているのです。
アスパラガスには緑色の「グリーンアスパラガス」と、
白い「ホワイトアスパラガス」がありますが、
この2つは栽培法が違います。
ホワイトアスパラガスは日光が当たらないように栽培するため、
白いまま成長します。そしてグリーンアスパラガスは日光を
たくさん浴びて光合成をすることによって、きれいな緑色に
なるというわけです。
日本へは江戸時代後半に観賞用として伝来しました。
そして明治時代初期の北海道開拓にともなって食用の種子を導入。
本格的に栽培されるようになったのは1923年(大正12年)以降と
いわれています。
当初はホワイトアスパラガスがメインでほとんどが缶詰に
されていましたが、昭和40年代以降はグリーンアスパラガスが
好まれるようになり、ホワイトアスパラガスは減少しました。
アスパラガスには、「アスパラギン酸」というアミノ酸も
豊富に含まれています。
アスパラギン酸は新陳代謝を促し疲労回復に効果があると
いわれるので、スタミナアップに役立つでしょう。
さらに穂先には毛細血管を強くし高血圧予防の効果があると
いわれる「ルチン」が含まれています。
☆おうちで簡単!酒の肴メニュー☆
☆アスパラガスといえば、アスパラベーコン。
巻きでも炒めでも、抜群の美味しさ!
☆最近、アスパラガスのお浸しが好みです!
※わたしが作ったことがあるものや、お店でいただいて美味しい!
これ、おうちで作りたい!と思ったものを書いています(*^_^*)
【二十四節気:春分】
【七十二節気:櫻始開】