雨水(うすい)
《2017年は2月18日~3月4日》
雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解けだすころのこと。
昔からこの季節は農耕の準備を始める目安とされてきました。
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
実際は積雪のピークであり、それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、
衰退し始めると見ることもできる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。
雪汁(ゆきしる)
山の雪がゆっくり解け出して田畑や人をうるおす
雪解けの水が、雪汁です。
またの名を雪解の水とも言います。
時に出水を伴うほどの奔流となるものを雪代(ゆきしろ)といい、
雪汁で川や海が濁るさまを雪濁りといいます。
【二十四節気:雨水】
【七十二節気:土脉潤起】