Stellanovaハイレゾ対応スピーカーの秘密 | パイオニアStellanovaとBDドライブのブログ

パイオニアStellanovaとBDドライブのブログ

パイオニア Stellanova開発部門が発信する、公式HPだけでは紹介しきれない製品の魅力、
いろんな使い方、開発こぼれ話、音楽の話、販売・イベント情報などです。

お疲れ様です!”もじゃ”です。

最近よい天気が続いていてお昼で外に出ると、そのままどこかに出かけたくなる今日この頃ですニコニコ

 

4/28,29のヘッドホン祭では、ヘッドホンアンプとしての実力をアピールさせていただきました。

そして今度はトールKがTweetしているとおり、6/4には名古屋のノムラ無線さんで視聴イベントをさせていただきます!

こちらの視聴イベントでは、ヘッドホンではなくスピーカーからの音を聴いていただけます。

 

そこで今回は、ステラノヴァのスピーカーの魅力について迫りたいと思います!!

もじゃがスピーカー設計者に直接インタビューしてきましたよニヤリ

 

 

もじゃ

「Stellanovaのスピーカーの魅力をひとことで教えてください」

スピーカー担当T

「”コンパクトなのにハイレゾにも対応した高音質スピーカー”ですビックリマークStellanovaのコンセプトとして、コンパクトで置く場所を制限しないということを念頭に置きながら、ハイレゾの素晴らしさや感動を存分に体感してもらえるようにがんばりました。」

 

 

もじゃ

 「ハイレゾの良さを生かすための工夫を教えてください。」

スピーカー担当T

「ハイレゾの特徴のひとつは40kHzまでの高域の音を再現できることですが、そのためには広範囲の音(低い音~高い音)に対応する必要があります。そのためスピーカーのユニットも1つではなく2つのユニットで構成することで幅広い音域に対応しています。ただ、人の耳によく聞こえる中高音域と低音域で分けてしまうと、定位のずれを感じやすくなります。ステラノヴァのスピーカーユニットは、低音域から高音域まで対応したフルレンジユニットと人の耳に聴こえづらい超高音域のツイーターとの構成になっているため定位のずれを感じづらくしています。そのためスピーカーに近い位置で聴いても、不自然でない臨場感のある音が楽しめます。」

 

 

もじゃ

 「音作りの面ではどうですか?」

スピーカー担当O

「ハイレゾ音源は音源自身に大きなポテンシャルを持っているため、スピーカーでは変な味付けはしないで、音源が持っているポテンシャルを自然にありのままに再現できるような音作りをしています。具体的にはバスレフポートの形状や吸音材の配置を工夫して、にごりのない解像度の高い音作りをしました。その結果、音の一つ一つがクリアでまるで演奏しているその場にいるかのように聴こえます。」

 

 

もじゃ

 「まさにハイレゾ聴くならステラノヴァって感じですねウインクちなみにインシュレーターがゴム足のものと真鍮製のスパイクと両方入っているのはなぜですかはてなマーク

スピーカー担当O

「スピーカーの理想的な角度は音が聴く人の耳にダイレクトに向かう角度です。設置する高さや聴く位置(スピーカーとの距離)によってその角度は変わってくるので、設置の自由度を制限しないように両方入れました。スピーカーの高さが低めだったりスピーカーと近い位置で聴く場合はスパイクがお勧めです。」

 

 

もじゃ

 「スピーカーの位置って大事なんですねびっくりそのほかにスピーカー設置で気を付けたほうがよいことってありますかはてなマーク

スピーカー担当T

「左右のスピーカーの距離は聴く位置と同じくらいの距離にすると、自然なステレオ感が得られます。このステレオ感は一体型のスピーカーではなかなか出せないので、ぜひ左右のスピーカーの位置をいろいろ変えて試してみてください。」 

 

もじゃ

 「デザインも特徴的ですが苦労した点などありますかはてなマーク

スピーカー担当T

「特に設計上で苦労したのは、パンチングネットの部分です。音質的には無い方が良いともいえる部分ですが、「いかに音の通過特性への影響を排除するか」を念頭に置き、パンチング孔の口径・間隔・開口率やネットとスピーカーユニットの間隔についてシミュレーションと実聴を繰り返して最適な設定を行い、音質性能とデザイン的特徴とを高次元で両立させています。」

スピーカー担当O

「全体をパンチングネットで包み込むデザインを逆手に取って、見た目の良し悪しにこだわらずに構造的な補強リブを筐体内部全域に大胆に追加して、ただでさえ肉厚な4mm圧の樹脂成型の筐体をさらに頑強にしました。天板のアルミプレートと合わせて不要振動の抑制に寄与しています。」

 

 


みなさん、いかがでしたでしょうか・・・

コンパクトなボディにたくさんのこだわりが詰まっているんですね。
もじゃもいろいろとスピーカーの位置を変えて試してみます。
 
ステラノヴァをお持ちでない方は、読んでるだけじゃなくて実際に音を聴いてみないとわからないよ真顔

という方もいらっしゃるかと思います。

 

冒頭でもお伝えしましたが、6/4に名古屋のノムラ無線さんで視聴イベントを行いますので、お近くにお住いの方はぜひイベントで体感してみてください。
 
また、ステラノヴァをご自宅でお試しいただける無料貸出キャンペーンも実施中です。お近くに展示店舗がないという方は、こちらのサイトからお申込できますので、ぜひご自宅で実際に聴いてみてください。