先日、日本から帰国してホッとしたと書きましたが、そのうちのひとつに基本的な人権を守ってくれるとことにあります。
たとえば日本にいると皆と同じでないと不安を感じたり、一般的な生き方いわゆる「フツー」でないと社会から認めてもらえないという窮屈さを感じますが、恵まれた福祉国家であること以上に、「幸福度」を実感できるのは、「人と違う=個性」として尊重してくれるので、「ありのままの自分=自分らしさ」を失わずに日常生活を送ることができる寛容な社会にあるのではと思います。
特に自分のセクシュアリティを公にできるので、デンマークでは友達や職場、そして近所など周りの人に、自分のセクシュアリティを隠さずに堂々とできる、同性愛者も異性愛者と変わらない生活が送れる自由さ・寛容さがあります。
デンマーク語学校に通学しはじめた当初のこと。クラスメート同志でデンマークに来た背景を尋ねあうことから自己紹介が始まります。
ほとんどがデンマーク人の恋人がいるから、とかデンマーク人と結婚して、といったような回答が多数を占めるのですが、男性のクラスメートに、じゃあHER(彼女・ワイフを指して)とどこで知り合ったの?と尋ねたところ、HIM(彼氏・ハズバンドを指して)なんだよ、と訂正されたことがありました。
もちろん彼も慣れているのでしょう、ニッコリ微笑みながらさらっとかわしてくれたので、こちらも、あ、そっかゴメン、ゴメン!というふうに気まずくならずに済みましたが、それからは相手が女性・男性であっても、質問するときには、
恋人・パートーナー・配偶者
といった言葉を選んで、性別を限定しない聞き方をするようになりました。
ワタシが住んでるアパートの住人にも、女性同士で結婚しているカップルが数組います。中庭でよく見かけるのですが、いつもラブラブで見ていて羨ましいほど愛に満ち溢れています。住民同士で冷やかしあったり、差別・偏見あるような非人道的な接し方なんて皆無。普段からありのままの自分で生活を送り、そしてそれを周囲も日常として受け入れてくれる環境です。
デンマークは1989年に世界で初めて同性同士の結婚を認める登録パートナーショップ法を施行したこともあって、こうした同性愛=LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)にオープンな国の1つ。![]()
そして、デンマーク の首都であるコペンハーゲンでLGBTの大イベント「Copenhagen Pride コペンハーゲン・プライド」が年に1度開催されるのですが、それが今週開催されていますます。
明日は土曜にということもあって、そのクライマックスを見せるのでちょっと繰り出すつもり。
レインボー柄など明るい原色に囲まれにぎやかなイベントなので、アディダスの時計
をアクセントしたカジュアルな格好でフェスティバル気分を満喫してきたいと思いまーす。