
米国食品医薬品局(FDA)が『リブレラ』に警告。『ソレンシア』は?
*タイトル変えました!
おつかれちゃんです。
またまた久しぶりの投稿です。
最近、立て続けに気になる内容の記事やお話しがあったので、タイトルの薬剤についてちょこっと書きます。
昨年2024年の5月28日にも書いた『ソレンシア』についての記事。
この記事自体が1年以上前の内容ですし、そもそも2023年末頃から疑問に思っていたお薬。
やはり僕は今のところ信用できる薬ではないと思っています。
いまだに何の疑問もなく、副作用がほとんど無いと言って獣医さんは躊躇なく打ってるみたいですし、
副作用が出ても「高齢」や「他の疾患」を理由にしてスルーしている状況が多いように思います。
*副作用が出ない事の方が圧倒的に多いのも事実です。
昨年の記事にも書きましたが、直接ではなく間接的に影響して副作用が出るんじゃないか?と思ってます。
超簡単ですが、どんな薬なのか?(作用機序)を書きますね。
関節炎などの痛みがある際、過剰に産生される神経成長因子(NGF)というタンパク質があります。
そのNGFに結合して痛みの信号を抑制する、モノクローナル抗体という人工的に作られたタンパク質製剤。
*神経成長因子(NGF)は、痛みの発生や持続に関与する物質
もっと簡単に言うと・・・
神経に伝達する痛みの信号を抑えて、痛みという感覚を和らげるためのお薬。
なので、あくまでも神経伝達に関与するお薬なので、直接臓器に影響を与える成分ではない。
というのが「副作用が少ない・ほとんどない」と言われるゆえんです。
でも実際は、接種後に死亡例を含む多くの重篤な副作用があったと聞きますし、
どう考えても、どう見ても、なんらかの関係があるように思える状況が多いです。
でも、メーカーも獣医師も“因果関係不明・因果関係なし”と結論付けて、それ以上疑問に思ってません。
医学的に証明できない事は、“無かった事”にされてるように感じます。
で、昨年12月。
犬の変形性関節症鎮痛剤『リブレラ』に対して米国食品医薬品局(FDA)が警告しました。
『リブレラ』は『ソレンシア』の犬用です。
簡単に書くと・・・
『犬の変形性関節症治療「リブレラ」の使用に関連し、死亡例を含む重篤な副作用が報告された』
やっとです。
やっと少し目を向けた感じです。
犬と猫は似て異なりますので当てはまるかどうかは不明です。
でも、少しは耳を傾けて慎重になってもいいのではないでしょうか?
下記、副作用報告の一部です。
・神経学的症状:運動失調(筋肉の制御障害)、発作、麻痺など。
・行動の変化:活動性の低下、食欲不振、元気の喪失。
・排泄の異常:尿失禁、多尿、多飲。
・刻なケース:自然死や安楽死に至った例もあります。
海外にはフェイスブックなどに被害者の会を立ち上げている方々もいます。
日本にも獣医師が報告すらしていないケースが多々あります。
いまだに変形性関節症以外の状況で使用している獣医師もいるみたいです。
全く問題がないかもしれませんが、懸念がある以上、もうちょっと真剣になってほしいです。
ちなみに、現時点でもゾエティシジャパンは注意喚起など行っていないようなので、
どれだけの獣医師がこの情報を認識して慎重になっているのか不明です。
そんな中なんと・・・
2025年7月1日にリブレラをオススメする記事を書いている獣医師のブログがありました。
どういう事やねん・・・危機感ゼロです。
逆に、いち早く状況を検証して情報を伝えてくれる理想的な獣医さんもいます。
運悪く副作用がでたのか?
運良く副作用がでなかったのか?
打たれる方はよくお調べになり、慎重に判断し、納得した上で打ってください。
確実に大丈夫という、なんらかの証明やお墨付きが出るまではちょっと怖いですけどね。
でわでわ。