猫の糖尿病 インスリンシリンジ | ふぁんふぁんのしっぽ ~猫の腎臓病・糖尿病 ブログ~

猫の糖尿病 インスリンシリンジ

おつかれちゃんです。

ボビ&オロの経過報告ですが、奴らどっちも手強いですw
詳しくは後日記事にしますので、今日はシリンジ(注射器)についてちょこっと。

年始からトレシーバに変更したオロゴン先生、プロジンクより身体にあってる感じがします。
プロジンクでは作用時間が足りなかったオロゴンには丁度いいかもしれません。

まだ低値で安定してる訳ではないですが、プロジンクほど高血糖は出てないです。
なんとなく流れが把握できたような出来ていないような。


できてへんのかい!

トレシーバについてはまた別記事にて書きますが、1つだけ問題が。

使用するシリンジがめちゃ使いにくい!
病院から購入したのは、“BD ロードーズ 3/10mL 29G 針長12.7mm”というシリンジです。

今まで使っていたプロジンクは“U-40”という、1mL中にインスリンを40IU含んでるタイプ。
今回のトレシーバは“U-100”という、1mL中にインスリンを100IU含んでるタイプ。

プロジンク専用シリンジとは単位(目盛り)の幅が違うので、原則ではU100用のシリンジを使います。
トレシーバをプロジンク専用シリンジで使おうと思うと、2.5で割らないといけません。

例 : トレシーバをロードーズで2.5単位なら、プロジンク専用では1.0単位です。

簡単に言えば、果汁40%と果汁100%って感じです。
コップ1杯でそれぞれ同じ量の果汁を摂りたければ、コップの大きさを変えないとダメですよね。

果汁100%を1杯100ccのコップで飲んだ場合に摂れる果汁と同量を果汁40%で摂る場合、
同じ“1杯”という単位なら2.5倍の大きさの250ccのコップで飲まないと同量の果汁が摂れません。

イメージではそんな感じです。
知らんけど。


知らんのかい!

ロードーズで2.5単位以上打つならプロジンク専用のシリンジに変更しやすいですが、
オロゴン先生はロードーズで1.0単位しか打たないのでちょっと難しい。

プロジンク専用シリンジに置き換えた場合は0.4目盛りになるので、これまた打ちにくい。
無理矢理 U40シリンジにしてしまうか悩みどころです。

しかも購入したのが“29G 針長12.7mm”なので針が太くて長い!
プロジンク専用シリンジは30Gで針長10mmでした。

わずか2.7mmですが、この差がめちゃくちゃ大きいです。
太さは29G=0.33mmと、30G=0.31mmなのでそれほど変わりません。

実際、今までインスリンや輸液で針を刺してきたので慣れていたつもりでしたが、2度失敗しています。
痩せて皮膚をつまみにくくなった事以外に、針の長さが変わってしまった事も原因です。



なので購入したロードーズを“30G 針長8mm”に交換してもらおうと思ったら・・・無いってw
主治医の病院では仕入れていないので個別注文になって割高になるとの事。

今でさえ1本100円なので他の病院よりかなり高いです。(他は60円くらい?)
毎日朝晩の事なので、割高になって1本100円以上になるのは勘弁してほしいです。

猫の糖尿病では針長8mmを使ってる方が多いと思うんですけど・・・
こういうところ、ちょっと患者に優しくないなぁ~

日本では個人で針付きのシリンジを処方箋なしでは購入できないのが基本です。
なので、当然ネットで気軽に購入するのは無理なので病院に頼むしかないのが現状。

インスタでアメリカ在住の方に教えていただいたんですが、アメリカでは処方箋なしで買えるそうです。
ダメもとで探してみたら、偶然、1パック7本入りのロードーズ(針長8mm)を10パック入手できました!

で、早速3本で比較してみました。



中央がプロジンク専用シリンジで10mm、左が8mmのロードーズ、右が12.7mmのロードーズです。
左右のロードーズでは4.7mmの差があるのでかなり違いますねー

プロジンクの10mmに慣れてしまったので、長いより短い方が使いやすいです。
どちらが良いか悪いかではないですが、痩せてる子は短い方がいいかもしれないですねー

さらにこのロードーズ、目盛りが1.0刻みなので0.8とか0.9とかは至難の業です。
理由は目盛りが小さい事と、押子(内筒)が固くて微調整ができないからです。


左側が8mm、右側が12.7mm

押子(内筒)が固く感じるのは先端に近い3目盛り程度までのように思います。
5目盛り以上になると滑らかに動く感じがします。

日本にも0.5刻みがあると思ってたんですが、最近調べたら無いんですよね~

海外の0.5刻みを取り寄せて使ってる方もいますので、相談してみようと思ってます。

教えて頂いたのがすごく良さそうなんですが、取り寄せできたとしてもめちゃ高そう。
「UltiCare Vet Rx」という動物専用シリンジで、0.5刻み31Gの8mmとかいい感じですねー
 

 

 

Yukaさん、ありがとうございます。
いろいろ探してみますー

で、オマケでボビさん。
ボビさんはプロジンク使ってますが、イマイチ食べるのが戻ってません。

食欲が戻っていないというより、なんか食べにくいというか食べてる途中で諦める感じです。
食べには来るんですが、食べるのが下手になった感じがしてます。

血糖値がまだたまに高値が出たりするので、それが原因なのかもしれないですが、
舌とか口の中に違和感があるような素振りで食べるんですよねー

人医療分野では糖尿病になると舌に違和感を感じたり飲み込みにくくなる事もあるらしいです。
獣医療分野ではどうなんでしょう?



ドライフードの『カナガン』のサンプルが届いて気に入って食べてます。
けっこう黒くて硬そうですが、見た目ほどは固くなくて指先で2つに割る事が出来ます。

まぁ、最初はみんな良く食べるんですよ。

サンプルマジックじゃなければいいですけど・・・そちらのご報告もしますねー

ボビさんも決して低値で安定してる訳じゃないのでもうちょっと頑張ります。
それでも、食欲が完全では無いなりにある程度対応は出来てきてると思います。

今後の記事はボビ&オロの経過報告の詳細と、『トレシーバ』や『フリースタイルリブレ』について。
リブレの交換、ちょっと自分でやってみようかなーって思ってるので、その報告です。

インスタも同じような内容ですがアップしています。
よろしければご覧くださいねー

でわでわ!