猫の糖尿病 検査結果と慢性膵炎
おつかれちゃん。
今日は猫ブログらしく猫ネタです。
まずはボビさん。
これといって特に何もないのでスルーです。
それでは本命のオロゴン。
書きたい事山盛りなのでちょっと長文になります。
とりあえず直近の検査結果のご報告と診察のキッカケを。
年始早々、1月4日に通院してきました。
お正月はオシャレせなアカンねん。
ここ数ヶ月の間、なにげに食欲が落ちてきてたんですが、
年明け1月2日の夕方頃から夜中まで軽度の連続嘔吐。
胆汁のような茶系ではなく水や泡のようなものばかりで、
吐くけどグッタリはせずにウロウロ鳴き歩いてる状態です。
徐々に治まってきて翌日の3日早朝には落ち着いたので、
予約を取って4日に診てもらいました。
年中無休の病院なのでお正月は激混みです！
主治医の予約が取れず、別の先生にお願いしました。
まず、血液検査の結果は合格！
やっぱり・・・これは予想通りやね。
毎回、MCVだけが高いんですよね～・・・なんでやろ？
ステージ1かもしれないと言われていた腎臓系の数値も悪化なし。
食事制限せずサプリもなしで数値がやや改善しています。
いくら慢性腎臓病のステージ1といっても、
全く何もせず逆に高タンパク食も食べさせていたら改善はしないハズ。
それが少しでも改善してて、おまけに朝食もガッツリ食べての検査結果です。
慢性腎臓病との診断は慎重に判断して対処したいと改めて思います。
この日は血液検査の他に超音波検査もしましたが、
やはり腸（十二指腸）の動きが正常でないと言われました。
お腹がギュルギュルゴニョゴニョいってるので「やっぱり。」な結果。
特に何か異物があるのは確認できないので、恐らく膵炎の悪化との診断でした。
院内での血液検査項目 LPI（リパーゼ）も基準値内ですがギリギリ。
症状とこの数値から考えて膵炎悪化が妥当かも。
追加の採血で外注の膵炎検査“Spec fPL（猫膵特異的リパーゼ）”をお願いしました。
院内で出来る“SNAP fPL”ではなく、外注の“Spec fPL”です。
“Spec fPL”は外注でけっこうお高い。
血糖値測定器のセンサー3箱分含んで47,740円・・・こんなもんか。
多分膵炎悪化じゃないかな～と思いつつ、他の可能性も考えましたが、
これ以上知るには麻酔下の検査が必須になるのでとりあえず診察終了。
後日、獣医さんから電話がかかってきましたが、
案の定、今回は膵炎が一時的に少し悪化したようです。
SAAは高くなかったので、やはり慢性膵炎が一時的に少し悪くなり、
結果的に一定時間連続嘔吐の症状が出たようです。
千鳥屋総本舗の『チロリアン』。
今までも多少の軽度膵炎は前提で治療＆対応してきましたが、
さてさてこれからどうするかが問題ですね～
基本的に慢性膵炎は治らないので悪化を抑える事が治療になりますが、
猫はエビデンスが乏しく分からない事だらけで決定的な対処法がない。
食べながら書いてますけど、なんとも懐かしいお味です。
【食事】について。
犬の場合は低脂肪食が推奨されていますが、
猫ではエビデンスがなくハッキリとした根拠がないので関係ないという獣医師も。
それでも理屈では高脂肪食を与えるのはナンセンスだと思いますので、
低脂肪・高繊維・高消化性・低アレルギーを基本とし、カロリーが低くないものを選びますが、高タンパク食にも気をつけないと・・・
って思いますが、膵炎の進行度で考え方や対処が変わるハズです。
人医療でも、「代償期」「移行期」「非代償期」の3つに分けられてるそうな。
しかも、急性膵炎や慢性膵炎でも腹部に痛みのある時期は脂肪を抑えますが、
そうでなければ脂肪制限せずに普通食を食べています。
もちろん、猫と人の違いはありますが、
猫ではエビデンスがない以上、何かを参考に考察して対応しないとダメですよね。
どこ行く？！
【投薬】について。
急性膵炎には膵炎用抗炎症剤の「ブレンダZ」というお薬がありますが、
慢性膵炎には治療薬がありません。
慢性膵炎のサプリメントとして、「Pancrea Booster」というのがあります。
これは消化を助けるサプリという事なので、消化酵素薬みたいな感じなんでしょうか？
その他のサプリも消化酵素がほほとんどです。
もっと根本的に違うサプリやお薬はないんでしょうかね？
モロゾフのチョコレートリッチプリンも食べてます。
うますぎるんですけど。
とりあえず、【食事】と【投薬】についてはもう少し勉強してから別記事で書きます。
あと、痛みや不快感、炎症などへの対処も考えないと。
そもそも、もっともっと膵炎について勉強せなあかんですね～
ねこメモにも何か書いた記憶があるので読み返さなきゃです。
上手くまとめられたら記事にします。
やる事てんこ盛りで忙しすぎる～
でわでわ。