オロゴンの診察と質問 | ふぁんふぁんのしっぽ ~猫の腎臓病・糖尿病 ブログ~

オロゴンの診察と質問

月曜日はハードな一日やった。
12~3年ぶりくらいに「シャトレーゼ」行ったらめちゃ混んでてビックリした。

もちろん“チョコバッキー”は買いました。

カップに入った“みたらし団子”も美味しかったです。



で、オロゴンの診察。
眼科の担当医に手術が入ったので主治医の通常診察のみになってしまいました。

ちょうど『秋の健康診断キャンペーン』期間中で、お得に検査できるみたいやったんですけど、
その場合、血液検査の結果が後日になるのでキャンペーンは使わず通常検査にしました。



一番お安い銅メダルコースは、身体検査と19項目の血液検査で8,800円!
キャンペーン、めちゃお得やったんですけどね~
 

とりあえず触診と血液検査は問題なし。
相変わらずBUNが基準値ギリギリなんですが、これで腎不全初期とは思えません。





今回SDMAは測ってませんが、どーせ基準値やったと思います。
年々SDMAの信頼性が落ちていってるような・・・

超音波をどうするか相談した結果、今回は見送ることにしました。
キャンペーンが11月末までなので、ギリギリで診てもらってもいいかもです。

一応眼圧は測ってもらいましたが、こちらも異常なし。
眼科は専門外なのでスリットランプ検査はサービスでしてもらいました。

初期の“白内障”か、もしくは加齢からの“核硬化症”かのどちらかかな~?って感じ。
どっちにしても次回は午前中の診察にして眼科担当医に診てもらいます。

まぁ、いつも通り&予想通りの結果でしたが、
現状の軟便が酷くなったらあらためて診察&治療しましょうという事で終了。



あと、フルクトサミンは437。
オロゴン先生、お疲れちゃんやったな~

さてと、ここから質問攻めの時間です。

①ステロイドの量と間隔

例えば、体重が5kgの猫であれば、一日おきに1日1/2錠(5mgの錠剤)を目標にする。

副作用の有無は容量だけでなく体質(代謝や反応)によるところが大きいのであくまでも目安ですが、
これぐらいならほぼ問題なく長期服薬できる場合が多い。

さらに減らせるなら減らすに越した事は無いが、大きく減らせる場合、
そもそもステロイドを使う意味があるかどうかも考えた方がいい。
他の薬剤で対応出来ないのか?という問題だそうです。

現在主治医は“多発性関節炎”の子や、“非再生性免疫介在性貧血(NRIMA)”の子など、
長期でのステロイドが必要な子を多数診ています。

その中で高容量を2年続けても大きな副作用が出ない子もいれば、
低用量を数ヶ月服用しただけで糖尿病の症状が出てくる子もいるそうです。

使わなければそれに越したことが無いお薬ですが、
だからと言って必ず副作用が出る訳ではないので必要以上に怖がらずに。です。

とりあえず長期服薬が必要な場合、体重1kgあたり、1日に0.5mg以下で1日おきを目標に。
3kgの子なら、1日1.5mg=薬1/4錠を2日に1回であれば合格!

②虹彩メラノーマ

シミの出方(見え方)に共通点はなく、発見した時点から要経過観察。
転移しやすいので疑わしい所見が多い場合、若ければ眼球摘出が第一選択肢。

老猫の場合、麻酔が可能かどうかだけでなく、痛みがあるかどうかも判断の基準です。
転移の有無や、眼圧の上昇、併発疾患などからの痛みの有無で判断します。
 

現在、18歳で間違いなく“虹彩メラノーマ”で転移のある子を治療中だそうですが、
眼球摘出はせずにコントロールしているそうです。

シミが増えて大きくなってきても良性の場合もありますし、
急速に増えず痛みなどもなさそうで普通に生活しているように見えても、
眼球摘出してみればさらにQOLが良くなり、検査結果は悪性だったという事もあるそうです。

ボビさんの画像を見せたところ、とりあえず要観察で定期的な診察になりました。
他にもいろいろ聞いたんですけど長くなりそうなので続きはまた。

でわでわ。