ねこメモ 【下痢・便秘】① | ふぁんふぁんのしっぽ ~猫の腎臓病・糖尿病 ブログ~

ねこメモ 【下痢・便秘】①

雨やねぇ~

こんな日はお家で映画観たりしてますが、
いろいろ調べるにはもってこいの休日です。

猫の病気で気になる事や、初めて知る言葉、いずれ調べたい事などなど、
その都度、走り書きのようにメモってます。

症状とか病気によって簡単にメモを分けてますが、
後から見てなんでメモったのか思い出せないことも多々あります。



今日はそんなメモを一部ご紹介。

もし、気になる言葉や内容があれば調べてみて下さい。
ある程度は僕も調べてるのでコメやメッセで質問していただいてもかまいませんよ~

それでは、まずは【下痢・便秘】に関係しそうなメモからどーぞ。
(調べる為のメモなのでただ羅列しているだけですし、詳細は書いてません。)

ねこメモ 【下痢・便秘】

・高アンモニア血症:モニラック(ラクツロース)←便秘解消。脱水補正しながら使用する。

・ビートパルプは便を固くする。脂肪酸は15~20%が望ましい。動物性油脂は少なめがいい?

・腎不全で下痢軟便:膵炎ではなく肝障害の場合、乳酸リンゲルはNG→酢酸リンゲル使用。

・猫の慢性膵炎:威徳、フェンラーゼ、フオイパン錠、パンクレアチン、リパクレオンなど。

・腸炎を疑う下痢に、フラジール(メトロニダゾール)やタイロシンの長期服用はNG。

・メトロニダゾール・タイロシン、連続投与(2~3週間?)でディスバイオーシス(腸内細菌叢の乱れ)。

・上記のディスバイオーシスになった場合、2か月前後は元に戻らない。

・フラジール(メトロニダゾール)は前庭疾患を引き起す。←長期服用の場合。
 

・IBDの分類:好酸球性、肉芽腫性、リンパ球形質細胞性など。

・リンパ球形質細胞性腸炎はリンパ腫との区別をつける事が困難。

・上記の場合、リンパ球クローナリティ検査や免疫学染色を行う。

・IBDの治療:ステロイドやシクロスポリン、メサラジン(5ーアミノサリチル酸)、抗生剤、整腸剤。

・猫の一般的なステロイド:(内服)プレドニン、プレドニゾロン。

・猫の一般的なステロイド:(注射)デポ・メドロール、プレドニゾロン、デキサメサゾン。

・猫の一般的なステロイド:(軟膏)ケナログ、ビクタス

・下痢軟便→肝臓疾患の場合、ウルソデオキシコール酸。

・TLI(トリプシン様免疫活性):膵臓から分泌される消化酵素。

・膵臓からトリプシノゲンが分泌され、小腸内で活性化されてトリプシンになる。

・膵外分泌不全ではこの値が下がり、膵炎では上がる。

・猫の膵炎:低脂肪食のエビデンス無い。しかし、有効との報告も。高脂肪よりは良い。

・ステロイドは胃薬との併用が望ましい。←腎不全の場合はH2ブロッカーよりもPPI(プロトポンプ阻害薬)。

・上記、H2ブロッカーを服用する場合は容量調整が必要。

・手強い慢性の下痢の場合、三臓器炎(膵炎・胆管肝炎・炎症性腸疾患)の併発かも。

・胆管炎併発の場合、グルココルチコイドが有効?←糖尿病ではNG?長期服用もNG。

まだまだ続きますが、ちょっと長くなったので続きは次回、『【下痢・便秘】②』にて。
ねこメモは、【腎臓病】とか【糖尿病】など他にもあるのでまた記事にしますね~

おまけのランチ。

この前食べた『神戸屋レストラン』



・牛みすじ肉のタリアータ フォンドボーソース

なかなか美味しかったけど、やっぱり前に食べた「真鯛のグリル」が好きかも。
さてと・・・今からさらに調べものします^^

でわでわ。