猫の慢性腎臓病 ふくちゃん編 4日と5日の違い。 | ふぁんふぁんのしっぽ ~猫の腎臓病・糖尿病 ブログ~

猫の慢性腎臓病 ふくちゃん編 4日と5日の違い。

腎不全末期・・・腹立つな言葉やね。

一応、ステージ分けされてますけど、
やっぱり最終ステージは色々とダメージが大きいですね。
猫にも世話人にも。



ステージ4だけ範囲が広すぎて出口が見えません。
真っ暗闇でどこまで歩けるか・・・一寸先どころではないです。

ステージ2ならステージ3を見ながら対応出来ます。
ある意味、ステージ2や3の方がお世話の難易度は高いかもしれません。
どれだけの期間、そのステージに留まれるかは世話人次第なところもあるかもしれません。

ステージ4になるとがらっと景色が変わります。
嫌な言い方ですけど、ステージ4になった瞬間は先の方に崖が見えます。
でも、1歩1歩進むごとにその崖が見えなくなってきます。

見えなくなるまでの時間は長くて、見えなくなってからの時間は短いです。
油断してると崖がいきなり目の前に現れて呆然とします。

その出口が近くにあると想定して、お世話の内容を変えていってます。
もしかして、間違いだらけなのかもしれないですけどね。



応援して下さってる皆さん、ありがとうございます^^
今のお世話の仕方が良くも悪くも参考になれば嬉しいです。

6月4日の通院で経鼻カテーテルを設置しました。
これで投薬のストレスや空腹は回避できました。

鼻カテ設置によって、『嫌がる強制給仕』という“苦痛”は取り除きました。
その代わり世話人には『見極める』という“責任”が増えました。

かといって、栄養とって元気になってもらうことは望んでおらず、
ただただ上手に旅立ってくれればと念じています。

カテーテル設置の4日までは、食べてくれない、飲んでくれない状態に悪戦苦闘し、
嫌な投薬に抵抗し、食べたいのに食べれず空腹でウロウロする日々でした。

それが設置後の5日からは、自ら食べられなくても空腹は回避できていますし、
嫌な投薬も完全になくなり、のんびりはしています。

尿毒症で気持ち悪いので決して元気ではないですが、
散歩は行きたがりますし、ご飯も欲しがりながら穏やかに過ごしています。

カテーテルにしたおかげで、日々のQOLは向上していると思います^^
あわよくば、カテーテルをする事で自分から食べ始めてくれればと思ってましたが・・・
そんな上手い話は無かったですw



設置の前後で変わった事や変えた事があります。

まずは輸液量を減らしています。
輸液を完全に止める事が出来れば理想なんですが、
経口の100mlと皮下輸液の100mlは全く同じではないので悩みどころです。
でも、なるべく少ない輸液量にする為、昨晩は50mlでした。

あと、経口投薬も無くなりましたし、お薬も減らしていってます。
砕いてもカテーテルに詰まるお薬もありますし、もう減らすタイミングかな?って。
嘔吐が全くないのは“セレニア”のおかげかもしれませんが、
一旦“セレニア”も毎日から1日おきに変更しました。

一番難しいのは“水”ですね。

トイレシートなので重さをはかって1日のオシッコの量を確認します。
輸液の50mlと流動食、経口飲水量を足した水分の合計がオシッコの量くらいになるように。

輸液の50mlは残らなければ全て吸収されると考え、
経口での水分は、一定量ウンチと一緒に出て行くのでやや多めでもOK。

ただし、欲張って入れ過ぎると浮腫むので、オシッコと同量~1.1倍くらいかな?って。
血圧や心臓の状態も関係するので判断は難しいですけどね。



さてさて、ここからが問題!

先日の“枯れるように”の話題を考えると、減らす方がいいという事になります。
胸水・腹水、肺水腫、痙攣などなど、今後起りうる症状は多々ありますが、
その症状を回避するために水分摂取量を減らして身体を枯らしていく。

ある意味正しいでしょうが、言い換えれば下手をすると“餓死”に近い。
難しいなぁ~・・・

治療内容を徐々に減らしていくのは以前から決めてましたが、
なにをどのタイミングでどう減らすか・・・全然わからんw
 

獣医師からの指示やアドバイスなどは全くないので僕が決めないとね。
徐々に身体の機能を低下させて最終的に止めるのは理想なんですが、
その間に酷く苦しんだりするならそれはそれでダメやし。



いかに上手に悪化させるかが課題なので、
どこかのタイミングでカテーテルは取るつもりですが、
正直どうやったら最善なんでしょうね?

ふぁんふぁんの時、どうしてたかなぁ~・・・
レオ君の時、どうしてたかなぁ~・・・

皆様の、先輩にゃんこさんの記事を読み返させてもらってます。
後ほど、コメントのお返事しますので、もうしばらくお待ちください。

でわでわ!