淀川ニャが治の名画解説 3 | ふぁんふぁんのしっぽ ~猫の腎臓病・糖尿病 ブログ~

淀川ニャが治の名画解説 3

めちゃめちゃ懐かしいタイトルです。
昔から僕のブログを見てくれてる方は覚えてるかも?

洋画とか海外ドラマとかよく観るので、6年ぶりに復活です!
最近は海外ドラマがメインなので洋画は年間80本くらいしか観てませんが、

過去に観たモノや最近観返したモノなど覚書程度にご紹介。

今日は猫ネタなしですので映画にご興味の無い方は遠慮なくスルーでどうーぞ^^


あらためてこの画像見ましたが、なんてくだらねぇ・・・
知ってる人ほとんどおらんやろね。


まぁ、画像は気にせずスルーしてください。
今回最後にします。

【ホテル・ムンバイ】


・ドラマ 実話

・2018年、オーストラリア・インド・アメリカ合作映画。
・評価 ★★★★★★★★☆☆ (8.5点)

久しぶりに見応えのある1本でした。

2008年にインドのムンバイで実際に起こった同時多発テロを描いた作品。
複数の場所で起こった虐殺の中から、五つ星のタージマハル・ホテルをメインに描いてます。
出演は「ライオン ~25年目のただいま~」や「スラムドッグ ミリオネア」のデヴ・パテル。

最初から最後まで、ノンストップの緊張感が観る側(観客)を映画の中に引き込み、

命がけで宿泊客を救おうとする従業員の勇気だけでなく、リアルな恐怖や絶望感、

洗脳された若いテロリストの葛藤や狂気までも伝わってきます。

イギリスの植民地として統治されていた以前からのイスラム教とヒンドゥー教の宗教的対立。
インド統一を目指して暗殺されたマハトマ・ガンジーや今も引きずるカシミール問題、

イギリスによるインドとパキスタンの分離独立による虐殺や対立悪化などなど・・・

根強い憎悪や狂気だけでなく、貧困や無知が無くならない限り、争いは永遠に続くのでしょうか。

ちなみに・・・今日、8月15日は日本の終戦記念日ですが、インドでは独立年日です。

【英国総督 最後の家】



・ドラマ 実話を基に。

・2017年、イギリス映画。
・評価 ★★★★★★★☆☆☆ (7.5点)
 

ムスリム(イスラム教)の女性とヒンドゥー教の青年の恋愛といったフィクションを取り入れ、

インド・パキスタン分離独立の駆け引きや策略などノンフィクションを分かりやすく見せる作品。

イギリスより派遣されたインド最後の総督マウントバッテン卿とその家族が独立のために奔走し、
独立までの政治的な流れだけでなく、「総督の家」を中心にした人間模様も描いたストーリー。

マウントバッテン卿を演じるのは、ドラマ「ダウントンアビー」でグランサム伯爵を演じたヒュー・ボネヴィル。
国力の弱まったイギリスがインドを独立という形で手放そうとしてマウントバッテン卿を派遣。

数百人の使用人を抱える総督官邸で行われる統一派と分離派の駆け引きやイギリスの思惑など、
国の分断によって生まれる悲劇や憎悪を分かりやすく描いていながらも、

決して堅苦しくならずにテンポよく展開する丁寧な内容が観ていて疲れません。
上記の「ホテル・ムンバイ」を観るなら、是非こちらも観て下さいね!

【オンリー・ユー 光を求めて】


・ヒューマンドラマ
・トルコ映画
・評価 ★★★★★★★ (8.0点)

トルコ映画、ハマってます!
 

盲目の女性に恋をした元ボクサー。

自らの過去の悪事が彼女を苦しめていると知り、人生を立て直そうとするが、

愛ゆえに、男はある危険な賭けに出ることに・・・

ドラマ「運命の交差点」でも共演しているイブラヒム・チェリッコルとベルチム・ビルギン。
盲目の女性役で出演しているベルチム・ビルギンは、
国連の汚職事件を描いた実話「バグダット・スキャンダル」にも出演しています。
 

トルコ映画やトルコドラマは豪華で面白いですよ!
韓国映画の「ただ君だけ」のリメイク版で、両方ともNetflixで観れます。

今回はちょっと少ないけどここまで。


実は本日、ふくちゃんを動物病院に連れて行ったところ、腎臓病がけっこう進行してしまった・・・
検査結果や今後については近々アップしますが、
ここ数日は過去記事の整理をするので、更新メールは無視してくださいね!
 

でわでわ!