私は幼い頃からどうも常に好奇心という物が頭脳の面積を普通以上に占めているんじゃないか、というような行動をします。
例えば、3才の時に父がピンクのプラスチック製のヘアバンド (当時はロシア語のカチューシャという名前で呼ばれていたとおもいますが) を私と2才年上の姉に買ってくれた時の事です。
ヘアバンドには小さなお花の形をした飾りが付いていてその中にはキラキラ光るビーズがはめ込んでありました。
頭に付けるとまるで自分がお姫様になったような気がして、二人は有頂天にはしゃいだものです。 問題はこのあと・・・・・
姉はヘアバンドを髪に付けない時にはきちんと箱の中に保管して大切に扱っていました。 じゃあ私はどうだったかというと、ヘアバンドを頭に付けていたのは恐らく数十分もなかったんじゃないかと思います。
気が付くと、ヘアバンドは髪の中ではなく私の手の中にあったのです。
ヘアバンドの形はU字型をしているでしょう? 3才の私の好奇心はその点に一気に向かったのです。
ヘアバンドはプラスチック製で作られているから少々しなやかに曲げる事ができるのですが、曲げ過ぎるともちろん 「ボキッ」 と折れてしまうのは誰にでも想像は難くないと思います。
しかし3才の私には自信があったのです! 絶対に折らずにヘアバンドの端と端をくっつけることができるはずだ! ・・・・・ と一心に一ミリずつ近づけて行きました。 あともう一息!!
「ボキッ!」
あ~あ! 綺麗なピンクのヘアバンドは真っ二つに折れてしまいました。 (当然!)
でも、絶対できるはずだ! と私の好奇心はそこで終わる事はなかったのでした。 姉がいない時を見計らって、姉の宝箱のフタをあけてそっとヘアバンドを取りだして、再実験開始! 今度こそは成功してみせると、もう私の心はその事で夢中。
結果は・・・・・? 言うまでもありません・・・・
この性格、気質? はアメリカに来てからも変わる事なく、本当に様々な事を試してきました。 もちろん失敗した数は限りないわけですが。 根本にある私の哲学は 「とにかく失敗しても試みる事が大切 」、 要するに、失敗を恐れるな、というところでしょうか。
今週末、「ファイヤーウォーク ( firewalk )」 という真っ赤に燃やされた炭の上を素足で歩く、という奇妙な機会が突如訪れました。 これは参加したコンベンションのプログラムの一環でした。 実はこんなイベントが盛り込まれているなんてその時まで知らなかった自分がうかつだったのですが。
いやぁ~、今回だけは流石の私の好奇心も小さくしぼんでいました。 なにしろ失敗したら足の裏が大ヤケドするだろう、というオマケ付きです!
にもかかわらず、頭の中では 「 やらないで引き下がるのは絶対に後悔が残る 」 という気持ちが 「 大火傷の可能性 」と交互に行ったり来たりしていました。
やめればいいのに、この好奇心が 「ヤレー、ヤレー!」と迫ってくるのです。
さんざん悩んだ末・・・・・・・
勝ったのはどっち? もちろん 「 好奇心 」 の方です。
そして真夜中、真っ赤に燃える火の通路の前に立つ自分の姿がそこにありました。
ドキドキ・・・ドキドキ・・・・ドキドキ・・・・・・・・・
恵林寺の快川和尚の言葉 「 心頭滅却すれば火もまた涼し 」 じゃないけれど、心を「 無 」 にして 「おっー!」 と火渡りをしました!
数秒後、
やったぁ~!!! しかも火傷無し!
というわけでめでたし、めでたしのハッピーエンドでした! 好奇心もいいですが、時にはこういう冷や汗をかく場面もあるということですね。 (笑)
*上の 「ファイヤーウォーク (firewalk) 」をクリックしてみてね。 何故ヤケドをしないのか、科学的に説明してくれます (英語で)。
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「好奇心」 に関係する英語:
I'm curious.
(好奇心がある、興味がある)
I'm eager to know/learn about it!
(すごーく知りたい!)
I'm dying to know /(or ) find out about it.
(すごーく知りたい!)
I'm inquisitive.
(とても興味がある。)
Curiosity killed the cat.
(他人の事ばかり詮索しているとろくなことがないよ、と言う例え。)
