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6/13(土) ナビスコカップ予選リーグ第7戦 [H]浦和-大宮[A] (埼玉スタジアム)

見事、ダービーを制して決勝T出場が決定!!
ただ気候のせいか全体的にあまりコンディションがよくなく、特に点差が開いてからはミスが目立つ課題の多い試合でした。
今日の試合は無失点で抑えられる試合でしたね。
 
それにしても大宮は大丈夫だろうか・・・。
酷いを超えて酷すぎた。

◆スタメン◆
山岸・坪井・暢久・西澤・永田・啓太・細貝・直輝・原口・高原・エジミウソン
◆ベンチ◆
大谷・堀之内・濱田・赤星・林・高橋・セルヒオ


◆交代◆
後半11分・・・直輝→高橋
後半23分・・・西澤→セルヒオ
後半33分・・・細貝→堀之内
◆結果◆
6-2で勝利


~選手の距離感~
今日はサポートが遅れたり、くだらないパスミスが多かった。
ライン自体はコンパクトにまとまっているものの暑さのせいか運動量がなくて選手の距離感が悪かった。
もう少し気を使って運動量を増やして早いタイミングできちんとフォローに行く必要がある。

これから徐々に暑くなっていく中で今の時期でキツいようだと先が厳しい。
4-4-2から4-5-1にして中盤を厚くして選手の距離感を無理やり縮めたほうがいいのかも。
ただ高原も調子上げてるだけになかなか難しい選択・・・。
夏場はこの2つのフォーメーションをいかに使い分けるかがかなり重要になってきそう。
 

~西澤と永田~
永田の守備は課題があるものの前回の磐田戦と比べてだいぶ修正できていた。
そして今日は初アシスト!PA内に進入してのパスは素晴らしかった。
西澤に関してはリーグ戦の出番が来る日もそう遠くないはず。
二人とも素材は良いからこの調子で成長して欲しい。
ただ体力とフィジカルはもっと鍛えないといけないかな。

~啓太と細貝~
啓太は正確なフィードをガンガン蹴るし、素晴らしい潰しも連発。
頼れるアンカーが以前よりパワーアップして完全復活。
細貝は何故か最近長谷部と被る。(そう思うのは私だけじゃないはず)
フィジカルも強いし、SBの経験で熟成された攻撃参加がかなり活きてる。
やっぱり細貝はCHの選手。阿部もうかうかしてられない。

今日はナビスコ杯大宮戦

今年二回目のさいたまダービー。
相手は現在ボロボロ、こちらは現在離脱者多数。
WEBで収集したスポーツ新聞の情報によると大宮の張監督は若手起用を明言している様子。
こちらも若手が多いので他クラブの同年代の選手との力の差を測る意味では良い試合になるのかな。
今日勝たなければ決勝Tに出場できないので、若手の頑張りには期待しています。
やはりナビスコはリーグ戦よりもチャンスが多い分、彼らも相当気合入ってるはず。
もし永田が出るなら彼の守備がどのくらい修正できてるか楽しみだなぁ。

中村俊輔の移籍動向

スコットランドプレミアリーグのセルテックで4シーズン過ごしてきた中村俊輔の移籍がほぼ確実なのは皆さんご存知かとは思いますが、新たな所属先としてJリーグの古巣"横浜Fマリノス"とリーガエスパニョーラの"エスパニョール"が取沙汰されています。

中村は以前から古巣復帰を考えている趣旨の発言が多く、今年こそは・・・と思っているファン・サポーターもかなり多いようですが、交渉は難航中。
そもそも中村とマリノスはほぼ合意に達していて、本日中にもメディカルチェックを行う予定だったようですが、中村側がマリノス側の"中村の体のケアを無視したスケジュール設定"に対してかなり不信感を持っているらしく、そこで話が拗れた模様。

元々、欧州とJでは"秋春制"(秋から春にかけてリーグ戦を行う)と"春秋制"(春から秋にかけてリーグ戦を行う)というシーズン制度の違いがあり、シーズン終了と同時に移籍するのはフィジカルコンディション・戦術面で相当に厳しい。
欧州の厳しいシーズンを終え、代表連戦参加後すぐにJリーグという超ハードスケジュールは健康体の若い選手でもほぼ確実に離脱するだろう。
これに加えて中村はもうじき31歳とサッカー選手としては決して若くないし、グロインペイン症候群を患っている。
2010年のW杯出場を目指していることを抜きにしても、中村からすれば体のケアはサッカー選手を続ける上で最優先課題であるといって良いだろう。

そんな中村に対してマリノス側は"本人の同意を得ずに既に6月21日の浦和戦での復帰とそれにあわせたグッズ販売、複数のイベント等の無茶苦茶な予定を組んでいた"らしく、そういった業務最優先中村酷使の姿勢に中村側が怒っているようです。
中村のマリノス愛の足元を見たクラブ側の酷い仕打ちに怒るのは無理もないですね。
今度は獲らぬ狸の皮算用をしていたマリノス側が足元見られる番ですかね。

それにしてもマリノスはいつまで経っても迷走から抜け出せませんね。
マリノスタウン・監督・補強等、方向性が曖昧でなにがしたいのかさっぱりわかりません。
実績があるクラブで素晴らしい選手が揃っているだけにもう少し頑張ってもらいたいものです・・・。

浦和レッズ×スカパー スペシャル特典DVD(簡単な流れのネタバレ)

スカパーからレッズの特典DVDが届きました。
↓以下ネタバレ↓










鹿島戦前日の大原での練習

鹿島戦当日の選手・サポの鹿スタ入り

試合前の屋内ウォームアップ

試合前のピッチウォームアップ

試合直前のロッカールーム前

試合直前の鹿島の選手とのやり取り

簡略な試合内容

試合後の簡略な選手インタビューとフィンケのインタビュー

ホーム初戦のFC東京戦の簡略な結果

といった内容の40分程度の映像です。
たまにナレーションが入る程度で内容はとてもシンプル。
試合前の選手の表情や緊張感がよく伝わってきます。
こういった特典でファン・サポーターを喜ばせるのはとても素晴らしいアイディアだと思います。
今後もこのような特典が続くことを期待。

スカパー

6/10(水) 2010年W杯アジア最終予選 カタール戦(HOME) 方向性と課題

今日は集中力がなかったですね。
メンバー関係なく今のままではGL突破はかなり厳しいでしょう。

◆スタメン◆
楢崎・中澤・闘莉王・内田・今野・橋本・阿部・俊輔・憲剛・玉田・岡崎
◆ベンチ◆
都築・山口・駒野・松井・本田・興梠・矢野

◆交代◆
後半13分・・・阿部→松井
後半22分・・・玉田→
興梠
後半36分・・・俊輔→本田
◆結果◆
1-1で引き分け

今日は日本の目指してるサッカーとその課題を書きます。

今の日本が目指しているサッカーは

・前からの徹底したプレスでカットしたりセカンドボールを拾って攻撃に繋げる
・勇気を持ってラインを上げ、オフサイドと早いチェックでボールを奪う

・コンパクトな陣形を保ち、フォローを早くして連続攻撃を行う
・常にフォローをすることで味方の選択肢を増やす
・密集とオフザボールの動きを織り交ぜ、数的優位で崩す
・密集とオフザボールの動きを織り交ぜ、虚を衝いたサイドチェンジから崩す

・外からクロスを上げるのではなく、ペナルティエリア内に進入して展開する
・選手が入れ替わり立ち代りペナルティエリア内に走りこむ

・戻る時間と体力の確保のためにとにかくシュートで終わる

上記のようなサッカーだと思う。

かなり難しいようにも思えるが、フィジカルや技術と違い
克服できる部分である。
つまり本気で勝ちたい気持ちと努力と団結があれば解決できる問題だ。

このサッカーをやる上で基礎となるのは
・チームとして連動したプレスとボールを奪う場所の明確化
・相手の運動量を上回る的確な判断を伴った運動量
・攻守共に徹底したフォローを行う為の判断力と判断スピード
・味方の選択肢を増やすための前線の早い動き出し
・寄せられても周りの選手に落とせるくらいのフィジカル
の5つ。

日本は最低でもこの5項目をW杯までの1年間で克服する必要がある。
これは23人全員に言えることだ。本番まではいくらでも失敗して良い。
そのかわりきちんと課題をクリアして精度を上げていかなければならない。
日本がW杯で戦うであろう相手は日本より技術も精度もフィジカルも優れている。
個の力で負けているのなら日本は組織で、ボールがないところの動きで勝負するしかない。
まずは今日のような集中を切らす場面をなくして、一歩一歩前進して欲しい。