ピースボートの旅、3カ国目はスリランカ!コロンボです
シンガポールを出港した二日後、船は急患搬送のため近くの港に寄り道をしました
船では風邪が蔓延しています
なんとインフルエンザも出ていると
どこでもらってきたのだろう
コロンボに近づくにつれて波が荒れてきました
それに伴って船酔いする人が続出
みんないろいろな疲れが出てきているのでしょう
軽い気持ちで船に乗ってしまいましたが
よく考えたら逃げ出すことのできないこの空間、結構なストレスです
寄り道に加え、悪天候が続いたこともあり
入港が予定時刻よりも2時間遅れました
入港すると現地の人たちが手を振って迎えてくれます
とてもウェルカム精神溢れる温かい国だ~
コロンボではコロンボ市内観光のオプショナルツアーを申し込んでいましたが
同室のメンバーKちゃんが自由行動するということで
ツアーをキャンセルしました
1ルピー=0.7円という物価が安い国であり
行動範囲もそれほど多くないのに
12000円のツアーは高い
シャトルバスで港から市街地に移動しました
街は想像通り
暗くて建物も古く治安の悪さが伝わってきます
市街地は観光客向けにずら~っとお店が並んでいました
歩けばみんな声をかけてきます
歩いてPettah Floating Marketという日用品が売っているマーケットへ行きました
バッグ二つとノースリーブシャツを値切ってゲット
お昼はコトゥというスリランカ料理を食べました
刻んだパンと野菜を炒めた料理で300ルピー
本当はスリランカカレーを食べてみたかったのですが
カレーのあるレストランを覗くと
みんな素手で食べていて・・・
スプーンがあるレストランを選んだところ
コトゥになってしまいました
そしてビールも飲みましたー
ぬるいビールはキンキンに冷えたものでないと美味しくない
というのは日本人独特の考えらしいですね
その後トゥクトゥクに乗りBarefootという雑貨屋さんへ
カラフルな布地を使ったぬいぐるみやバッグ
もちろんリーズナブルでとてもかわいくて良いお土産が買えました
事前調査してくれていたKちゃんに感謝です
そして歩いて地元スーパーへ
こちらでも安く紅茶やシナモンをゲット
その後喫茶店でお茶をして
夕食がてらバーへ行きました
さすがに日没後は危ないためタクシーを呼びました
バーの入り口でタクシー待っていたら
心配したのか店員さんが出てきてくれて
タクシーの運転手に電話して道案内をしてくれました
そして無事船に戻れました
お店の中にいるとスリランカにいることを忘れてしまいますが
一歩外に出るとそこはもう治安の悪い国です
歩けば日本語で話しかけてきてついてきます
マイブラザーが東京で働いているとか
マイブラザーが千葉大学にいるとか
マイブラザーが、、、
口を開けばみんなマイブラザーマイブラザーって
マニャアルがあるのでしょうか
無視をしたら後ろからフルボッコされるか
下手したら拐われて遠い国へ売られるか・・・売られたら何ルピーで売られるのかな
なんて考えて最初はへーとかほーとか一応相手をしていましたが
Kちゃんは日本人じゃないフリをして完全無視
しっかりしてる
でもこわかった~
本気で日本に帰りたいと思いました
一人で観光しようとしていたKちゃん、お互い良かったねーと
ツアーの12000円は安全を買うようなもんですね
そして帰船後に聴いた話では
トゥクトゥクに乗ったら騙されて高額請求されたとか
行き先とは違うお土産屋に連れていかれたとか
支払いをしている時に現金を奪われたとか
スマホで写真を撮っていたらスマホを奪われたとか
みんな酷い目に遭ったそう
確かに私たちもトゥクトゥクに乗る前に交渉をしたところ
10分かからないところなのに6000ルピーと言われました
バカ言ってんじゃないよと言わんばかりに
強気で交渉を続けたら200ルピーで行けました
もちろん入港前のオリエンテーションでもトゥクトゥクの高額請求について注意喚起がありました
あれだけ言われていたのに騙される人っているのかな~って思っていましたが
ほぼほぼ騙されたそうです
そりゃみんなウェルカムで迎えてくれるわけですね
バーの店員さんみたいにみんながみんな悪い人ではありませんが
この国にいたら完全人間不信になります
というか日本で育った自分たちが世の中に甘いのか
そんなこんなで3カ国目にして世界を知りました
日本は本当に平和です
一生行くことのない国でしょう
いくら愛する旦那さんの転勤でも私はついて行かないと思います
いえ、ついていきません
この歳で結婚条件が増えてしまいました(笑)
でも一生に一度と考えたら良い経験ができました