全く苦痛のない苦悩のない
真の自分に辿り着くには
手探りで自分を生きなければならない
全ての欲を真に捨て
書籍の内容、識者の言葉、世間のしがらみを
自分に入れてはいけない
自分の中の無数の自分と相談して
一歩一歩、暗中模索する
怖がってはならない
憂いも嘆きも捨てていく
自分を傷付け、壊していく
自分を苦しみ貫いていく
最後に傷つける場所は最後の自分
自分となるものの対の他者
最後の欲望と言えるかもしれない
それを傷付けた苦しみから脱した時
全ての苦しみが無になる
全てが無になり
自分が宇宙(そら)へ解放される
「喜び」「幸せ」「愛」からの解放、超越
なにもない、星屑の瞬きしかない
「宇宙」へ
わたしは辿り着いた