「星に願いを」「月夜に願いを」
「神社で願をかける」「二人の願い」
願いとは欲望であり、曖昧な儚いもの
「プラトニズム」
有限の中に生きているのに
無限が存在していると勘違いを起こしている思考
未知数に対する希望
即ち、ある筈のないものを見ている
「幻想」
願いの先、あるいは願いの中には
必ず他者の存在があるだろう
その欲望に悪意を入れることで願いが叶う
その他者を騙せばいいのだ
決して騙していると思われずに綿密に
戦略と思われずナチュラルに相手に依存させる
そして大きく騙す
そうすれば願いは叶うだろう
自分一人だけの願いも然り、
欲望のエネルギーで戦略的に自分を騙す
その願いを綿密に計画的に盛って練り上げる
「運命の二人の、一つの同じ願い」
いつかその願いは、一つではなくなる
具体性をもって日々を過ごさなければ…