人間には人それぞれ違った能力がある。
身体能力の高い者、頭脳明晰な者、芸術性の高い者、超能力を有する者、それら全てを持ってしまった者。
それらは個人がこれまでの人生で、幾度もの岐路にぶつかりながら選択しながら、培ってきたもの。
その能力が、人生に必要だったと言える。
自身の心を平穏にするため、楽しくするため、或いは怠惰からくる効率性かもしれない。
しかし、その能力があればあるほど、困難が待ち受けている。心を平穏にしなければならないための苦闘が次から次へと目の前に現れる。
それを乗り越えると、少しの間、平穏が訪れる。
これは人間の真理だと私は思う。