押忍!
続けてブログ書きます
中国で試合したダイキ
タンタンファイトクラブのゴリラ
タンタンファイトクラブ1格好良くない男です
そんなダイキは今回の中国で恋をしました
相手は通訳してくれる2つ下の女性
メガネをかけていて髪の毛はロングでとても優しい方でした
なぜか何処へ行ってもダイキとずっと会話をしていて、俺と佑馬は離れた場所から邪魔しないで暖かい目で見ていました
何を話したかどんな内容だったか俺らは遠くから見ていたから分かりませんでしたが、その通訳の人と話をしているダイキはとても幸せそうな顔で微笑んでいた
ダイキとは知り合ってもう6年?7年?くらい経ちますが、あんな幸せそうな顔は見たことありませんでした
まあどんだけ幸せそうな顔でも格好良くはないからただの笑ったゴリラみたいな顔なんですがね。
何を話したかは分かりませんが、あんな幸せそうな顔で話していたって事はよっぽどダイキにとっては最高な時間だった事でしょう
こんな感じでずっとです
ずーっと話していました
俺と佑馬は早くホテルに戻りたくて待っているのに、そんなの気にせず1人の世界。いや、2人の世界。
30分くらい経ってダイキと通訳の人の話が終わりこっちに戻ってくると、『待たせてしまいすいません』と言う謝罪の言葉はなくルンルンのスキップで帰ってきて笑顔で『それじゃホテル戻りますか』との事。
ツッコミたかったがダイキはボケではなく真剣に言っていたので突っ込めずに終わりました。
ホテルに戻りダイキに
『あの人にLINEでも聞いてみたらどうだ?』と言ったら
試合が終わって帰る最後の日に聞きます!との事。
※隣で佑馬はなんでか笑いをこらえている様子
きっと心の中でバカじゃねえの?鏡見た事あんのか?って思っていた事であろう
そして試合当日
控え室にその通訳の女性が来た
お!っと、思っていたらまさかのまさかでダイキの隣ではなく、僕の隣に座る通訳の女性。
あれ?
あれれ?
ダイキの右隣に座っていた佑馬と目があって、あれ?ダイキの隣じゃないの?と、佑馬と目で会話をする。
そして今度は俺とその通訳さんが話す
もちろん俺はダイキも目の前にいたし変な話はしないで普通の会話をしていた。
なんで日本語を勉強しようと思ったの?
好きな食べ物は?
何歳?
ごく普通の会話をしていました
すると3メートル離れた所から物凄い殺気を感じてまさかと思い殺気が感じる方に視線を向けると、ファウルカップをつけながらウ゛ァンダレイ・シウバがリング上で相手をにらみつける以上の目で俺を見ているダイキがいます。
あの目でどんだけ怒っているかが伝わりました
クリリンを殺され怒りでスーパーサイヤ人になった孫悟空より怒っていました
違うんだ
ダイキ
落ち着け
お前の惚れた女を口説いてるわけじゃない
俺は世間話をしているだけなんだ
その怒りのままリングに上がったダイキ
試合に負けたのは俺のせいで怒りのボルテージがマックスにまで上がっていて、冷静に戦えなかったのかもしれない
って事は今回の負けは俺のせいって事になるのかもしれない
負けはしたが、LINEをしっかり聞こうとするダイキ
しかも通訳の女性はダイキの事をこう言ったんです
『ダイキサンハトテモステキナカタダトオモイマス』
おおぉぉ!!
最高の言葉じゃないか
そしてその次も
『ダイキサンノワラッタカオワタシハスキデス』
お!おお!おおぉぉ!!
さらに最高の言葉!!!!
これは良いんじゃないか?
物凄く良いんじゃないか?
今がチャンスだ!
いけ!ダイキ!
今LINEを聞くんだ!!
勇気を振り絞ってファウルカップを外しながらダイキがLINEを聞いた
結果.......
この続きはまた今度
この話はノンフィクションです