かばしま ふみ (プロフィールはこちら)
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再婚・高齢出産を経て、
二児（１男１女）の子育てに奮闘中。
熊本県在住。
QHHT（量子催眠）・マヤ暦・心理カウンセリングをツールに、
自分らしく生きたい人が
自分の中にある答えを見つけるお手伝いをしています。
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「今、一番大きな扉を叩いて、飛び出す感じ」
インパクトが強いLINEメッセージを、友達から受けとった。
これまでも
彼女の細い体から、想像もできないほど
骨太で大きなことを巻き起こしてきた女だ。
今回は、一体何をするのだろう！？
「気になる！聞かせてー」
ということで、ランチの約束をした。
オーガニックの美味しいランチのテーブルの上で、
彼女の口から、
これまた、思いがけない話題が飛び出した。
「別居を決めました」
そう語る彼女は
どこまでも清々しい空気をまとっていて、
そこには、恨みも未練も
一点の曇りも迷いもなかった。
彼女の家庭で何か起きていたのか
詳しいことは知らない。
まだ幼いやんちゃな男の子たち。
それから、私はお会いしたことはないけど、
話を聞く限り、
奥様に理解があって
家事育児にも協力的な旦那様。
反射的に
自身のシングルマザー時代の苦労がフラッシュバックして、
いつもの私の癖が出た。
親しい人に苦しい思いをさせたくない。
なんとかカップルを繋ぎ止めたい。
という衝動が沸き起こる。
「別居はするけど、夫婦という関係は続けるの？」
今は、うちだって、夫が単身赴任中。
別居婚みたいなものだ。
「夫に、もう、愛はない、ということ？」
共同生活するとストレスになるけど
適切な距離をとることで
つなげる愛もある。
彼女は、
地面にゆっくり落ちる花びらのような
静けさと軽やかさで応えた。
「私には
夫婦と何か、愛とは何かが
分からなくなって。」
「でも、一緒にいると、私は私らしく生きれない。
どんな関係がいいのか、見つけたい。
そのために、今は離れたい」
私らしく生きることに
妥協せず覚悟を決めていることが
伝わってきた。
「子供たちも小さいのにという人もいるかもしれない。
だけど
これが自分への責任をとるということだと思う」
その彼女の在り方を見ながら
私の中で、大きな変化が起きた。
長年背負い込んで来た
自分の離婚に伴う苦しみ、
それに伴う、人の別れを繋ぎ止めたくなる衝動が
剥がれていった。
心から、彼女の挑戦を祝福し、応援したいと思った。
自分に責任を持つ覚悟を決めた生き方が
他人に大きな影響を与える瞬間を、
自分の中で体験した出来事だった。
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【プロフィール】
＊再婚・高齢出産を経て、
二児（１男１女）の子育てに奮闘中。
熊本県在住。
パソコンインストラクターの傍ら、
マヤ暦、カウンセリングを
提供しています。
弱いけどワイン好き。
下手だけどタンゴにハマっている。
＊QHHT（量子催眠）、マヤ暦をツールに
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お手伝いをしています。