ワイキキからコオリナへ移動しました。
今日からの約3週間は、マリオット・コオリナビーチクラブでの滞在となります。
ワイキキの喧騒を離れて、同じオアフ島に居ながらも、ネイバーアイランドに来たような雰囲気に浸れる場所。
それがコオリナ地区です。
私たちがマリオット・コオリナのオーナーとなった当初は、コオリナ開発当局のポリシーとして、『コオリナは第二のワイキキにはしない!』というものだったと聞いております。
2009年に初めて訪れたコオリナは、車道には信号機も無く、ただただのんびりとした雰囲気のハワイの田舎でした。
でも、確かに高級リゾートとなるべき要素は十分に感じられたのです。
オアフ島の絵地図でご説明しましょう。
下が南で、上が北になります。
赤色円で囲んだ地域がワイキキで、そこから西側へ行った先の黄色円の地域がコオリナです。
つまりコオリナの海岸は、オアフ島のウエストショアなのですよ。
ワイキキとは天候が異なります。
また、ワイキキでは夏になると夕陽が山側に沈んだサンセットとなるのですが、コオリナでは一年を通して水平線に沈む美しいサンセットを見る事が出来るのです。
マリオット・コオリナビーチクラブの正面エントランス前。
以前にも増して、地元民の物と思われる車両やモーターバイクの駐車が多く見られます。
この場所は左回りのロータリー式エントランスで、車両は乗降のための一時停車は許可されていますが、駐車場ではありません。
でも今は、こういった車両が長時間に亘ってこの場所に乗り捨てられている状態になっています。
コオリナ・リゾートエリアの車道をモーターバイクがエンジン音を響かせて走るという状況は、かつては有り得ないほどに稀な事でした。
そもそもに、昔はその様な大型バイクなんて、このエリアには入って来られないものと思っていたのですよ。
コオリナも、大きく変わったように感じられます。
毎回の来訪時に、この場所から海方向を眺めるのが好きです。
マリオット・コオリナのリゾートガーデンが、見るも優雅に広がっているのです。
マリオットのコンドミニアムが建っている場所のビーチは第3ラグーンです。
パームツリーの樹林の向こう側に、半円形の湾が見えていますね。
早くあの砂浜に行って、のんびりゴロ寝したい気持ちになります。
近年は、マリオットのリスクトバンドをせずに施設エリア内に居ると、係員に呼び止められてチェックされる事が多くなりました。
おそらくは、マリオットの宿泊者以外の外部客が入り込んでプールやジャグジーを使うという事態が多くなったからだと思います。
実は、私たちも実際にそのような現場を目にした事もあるのです。
マリオットの設置したビーチチェアが、外部から来た地元民に占領されていたり、マリオットのタオルまで持ち帰っているという事態も、実際にありますから。
兎にも角にも、コオリナに来ました。
できるだけ浮世を離れて、のんびり過ごしたいと思います。
マリオット・コオリナに到着して直ぐに、部屋の準備は整っているという事で、ラッキーなアーリー・チェックインとなりました。
本日からの1週間は、ナイアタワーのスタジオタイプ・ルームで生活します。
私たちの所有権は、基本的には2BR(2LDK)オーシャンビュー・毎年浮動週の土地権付き不動産・1ウィークというものですが、そのユニットをロックオフして1BRとスタジオタイプルームに分ける事により、トータルで2週間の滞在が可能となります。
今回は、最初の1週間を、ロックオフによってセパレートさせたユニットのスタジオタイプルームに入るのです。
ナイアタワーは事前リクエストした事による手配でした。
部屋の位置はマリオットにお任せでしたが、オーシャンビューは権利として確定しているので、指定のフロアが11階となると、一番奥の部屋はオーシャンフロントになります。
その一番奥の部屋が、第一週目のホームですよ。
ルームナンバーは、31119号室。
つまり、ナイアタワーの11階の19号室という事です。
既に私たちは知っています。
19号室は、オーシャンフロントの南側角部屋であるという事を。
角部屋は、各階に南側と北側の2室しかありません。
実のところで申し上げると、最初の1週間は二人だけのスタジオルーム滞在なので、別に角部屋ではなくても、オーシャンビューなら何処でも良いと思っていたのですが、マリオットの対応が素晴らしく、私どもにとってはラッキーな手配となりました。
部屋の構造はシンプルですが、ベッドや家具は高級タイプです。
そこのところは、流石にリゾート施設ですからねぇ。
ベランダも、1BRのユニットに比べると面積は小さいですが、なんたってオーシャンフロントですからロケーションは絶景です。
遥々来たぜ、コオリナへ〜!
コオリナの第3ラグーンが晴れ渡っていて清々しい!"
この海ですよ! この海!
今すぐにでも、ビーチに行きたい衝動に駆られます。
しかしながら、眼下の直下にはBBQガーデン。
そうなのです。
ナイアタワーのオーシャンフロント角部屋は、高ければ高いほど焼肉臭から遠ざかるので、11階だから良かったものの、6階より下には入りたくないといった、微妙な場所に在るのです。
まずはラッキールームの手配に感謝して、荷解きをしましょう。
ベルディスクに一時預けしていた荷物は、私たちの入室と同時に届けられていました。
ベランダ側から室内を見ると、こんな感じです。
手前右に見えるリビングソファは、座面を引き出すとキングサイズベッドに変換出来るタイプです。
入口前に簡易タイプのキチネットがあります。
キチネットにはコンロの設定が無く、電子レンジが設置されています。
クローゼットは1箇所です。
シンクのサイズは小さいですが、食器類は充実しており、追加のリクエストにも直ぐに対応してもらえます。
アメリカのコンドミニアムでは、コーヒーメーカーは標準装備。
備え付けのコーヒーは、ヒルトンと同じでハワイアン・パラダイスでした。
電気ポッドにペーパータオル。
もちろん、消耗品はいつでも追加補充してくれます。
シンクの下には、ライスクッカー(電気調理鍋)とトースターが搬入されていました。
つまりは、ご飯は炊けるし、煮物料理くらいなら室内で出来るという事です。
バスルームもそれなりにしっかりした構造で、二人滞在ならば問題無く使えます。
ベランダに出たまま、戻って来ない桃レンジャー。
それでは早速行きましょうか。
オーシャンビューからオーシャンへ…。