夕暮れ前からワイキキのブラ歩きを楽しんでいます。
お天気は曇り空の状態で、時おり太陽光が射しこむと一気に明るくなりますが、その晴れ間も短い時間だけなので、鈍よりムードのままに日が暮れたといった感じです。
それでも夏のハワイは気温は高いですから、多少のスコールがあったとしても雨が上がれば直ぐに乾いてしまいますし、軽装で過ごせるという環境がお気楽ですね。
ワイキキビーチから眺める本日のサンセットは、分厚い雲と鈍色の海に挟まれて、押し潰されているかのように輝いていました。
その太陽が沈んでしまうと、ビーチは街明かりに照らされます。
ダウンライトに輝く水平線よりも、街の灯りが明る過ぎて、海岸沿いは人工的な美しさに包まれていました。
そして、夜になっても人が多いというのも、ワイキキビーチの特徴です。
バニヤンツリーの下の広場に、大勢の人が集まっています。
その群衆の中に入ってみましょう。
広場では、ハワイアンショーが開催されていました。
近年のワイキキでは、あちらこちらでこういったサービスイベントが披露されています。
この場所の他には、ロイヤルハワイアンセンターの中央コートとか、ワイキキビーチウォークの芝生広場などでもショーを見る事が出来ますよ。
海岸線の先端から、夜のワイキキビーチを眺めてみましょう。
シェラトンホテルとモアナサーフライダーホテルが、窓明かりのイルミネーションを纏っています。
カラカウア通り側を眺めると、ハイアットリージェンシーホテルが一際高く輝いていました。
ワイキキの夜景を、ワイキキタウンの中に居ながら見るのも面白いです。
夜になると、ダイヤモンドヘッドは見え難くなりますが、ホテル郡のイルミネーションが美しく輝きます。
砂浜を歩いて、ワイキキビーチの中心地まで来ました。
そこに在るのは、ロイヤルハワイアンホテルです。
ピンクパレスと称されるホテルは、オレンジ色に輝いていました。
ワイキキビーチのナイトビュー。
夜景の鑑賞ならば、高い所から見下ろすスタイルが一般的だと思いますが、ビーチに立って低い目線で眺めるというのも、なかなか悪くはないですよ。
そのビーチの一箇所に、怪しげな美しさを放つスポットが在りました。
それは、モアナサーフライダーホテルのビーチサイドレストランです。
オシャレな雰囲気ですねぇ…。
ボードラックの小道を抜けて、カラカウア通りへ戻ります。
ワイキキの交番裏に在ったボードラックが放火で消失してから、この場所のボードラックも閉鎖になるらしいとの話も聞いていたのですが、今のところは現存しています。
放火犯は逮捕されましたが、警戒体制は強化していく必要があるでしょうねぇ。
ロイヤルハワイアンセンターの壁面に灯る、大きなキャンドルライト。
ロングスドラッグスのイルミネーションサインボード。
24時間営業のドラッグストアは、ワイキキ滞在中には便利に使える場所です。
販売商品も薬品だけではないので、用途は広いですね。
カラカウア通りからワイキキビーチウォークへと歩き、ワイキキショアホテル横の小道を抜けてビーチロードへ出ます。
夜のビーチロードは、街路灯に明るく照らされているので、ワイキキビーチと同様に、近年は夜になってもわりと安全に歩く事が出来る場所となりました。
コロナ前に比べると、ホームレスの姿も少なくなったように感じられます。
ヒルトン桟橋にも明かりが灯っています。
向かう先にはレインボータワー。
ヒルトン・ハワイアンヴィレッジのランドマークタワーは、夜になってからの虹色が一段と輝きを増していました。
滞在ホームはラグーンタワー。
コオリナからワイキキへ移動して、食事とショッピングを楽しみ、夜まで華やかな海辺の街をブラ歩き。
その行程は、何のプランも無いままに、思いついただけの自由行動です。
私たちのハワイ旅行は、このスタイルで十分に満足なのでした。
明日の予定は、これから部屋に帰ってから、二人でカクテルでも飲みながら、何となく考えますよ。
でも、先ずはワイキキの夜に乾杯でしょうねぇ。