『フロリダWDWでスターウォーズのアトラクションライドに乗って来た!』…と言う人でも、そのアトラクションライドは2種類有るという事を知らないままに帰って来ている人が少なく無いようです。
同じスターウォーズ・ギャラクシーエッジに在るアトラクションライドなのですが、一つは『ライズofレジスタンス』という名称で、参加者は反乱軍のスパイとなって帝国軍のスターディストロイヤーに乗り込み、館内で破壊工作を実行した上で、帝国軍の脱出ポッドに乗って帰還する...というミッションです。
もう一つは『ミレニアムファルコン・スマグラーズラン』という名称で、ご存じミレニアムファルコンに乗って、ハンソロ&チューバッカのように操縦し、帝国軍のTIEファイター戦闘機と宇宙空間でドッグランファイトを行う...というミッションなのです。
私たちは、その両方に、この日だけで2回乗りました。
それは、とてもラッキーなタイミングに恵まれたからですが、平常であれば、待ち時間は80分~100分以上にもなる人気ライドなのですよ。
ディズニー・ハリウッドスタジオの一番人気ライドは、スターウォーズです。
そして、まず一番最初に体験したのが『ライズofレジスタンス』。
本時の入園は朝の10時過ぎと、かなり遅い時間になってしまい、さぞかし長蛇の列が出来ているだろうと思っていたものの、丁度この時は開園直後からの混雑が一段落したタイミングだったらしく、スタンバイエントランスの待ち時間表示は50分でした。
これは思わぬラッキーだ!” このライドの待ち時間が1時間未満であるなら、これは絶対に並ぶでしょう!”
ここで、人気アトラクションライドの入り方についてご説明いたします。
私たちが入場するスタンバイエントランスとは、通常の行列に並ぶ無料の入り方で、それはとにかく当日の現場で判断する事になります。
これとは別に、古くは『ファストパス』と言われていた、時間指定の優先入場パスが、現在は『ライトニングレーン』という名称になっていて、15ドル~30ドルの変動料金制有料パスとなっているのです。
そのライトニングレーンは、ディズニーアプリを通して当日の朝から販売が開始されるのですが、人気のアトラクションは販売開始と同時に購入希望が殺到し、場合によっては数分で売り切れ販売終了となったりします。
また、例えば朝の7時に購入しても、そのライトニングレーンの入場指定時間が夜になってしまうというケースも、少なくないようです。
ちなみに、日本のオリエンタルランド・ディズニーでも、今後にはファストパスが有料化されるらしいですが、もしも利用者からの反対意見があったとしても、ウォルトディズニーの運営がこうなっている以上、もはやそれは時間の問題の決定事項だと思われます。
私たちは結局、今回のディズニー巡りでは、経費節約のために、ライトニングレーンは一度も買いませんでしたが、それでもこの時期はなんとかなったという事例ですよ。
『ライズofレジスタンス』のスタンバイ入場は、反乱軍の秘密基地である山中を、並び歩いて進んで行きます。
そして、その行列は野外の山中から洞窟基地へと続きます。
洞窟内には、反乱軍の武器が所狭しと積まれていました。
ここらでちょっと一休み。
洞窟の中は涼しいですが、ディズニーのWi-Fi電波は繋がらなくなっています。
自分のポケットWi-Fiを持って来たのは大正解でした。
Wi-Fiが繋がっている事によって、待ち時間行列に並んでいる間にも、他のアトラクションの状況を把握する事が出来ます。
そしてまた、他のテーマパークの状況もリサーチ出来るのです。
それに加えて、レストランやバーの空席状況を見て予約したり、、インディビジュアルライトニングレーンの予約も可能です。
そういった事柄については、この後の旅行記にて、実体験を基にしながらご紹介していきましょう。
そうこうしているうちに、行列はどんどん前に進んで行き、秘密基地の指令センターに辿り着きました。
此処は、スパイ活動の作戦会議室ですね。
むふふふふふ...。
此処で私は、反乱軍のスパイとしてレジスタンス攻撃の指令を受けたのですよ。
作戦が決まったら、その準備に取り掛からなければなりません。
武装兵器もいろいろ有ります。
これは、パイロットスーツですよ。
カッコいいなぁ...。
そして、パイロットのヘルメット。
これが欲しかったんだけどねぇ...。(きっと夢は叶います。それがデイズニーです!)
最終の指令室に入ります。
ドアが開いて、その中に入るのは1グループだけ。
でも、ここまでで30分くらいしか経ってないので、50分待ちは私たちの後続列になっているでしょう。
そして更には、この時点でのスタンバイエントランスでは、待ち時間が80分に増えているという事が、スマホのアプリで判明していたのです。
最終ミッションの指令を待つのは、とても緊張する時間です。
オシッコ、チビリそう...。
あれ?”
もしかして、この場所に誰かさんが来て、私たちにミッション指令するはずじゃなかったのか?”
誰も出て来ないぞ...。
…と、その時に、サイドのモニターがONになり、画面に誰かさんが現れました。
コロナが終わったのに、まだテレワークか?”
あらら...。 レイがテレワークで指示してる...。
もう仕様が無い、フォースと共に有らんことを信じて、このままミッション行動に移るしかないでしょう!”
帝国軍のスターディストロイヤーに乗り込むための、密航船はこちらです。
いざ! レジスタンスの出撃だ!
この密航船、ロケットエンジンが X-ウィング戦闘機に似ているなぁ...。
おっと! 隣にX-ウィング戦闘機が待機しているではないか!
これはおそらく、密航船の護衛任務だな...。
とにかく私たちは、密航船に乗り込みます。
なんたって、スパイですから...。
ん!” スパイがいっぱい居る...。
スパイだらけ...。
スパイ大作戦...。
あなたも私もスパイなら、仲良く一緒に乗り込みましょう!”
おほほほ...。
私たちは反乱軍のレジスタンス。
ミッションinポッシブルなのよ...。