NYで立ち食いロブスター | ふみプレイス

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ニューヨークでシーフードというのは、日本人にはあまり知られていない食事スタイルではないでしょうか。

でも、ニューヨークは大西洋に面した海岸地帯の都市ですから、元々海洋産物は豊富な地域なのですよ。

一般的には商業貿易港として有名なニューヨークの港にも、古くから海産物市場が在り、一般市民のマーケットとして賑わっていました。

その港湾海産物倉庫兼市場で、観光客にも知られている有名所が、チェルシーマーケットです。

その市場内では、とびきり新鮮で美味しい魚介類料理を、市場値段でいただく事が出来ます。

今回は、そのチェルシーマーケットで特大ロブスターを思いっきり食べたというエピソードです。

 

 ニューヨーク港周辺を歩いていると、観光案内のスタッフにしょっちゅう出会います。

中には怪しい声掛けも有るようですが、統一されたユニフォームを着てネームタグを付けている人なら、まずは大手観光会社のスタッフか公共ボランティアだと思って良いでしょう。

けっこう多いのが、港湾観光クルーズの乗船案内ですが、そういった案内スタッフは現地に詳しいので、例えば道を尋ねたりしても、優しく親切に教えてくれます。

そしてまた、一緒に写真を撮りたいというリクエストにも、笑顔で応じてくれるので嬉しいですねぇ。

 

観光案内スタッフに道を聞いて、その言われたままに歩いて来た所が、海産物市場のチェルシーマーケットでした。

ニューヨークの港湾は広大で、埠頭ナンバーも二桁単位ですら、場所を知らずに歩くのは大変です。

 

でも、案内人から聞いた通りに歩いて来たので、私たちは道に迷わずに辿り着く事が出来ました。

 

実は、この時のニューヨーク滞在中では、この市場には二回来ています。

その二回共、目的はロブスターを食べる事でした。

 

もちろん、チェルシーマーケットは総合的な大規模市場ですから、魚介類以外にも数多くの種類の商品が販売されていて、専門業者だけでなく、一般消費者も自由に買い物が出来るのです。

 

基本的には卸問屋のマーケット内に、日本で言うところの賄い食堂的な食事処が有りまして、その中の有名処がロブスタープレイス。

 

その名の通り、新鮮なロブスターを市場価格で食べられるという店なのでありました。

 

店内ブースに入ると、まず先のカウンターがオイスターバーとなっております。

これがまた見事に新鮮な生牡蠣を、その場で立ち食いスタイルでいただきながら、お好みでワインなんかも楽しめるのですから幸せですねぇ。

 

その日のお勧めなんかをメニュー提示して、海鮮市場でありながらも、訪れた人が気軽に新鮮なシーフードとお酒を楽しめる環境が整っております。

 

そして更に、そのブースの奥へと入って行くと、一番奥がロブスターを専門に扱う販売所兼食事処となっているのですよ。

 

 カウンター上の冷蔵庫ゲージ内にストックされている、如何にも美味しそうなロブスター。

これでMサイズ(2ボンド)だそうですが、かなりデカいですよ。

 

んで、Lサイズだと2.5ポンドで、この大きさとなります。

姿形が立派にお見事です!

 

隣のカウンターはビールバー。

 

周囲を見渡すと、ロブスター立ち食いの人だかり…。

 

 当然の事ながら、私たちもいただきますよ。

ロブスターのサイズを指定してオーダーすると、店員がそのロブスターを圧力スチームで調理し、塩味ボイルのロブスターとなって出来上がるまでが約15分。

 

出来上がったMサイズのボイルロブスターとロブスターフライドライスに生ビールを、きっちり写真に収めておきましょう。

 

Mサイズとは言えこの大きさならば、二人一匹で十分でしょう。

桃レンジャーは、ドリンクにレモネードを買いました。

 

いやはや、それにしても見事にビューティフルなロブスターですねぇ。

爪も特大サイズです。

 

パカッと背を割ったロブスターには、身入りのお肉が満たんズッシリ!

 

爪肉が、鶏の手羽肉くらいのサイズで美味しそう!

 

ロブスターのお肉は、溶かしバターに漬けてからいただきます。

 

ロブスターフライドライスも、カップ入りながら美味しいですよ。

もはやこれは、癖になってしまうお値段と美味しさです!

 

 それから二日ほど間を開けて、再び訪れたチェルシーマーケットのロブスタープレイス。

今回はビッグにLサイズのボイルロブスターをいただきます!

 

2.5ポンドの、ジャンボクラスロブスターがトレイの上に鎮座していて、桃レンジャーとにらめっこ?

 

ついでにオーダーしたのは、揚げたて熱々のフィッシュ&チップス。

 

背をカチ割ったLサイズロブスターが、ゴジラにやっつけられた大怪獣エビラ状態ですよ!

 

爪肉1個でも、この大きさですから、桃レンジャーの手が小さく見えます。

 

あらら・ら・ら…。溶かしバターに沐浴させて、一気食いとは羨ましい…。

 

ロブスターのおミソも、濃厚たっぷりに入っておりますぞ!

もう、こりゃたまらん状態です!

 

ヤバい! 話をしたり、写真を撮ったりしている場合ではありません。

なんたって私の場合は、愛する桃レンジャーの分も殻を剥かなければならないのですから!

もう、忙しいったらありゃしない。

 

しかしながら、ついついむしゃぶりついてしまうのは、ロブスターのおミソがコッテリついた剥き殻です。

これがまた、手掴みでむしゃぶりつくから美味しいんだなぁ…。

こういう作法は、立ち食いだからこそのお楽しみ。

レストランじゃ、ちょっと出来ませんねぇ。

 

それでは、当時のライブ動画でお届けしましょう。

見ているだけでヨダレが垂れそう…。

場所は、ニューヨーク・チェルシーマーケット市場のロブスタープレイスです。

 

ニューヨークに来たならば、私たちだってニューヨーカー。すでにハワイアンではありません。

金融ビジネスの街ニューヨーク・マンハッタンは、食と遊びの街でもありました。