ベガス只今(17)サーカスサーカス | ふみプレイス

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ラスベガスのテーマホテルでは、それぞれが独自の創作エンターティメントをパフォーマンス披露して集客に努めています。その規模は半端なレベルではなく、経費を考えると正に莫大なギャンブルとも言えるような投資でしょう。

ラスベガスへ観光で訪れた人々は、自分が利用するホテル以外の場所でも、自由にカジノやショッピングを楽しむ事が出来るし、それがラスベガス市全体の収益を上げる事にも繋がるので、何処のホテルでも別のホテル滞在者を大歓迎でサービス提供してくれるのです。

特に、有名ホテルが提供するエンターティメントショーとなれば、誰でも無料で観覧できるにも関わらず、その技術レベルは超一流のワールドクラスですよ。

私たちは、話に聞くところに有名なホテル・サーカスサーカスのアクロバットショーを、まだ見た事がありませんでした。それは、ホテルの位置がラスベガスの中心街からは少し離れた遠い場所だったからでありますが、滞在二日目にストラトスフィアタワーまで歩いて行った事を考えると、それよりも手前の近い場所になるので、今回はそこへ行く気が満々でした。

真夏のラスベガスに比べたら、3月という気候は涼しい環境です。私たちはこの時、サーカスサーカスまで歩いて行く事に、体力的な問題は無いと確信していたのです。

 

部屋の窓から眺める、朝のラスベガス平原。

遠くに見える山脈は、ユタ州からコロラド州へと続くグランドキャニオン渓谷の一部です。

 

手前味噌ではありますが、プライベートのコンドミニアム生活をチラッとお見せしましょう。

 

モーニングコーヒーを煎れて、ダイニングテーブルに運ぶ桃レンジャー

毎朝の始まりは、いつもこんな感じですよ。

 

恥ずかしながら、テーブルの上は散らかし放題。

いつも有るのが、スナックお菓子類です。

 

朝食は、二人共にいつもながら簡素です。

ほとんどの場合は、コーヒーにサラダやフルーツなどで、気が向いた時にはスクランブルエッグ&ハムトーストなんぞが加わります。

 

ここのところ10年ばかり、海外ではキッチン付きのコンドミニアム滞在が主流となっておりまして、こうなるともはや、ホテルの1ルームタイプの部屋では欲求不満が募ってしまいます。やはり、リビングはキッチン付きで、ベッドルームは別室に広く確保されている環境を望んでしまうのですよ。

貧乏性夫婦の私たちですから、例えば宿泊先が豪華に飾った高級ホテルだとしても、一周間以上の滞在となると、返ってそれが無駄な贅沢に思えてしまって、落ち着かないのです。

旅行先でもホーム感覚で、暮らすような海外滞在というスタイルが、今の私たちには最高に楽しい余暇の過ごし方となっています。

こういう事を書くと、またまた『金持ち云々...』といったヒステリックな突っ込みも書き込まれそうですが、実態はけっしてそうではありません。そりゃぁ、お金が無いとは申しませんが、私たち夫婦の暮らしは、平均的な日本人家庭の所得レべルですよ。

要は、運良く物件価格の安い時代にタイムシェアコンドミニアムを購入したお陰様と、自らの実践行動力によって、とてもリーズナブルに毎年の海外旅行を楽しむ事が出来ているというだけです。

例えば、アメリカの観光都市に2週間のホテル宿泊をするとしたなら、経費は如何程になるでしょうか? 今の時代なら、スタンダードクラスのホテルでも二人一部屋で1ルームが3万円5万円くらいでしょう。

日本式に一人一泊が2万円だとしても、一般的には二人からの宿泊になるので、1ルーム一泊が4万円になるわけです。それが14泊なら総計は56万円。ファミリー4人の滞在なら、100万円を越える額となりますね。そんなに高額の海外旅行なんて、今の私たちには到底無理です。

でも、タイムシェアのシステムなら、世界の観光都市で1LDKコンドミニアムに1週間以上の滞在が複数人でも可能となります。その場合では、毎年の維持管理費とエア代を合わせても、パックツアーの1週間ホテル滞在旅行二人分よりも経費的には安いと言えるのです。

そろそろ日本でも、旅行会社によるパックツアーの宣伝が急拡大していますが、例えばハワイ五日間でスタンダードクラスホテルの二人部屋宿泊という事例を見ても、これからの夏期間は大人一人の経費が30万円を超すケースが多いですよ。そのケースで、一般的には二人からの申し込みになるので、旅行予算は60万円以上の金額となりますね。

その予算ならば、今回の私たちのラスベガス・マリオット・グランドシャトー1LDKに14泊の旅行が、余裕で可能となりますよ。

 

マイホーム感覚で暮らすように滞在する旅行は、とにかくストレスフリーで快適です。

しかしながら、その場所は自宅を遠く離れた海外であって、朝から豪華なプール設備も自由に使える環境となれば、それはやはり非日常ですよ。

 

朝風呂ならぬ、朝ジャグジーを楽しむ桃レンジャー


最近は、読書もスマホで出来るから、ペーパーレスが当たり前。

 

朝から文字など見たくもないオヤジは、のんびり水に漂っているばかりです。

 

ラスベガスの空は、本当に真っ青なのですねぇ...。

 

いろいろと考えを巡らせながら、読書に興じる桃レンジャー

 

何にも考えてない、ただのオヤジ...。

 

性格が対照的な二人でも、ラスベガスで遊ぶ時には気が合うから不思議です。

写真中央の建物が、マリオット・グランドシャトーですよ。

 

本日の、街ぶら行動開始です。

 

今日は再び北へ向かいます。

 

ハーレーに跨るラスベガス・ポリス。 ちょっとメタボ系の体型が気になるけれど、カッコいい事は確かです。

 

ホテル・ベネチアン前を通り過ぎ...。

 

ホテル・ウィン前も通過します。

 

そして、やって来たのがホテル・サーカスサーカス。

 

そのサーカスサーカスでは、カジノ場の中央ホールステージで無料のエンターティメントショーが連日開催されます。

 

本日は、クラウン(ピエロ)のフリーラダー大道芸でした。

 

このクラウンが、これまたパントマイムも面白い人でして、場内は大笑いと拍手喝采の渦ですよ。

 

マジック芸も、なかなか見せてくれます。

 

お次に登場したのは、バランス芸のロールボール・バイ。

 

ロールボールという名の転がる玉や丸太ん棒の上にプレートを乗せて、その上に乗ってバランスをとる曲芸です。

 

そのロールボールも、一段だけでは終わりません。

 

最初は低い位置での曲芸でしたが、一段ずつロールボールを積み重ねていって、最終的には5段重ねで...おっとっと!”

 

わぁお!” 大成功です!!!

 

そしてまた、お次のお次で、フィルダーマンによるハンドバランス。

序章のヘッドバランスなんて、お茶の子済々ですから。


クライマックスは、ワインボトルに片手を添えて...。

 

ジャ・ジャ・ジャァ~~~ン!” お見事です!

もうこれは、高レベルのプロフェッショナル芸ですよ。この大道芸に比べたら、存所其処等のアマチュア路上パフォーマンスなんてチップを貰う価値も無いでしょう。何たって、こっちは無料で誰でも見放題のサービスエンターテイメントなのですから!

 

残念ながら、思い付きで来てしまった本日は、最も楽しみとしていた空中ブランコがありませんでした。

そこでプログラムを確認し、空中ブランコ(フライング・トラッピーズ)の開催曜日に合わせて、後日に再訪する事としたのです。

 

いやはや、此処まで歩いて来た甲斐があったよ。

無料のショーだからとバカにしてはイケマせん。そりゃあ、集団としてのシルクドソレイユの世界観には及びませんが、曲芸のレベルの高さには感心することしきりでありました。

 

ついでに入ってみたのが、お隣のショッピングモール。

中央ホールに、不思議な球体が見えています。

 

それでは、の超ウルトラスペシャル・大道芸マジックをご披露いたしましょう!

 

はい! 私の腕の一振りで、球体が泣き顔になりました!”

どーですか! 不思議でしょう?

…え? インチキだってか? 

、、、いや、そんなはずは...。滝汗あせる

 

サーカスサーカス! 絶対にまた来るぞ!

こうなったら、空中ブランコを観ずにラスベガスを去る事は出来ません。。。