ベガス只今(10)ラスベガス サインへ... | ふみプレイス

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Welcome aboard. This place is new my life.

ラスベガス滞在の日々は、毎日長距離のウォーキングと、美味しい食事を楽しむ事によって、心も体も健康的に過ごしていました。 そしてまた、日本のTVニュースやワイドショー報道から距離をおいた生活が、或る意味では気持ち良く過ごしていられる大きな要因になったかもしれません。

3月の気候としては、夜は寒くなるラスベガスですが、日中の陽射しは、ハワイよりも強い感じですよ。

 

朝起きて、朝食はコーヒーと残り物料理で簡単に済ませ、思いついて屋上プールガーデンに来てみました。 本日もまた、特に決まったスケジュールは無しです。

 

プールガーデンは、屋上と5階テラスフロアの二ヵ所に設定があるのですが、どちらの場所も、部屋のカードキーが無ければ入る事の出来ないエリアです。

 

ドアの前にあるセンサーポイントにカードキーを認証させると、自動ドアがオープンします。

 

屋上のプールガーデンは、5階テラスの場所よりも小規模でした。

 

プール水は、冷たくない程度の弱温水で、ジャグジーの方は温めのお風呂といった温度です。

 

それにしても、陽差しが強いですよ。 そのまんま紫外線といった感じがします。殺菌力は高いだろうけれど、お肌にとっては天からの敵ですね。

 

ラスベガスタウンを、高見の見物...。

 

それはまるで、無料の展望タワーに上がったような景観でした。

 

日本の場合だと、一般的にはオープンエアのビルの屋上なんて、滅多に上がる事はできないですよねぇ。

 

ストリップ道りに連なる、テーマホテル群が見えています。

写真右の高いタワーがホテル・ニューヨークニューヨークで、その正面にはジェットコースターのライドが有り、そこから左側の三角屋根のシャトーがホテル・エクスカリバー。

更に左側で、エクスカリバービルの後ろにちょこんと見えている黒い三角テトラが、ホテル・ルクソールのブラックピラミッドです。

 

写真右の黄金のビルは、ホテル・マンダレイ ベイ。 そして、赤丸で囲った場所は、かつてのラスベガス銃乱射事件の現場エリアで、今は更地のままに売りに出されている土地ですが、買い手は未だについていないようです。

その事件は、一人の狂人によって起こされたもので、マンダレイ ベイの一室から軍隊が使うような高機能ライフルで、当時はイベント会場だった広場に集まる人たちに向かって発砲し、多くの犠牲者が出たという傷ましいものでした。

その事件後にマンダレイベイホテルは、全室の窓が開かない構造に改装したと聞いています。

銃社会のアメリカでは、それによる傷ましい事件や事故も多発している訳ですが、銃が無ければ凶悪事件が起こらないかと言えばそうではなくて、例えば日本でもナイフや包丁などが凶器となる事件は発生しています。結局根本的には、人間という存在と、その人間が作り出す社会の複雑さに、予測不能の事態を引き起こす何かが潜んでいるのでしょう。

私たちはお陰様で、いろんな所を旅して歩いても、今までには悲惨な事故などに巻き込まれた事はありません。果たしてそれは幸運なのか? それともそれが普通の平常なのか? 

いずれにしても、自分ではどうにも出来ない不慮の事態にだけは巡り合いたくないものです。

 

屋上のプールガーデンはエリアが狭かったので、もっとのんびりくつろげる環境を求めて、5階のテラスフロアに下りて来ました。

 

レンタオルタオルは、何枚使おうが自由です。

 

プールもジャグジーも、屋上ガーデンよりも広いですよ。

 

それでは、一泳ぎといきましょう!

 

最高に気持ち良いです! これが3月か?…と、不思議に思う太陽光線。 直射日光とは、まさにこの光の事ですよ。

 

腹黒いなんて言われたくないので、太陽に背を向けてくつろぐオヤジ。

背も腹も、ハワイに行く前から焼け焦げますね...。

 

プール遊びを終えて部屋に戻って来ると、ドアの前に置き土産が有りました。

 

それは桃レンジャーのリクエストで、アメニティ消耗品類の追加補充でした。

 

 お昼頃になって、部屋で残り物フードのランチをとりながら二人で話し合い、ラスベガスサインの場所まで行ってみる事にしました。

 

ラスベガスの市中観光は、日中のツアーバスも大盛況です。

でも、私たちなら自力歩行で大丈夫。お金を使わず、体力を使いますよ。

 

何処でも立ち寄ってみるのは、ギフトショップ。こういった思い付き行動の場合は、予定のツアールートには縛られません。

 

そしてまた、怪しげな葉っぱの絵に囲まれたお店なども、適当に覗いて見られるというところが、自由行動の自由たるところです。

 

Tシャツのプリントデザインも気になるところです。しかしながら、ショートパンツのバックプリントなんかは、リアルなお尻の形に表現されると、気になっても目のやりどころに困ってしまいますねぇ。

 

コカコーラ ボトラーズのオフィシャルストアがありました。

この店については、後ほどにじっくりご紹介いたしましょう。

 

ゴールデンのライオン像は、ホテルMGMグランドの象徴です。

 

これこそがライオンのキングかと思うような、壮大な迫力を感じますね。

 

その迫力あるライオン像も、ニューヨークの摩天楼を背景にすると、まるで玩具です。

 

ダウンサイジングされたスタチューofリバティ。 ニュウーヨーク港で本物を見た事がある人ならば、ちょっと小さいというだけではなく、その姿勢にもギクシャクした違和感を感じられる事でしょう。

神様のお姿は、そんなに簡単に真似出来るものではないようです。

ちなみに言っておきますが、スタチューofリバティは女性の神様ではないですからね。日本人が勝手に『女神』と呼んでいるだけで、それは大きな間違いでした。

 

歩道橋の上で、ガラスフェンスの隙間からの写真撮影となると、かなりテクニックも必要です。

 

ラスベガス市の中心を抜ける大通り。

ディビッド カッパーフィールド氏の大マジックイリュージョンは、MGMグランドが常設会場です。 しかしながら、ご本人はすでに引退状態で、現在はお弟子さんたちのショーとなっているそうです。

その昔にTVで見たけれど、ニューヨークの港現地でスタチューofリバティを消してみせた大マジックにビックリ仰天し、その後にその大トリックを公開して、その奇想天外な大仕掛けにも再びビックリ仰天だった思い出がありますが、出来る物ならば引退する前に、ご本人のステージショーを観たかったですよ。

 

それではラスベガスのニューヨークから、更に南を目指して歩いて行きましょう。

 

もうかなり遠くまで歩いて来ましたよ。

 

そして此処が、ホテル・ルクソールです。

 

エジプトのピラミッドとスフィンクスとオベリクスが、そのままです。

もちろん、サイズは縮小されていて色も異なるのでしょうけれど、ラスベガスのテーマホテルというのは、お互いに真似っこ競争しているんじゃないかと思うくらいに、とことん作ってますよ。

 

ニューヨークから歩いてエジプトに来ました!…ってか?

 

各テーマホテルの立ち寄りは後回しにして、とにかく先にラスベガスサインを目指しましょう。

 

黄金色に輝く、ホテル・マンダレイ ベイです。ラスベガスには、金色のホテルが多いですよ。 金色は、ギャンブルカラーでしょうか?

 

ゴールドに眼が眩む桃レンジャー。金相場は、値上がり急上昇中です。

 

あのホテルの一室から、銃乱射事件が起こったんだねぇ...。

桃レンジャーの立っている場所は、まさにその時のターゲット範囲だった訳です。

あぁ、恐ろしや、殺し屋...。

 

そして、こちらが当時のイベント会場で、そこに居た多くの人が何の謂れも無く凶悪事件の犠牲になってしまいました。

この土地は、事件後に更地にされたまま、現在も利用予定は無いようです。

 

哀しい事件の話はそこそこににして、ピンクの象さんに目を向けてみましょう。

ラスベガスもこの辺りまで来ると、安宿がたくさんあります。 こういったモーテルなどは、バックパッカーたちには人気の宿です。 宿泊料金が安いので、別に車を使った旅行でなくても、利用客は多いと聞きます。

 

ラスベガスは結婚式場が多い事でも知られていますね。ラスベガス市が独自の結婚証明書を発行してくれるので、もうすでに結婚している間柄でも、その証明書を貰うために2度目の式をラスベガスで挙げるカップルも多いのですよ。

実は、私たちもちょっとは考えたんですけどね、奥手の日本人カップルなものですから、どうも今ひとつ踏ん切りがつきません。その話は、次回のラスベガス旅行までの検討事項としておきましょう。

 

そして、ついに辿り着いたるは、彼の有名なラスベガスサインボードの場所ですよ。

グランドシャトーからは、3km以上を歩いた事になります。

 

そのサインボードの前では、写真撮影の順番に長蛇の列...。

 

こういった一人写しの写真は貴重ですよ。 サインボード周辺に誰も人が居ないタイミングを見計らって、素早くシャッターを切ってもらわなければなりません。

 

何たって、このラインに並んでいたなら、自分の順番が来るまでには数十分も待たなければならないでしょう。これが真夏だったら、待ってる間に暑さでぶっ倒れるかもしれませんよ。

 

だからほれ、ボードから離れた脇の方に立って、シャッターチャンスの頃合いをみるのです。

 

列に並んで順番に写真を撮っている人たちには、何のお邪魔もいたしません。

それでも、十分に思い出の写真が撮れるのです。二人だけの写真も良いけれど、周囲に人が居るという風景も、それはそれでリアリティが有って良いではありませんか。

ラスベガスは、人種を問わず全ての人を歓迎してくれていました。

Welcome LAS VEGAS! ラスベガス最高!”