ハワイ只今2021〈25〉マリオットのタイムシェア情報 | ふみプレイス

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Welcome aboard. This place is new my life.

ハワイ到着の11月20日から、滞在二週目に入っても連日快晴のお天気続きで、とても気持ちの良い日々を過ごしていました。 真夏の強い日差しも幾分和らいでいて、この時期のハワイ滞在もけっこう快適だと感じ始めていた頃です。 冬のハワイは雨期に入ると言いますが、そんな気配すら感じられない朝でした。

 

いつもの様に、私一人が早起きしたままにビーチへ向かいます。 モアナタワーから外に出て、振り返って見上げるタワーの11階には、桃レンジャーが部屋に取り残されて居るはずでした。

 

おっと! やっと起きたか桃レンジャー! しゃ先にビーチへ行ってるけど、どうぞ貴女はお好きなように、お気楽ゆっくりしていていいよ~!”

 

朝のプールガーデンは爽やかです。 心も体も軽くなった感じがするのです。

 

夏が終わっても、プルメリアは咲き続けていますよ。 常夏のアイランドには、花が終わる季節は無いのでしょう。

 

昨日から使い続けていたタオルを交換します。 ハワイでのコンドミニアム滞在中は、ビーチタオルを自分で洗濯する必要が無く、自由に使い放題だという点が、快適指数を大幅にアップさせている要因の一つです。 こう言っては何ですが、普段の生活では、この私もけっこう洗濯係を務めておりますので、それが無い場合のお気楽さというのは、よ~く理解しているのですよ。 ハワイで暮らすような滞在感を楽しむコンドミニアム生活ではありますが、ビーチタオルについては毎日大量に使いますから、それが使い放題で自己洗濯無しというのは楽ですねぇ。

 

カスタマーセンターの係員も明るく親切です。 私がカメラを向けると、いつもながらにスマイルで応えてくれました。 もちろん、そこには会話によるコミュニケーションも有りますけどね。

 

清掃整備担当の係員。 乗っているバッテリーカーは騒音も無くスムーズ走行です。

 

例によって、フレンドリーな声掛け挨拶とスマイルのハングルースサイン。 マリオットの従業員たちは、ゲストに対して礼儀正しく親切です。

 

そりゃぁねぇ、誰だって此処に来たならば、思いっきり背伸びしてガッツポーズの一つも決めたくはなりますわなぁ。 よ~く 分かりますよ、その気持ち!”

 

シーサードレストランのエントランス傍らに、ウォーターサービスの提供ポッドが設置されています。

 

この設備は、館内の数か所に設置されているものですが、ゲストが自由にナチュラルウォーターを飲む事が出来るので、とても便利なシステムですよ。

 

その場で飲む場合は、付属の使い捨て紙コップを使いますが、ペットボトルを持参して、此処で水を汲んで持ち帰っても良いのです。 一般的に、ハワイのホテルスティでは、ストアで飲用水を購入する場合が多いのですが、マリオットコオリナビーチクラブに滞在していたならば、わざわざ水を買う必要も無いですね。 もちろん、ストアで販売されている水を買うも買わないも、それは個人の自由ですよ。

 

クールなサインボードにクールなオヤジ...。(ちょっと、映”えないかなぁ...?)

 

 

中央ガーデンのセンターコートでは、キッズプログラムのフラレッスンが行われておりました。

 

おっと! こっちはアダルトプログラムのレッスンですか? ちょっと体が硬いようですねぇ。 寝起きしたばかりのせいか、かなり動きがギクシャクしてます。

 

ま、お互いにいい歳ですから、けっして無理をせず、のんびりいきましょう。 人生の、先を急いではなりませぬ。

 

コオリナの海の沖を行く帆船が優雅な雰囲気です。 でもちょっと、波が立ってきたみたいだぞ...。

 

いつの間にか日が陰り、大空が分厚い雲に覆われてきました。 日焼け防止スタイルの桃レンジャーも、これでは何の意味も無いでしょう。

 

上空を飛び行く旅客機も雲の中。

 

車輪を出して着陸態勢に入っている旅客機ですが、ホノルル空港も濃霧の中と見えて、やがて雲の中へ消え去ってしまいました。 これは一雨来そうな雰囲気です。 ヤバいでしょう。 この場合は、退散した方が良さそうですよ。

 

慌てて逃げ帰った自室のベランダから、一気に降り出した雨に包まれたコオリナが見えました。 どうやら私たちの判断は、ギリギリセーフのタイミングだったようです。

 

ぎゃぉ~~~!” 土砂降りの大雨だ../”../”../”

 

あらら・ららら・・・。 もはや濡れネズミは諦めて、そぞろに歩き退散するばかり...?

 

これはもう、ハワイアンシャワーどころではありませんねぇ。

 

天上から、バケツ水をぶち撒いたような大雨です。

 

サンゴ砂のビーチも大洪水?

 

こうなったらもう、空と海の境目なんて分かりませんよ。!』っと言う間に、ウォーターワールド。

 

げっ!” どうしよう?” 今日はこれから、オーナーズ相談会の予定が入っているのです。 したがって、所定の時刻になったなら、モアナタワーを出てコナタワーへ行かなければなりません。 今はただ、その前に雨が止んでくれる事を祈るばかり...。

 

そして、それから部屋で待つ事1時間ばかり。 何とか雨は上がってくれましたよ。 一時は、とうとう雨期に入ったかと思われるような豪雨でしたが、どうやらそれは、行き連れの雨雲がもたらした一時的なスコールだったみたいです。

 

空には、再び輝く太陽が顔を出しましたが、路面は雨上がりで濡れたままです。 でも、予定の時刻になったので、その濡れた路面を歩いてコナタワーへ移動します。

 

1階のホールでは、ハワイアンキルトの作成プログラムに大勢の人が参加していました。

 

こういったサービスプログラムは、雨の日には丁度良い気晴らしになりますね。

 

はてさて、私たちの向かう所は、コナタワー14階のオフィシャルオフィスです。

 

本日の午後は、マリオットのオーナー相談会を予定していたのでした。

 

実は、今回のハワイ旅行期間では、マリオットは日本人オーナー向けの相談会は中断しているという事前情報だったので、この相談会は当初の予定には無かったものでした。

 

それが、実際にマリオットへチェックインしたところ、日本語対応コンシェルジュの方から相談会が再開されたという連絡を受け、急遽参加する事に決めたのです。 個人的には、特に相談したいような話も無かったのですが、ちょっと気になっていたのは、このコロナ渦で物件価格の方はどうなっているのだろう? といったような事でしょうか。 とにかく、毎度お馴染みの参加特典などが貰えますし、偶然にも雨降りのお天気で、暇になった時間だったのですよ。

 

受付で予約確認を済ませ、待っている間にベランダに出て見ましたよ。 雨は、もうすっかり上がっています。

 

コナタワー14階から南側の眺望です。 左隣に見えているのが ハレ・ナイアタワー。 そのナイアタワーの前にも、一区画としては十分な規模のプール&ジャグジーガーデンが広がっていて、もちろん何処のタワーに滞在していようとも、利用は誰でも自由なのです。

 

メインエントランスのモンキーポッドツリーも、美しい景観に柔らかなアクセントをもたらしていました。

 

北側の景観です。 写真中央で、手前に見える白いツインの建物がコオリナビーチヴィラ・コンドミニアム。 その間から奥側に見える茶色の建物が、ディズニーホテルのアウラニですよ。

 

モアナタワーとコナタワーの間には、人工ビーチのプールから繋がっているレジャープールとジャグジーが在ります。 そして、そのサイドにはカスタマーディスクサウナ&シャワールームトレーニングセンターマッサージルームといったサービセンターが設定されているのです。

そこから1ブロック隔てた海側に在るのが、静かで落ち着いた雰囲気のレジャープールとジャグジー。 その場所が、コナタワーのサイドになります。 私たちの場合は、この場所でくつろぐ事が多いですよ。

 

そうこうしているうちに呼び出しの案内が有り、私たちはセールス担当者のオフィスルームに入りました。

 

担当者はイケメンの若い男性でしたが、彼の写真掲載は控えさせていただきます。 話の内容は、主にハワイの社会状況やマリオットコオリナの運営状況などで、特段にポイントの買い増しなどを強調される事も無く、私流のジョーク満載トークで、部屋中に笑いが溢れる賑やかなムードでしたよ。

 

ただし、私が個人的に不満を感じていたマリオットの運営システムについては、きっちり述べさせていただきました。 基本的にはコオリナの環境が大好きです。 また、タイムシェアを不動産物件として購入した事も全く後悔していないし、むしろ人生で最高にラッキーで有意義な買い物をしたとさえ思っているくらいですから、そういった事に関しての不満は全く有りません。 ごく簡単に述べると、マリオットの運営体制に問題が有るという事です。

詳細な内容については、このページ内で記載するには量的に無理が有りますので、旅行記全体を通して、折に触れて話を入れていきたいたいと思いますが、まずもって一番にぶつけた不満点は、『マリオットコオリナの第4棟建設の話はどうなったんだ?』という事ですよ。 当初の計画では、2016年に第4棟が営業オープンするとマリオットは公言していて、実際に物件の分譲販売を行っています。 つまりは、今現在も架空の物件を所有する週オーナーが大勢存在しているという事ですよ。 これは、言ってみれば詐欺商法でしょう? つまりは、マリオットが旧物件オーナーに新システムのディスティネーションポイントシステムへの移行を進める理由は、アメリカのタイムシェア法に違反する恐れを回避するためなんじゃないのか?  私の疑問点は解消されません。

・・・もしかすると、ここまではっきり言う日本人は、私くらいの者かもしれません。 でも、私には言うに堪えるだけの確たる根拠が有るのです。 うちの桃レンジャーは『また始まったか?』といった顔つきで、都合の悪そうに微笑むばかり。 しかしながら、私はけっして怯みませんよ。 セールス担当の若者が、いくらマリオットが世界一の企業だと宣伝しても、マリオットを利用する度にステータスが上がると言ってお金を使わせようとしても、そんな事には興味無しです。 オーナーの疑問点に答えられない企業なら、世界一も何も無いでしょう。 何度でも言いますよ。 『第4棟の建設はどうなったのですか? 部屋が無いのにポイントオーナーばかりを増やして、1年前から予約が満杯ですって、どういう事でしょう?』

セールス担当者の若者は、可愛そうな微笑みを浮かべながら、『どうなったんでしょうね?』・・・と答えるのが精一杯のご様子でした。。。(・。・) )”

 

ま、ね。 けっして人をイジメるつもりはありませんから、そこにはコテコテ冗談も交えながらの、ブラックジョークのトーク合戦だった訳ですが、どうにもこうにもホノルル鉄道開通の話と同様に、全く当ての無い道を歩き続ける放浪者の物語みたいな話でした。

ただし、一方の新情報としては、マリオットがワイキキに新物件を建設するといった話も聞きました。 どうやらそれは、ワイキキのトランプタワーホテルから数ブロック程山側に入った場所になるらしいです。 ただし、それもまた、もしかすると当ての無い放浪話かもしれません...。 ヒルトンも新棟建設の計画を発表していますから、今のマリオットの状況では、それに対抗した四方山話を発表した可能性も否定できないのですよ。 そもそもに、コオリナの第4棟建設をうやむやにしておきながら、ワイキキに新しくコンドミニアムを建てるだなんて、それを信じろと言う方が間違っているでしょう。

もう一点は、物件価格についての話です。 マリオットコオリナでは、すでに物件ユニットは完売しているので、現在はそれを経営側に都合よくやりくりした新システムで、アメリカ本土の物件のユニット数をプールにし、ポイントで販売をしている訳ですが、私の所有する2BRユニット1ウィークの物件をポイント換算すると 4950Pに相当します。 そこは、『何で 5000Pにしないんだ?』 と突っ込みたくなるような疑問点も浮上するのですが、とにかくその 4950Pを販売価格にすると、現在は日本円で、私が 2009年に購入した価格の3倍に値上がりしているのですよ。 それは、はっきり言ってとんでもない金額です。 今なら、絶対に私には買えませんよ。 無理です!”  

でも、現在のマリオットでは、ポイント制にした事によって、何も一気に4950Pも買って貰う必要は無いので、例えば 1000Pだけといった少額ポイントを販売して会員を増やしています。 その場合は、2~3年に一度のハワイ旅行で使うといった活用法となり、週末のレジャーで1泊~2泊を楽しむだけの地元在住会員も増えているのです。 そういったシステムは、経営側としては、短期の空き部屋を解消したり、部屋の希望選択を不可にして、低層階の駐車場側等、人気の無い部屋を埋めるための方策として成り立っているのでしょう。 一方で1ウィークオーナーの立場としてみれば、そういった短期宿泊のケースが増えれば増えるほど、まとまった予約が取り難い状況となる訳です。 

マリオットは、年間の維持管理費の値上がり幅も大きいです。 そういった事項を踏まえて比較すると、ヒルトンはタワーの建設も有言実行の体制ですし、物件価格や維持管理費のレベルも時代相応に推移していると思います。

 

私が 2009年のタイムシェア購入でマリオットコオリナに決めた理由は、コオリナの環境に惚れ込んだという事ばかりではなく、その当時のリサーチとして、ヒルトンがハワイアンヴィレッジの物件が完売状態でも権利の分譲販売を続けているらしいというブラック情報と、実際のオーナーの声として『予約が取れない!』といった経営不振の情報を掴んだからでした。 しかしながら、その後にヒルトンはワイキキにホクラニを建設し、ハワイアンヴィレッジ内の新棟としてグランドアイランダーも建設しています。 そして更には、旧キングスヴィレッジの土地を買収し、新たなタイムシェアコンドミニアムの建設に着工している(2021年12月現在は工事中断中です。)上に、もう一方ではハワイアンヴィレッジ内の新棟建設計画も発表しました。

はてさて、今後のハワイ州におけるタイムシェア経営企業の動向は、いったいどうなるものでありましょうか。 いくら何でも、私はこのままパラダイス(楽園)を残して、ヘブン(天国)へ行く訳にもいかないでしょう。

私等夫婦の海外バケーションは、けっしてハワイにだけ拘るものではありません。 実際に、これまでにはハワイの所有権を活用して、他の海外都市にも豪華な待遇で滞在しています。 つまりは、そこがタイムシェア所有の最大利点でありまして、滞在地を一か所だけに絞らず、今後の活用方も広い視野で前向きに検討しながら、積極的に海外旅行を楽しみたいと思うばかりなのですよ。 

私はこれからも、実体験としての海外旅行をブログ旅行記にてお伝えしていきたいと思っております。 次回からも、どんどん情報提供していきますよ。 そりゃぁ、呑気な夫婦の珍道中で、特に意味の無い話題も多くなるかとは思いますが、どうぞそこのところは大目に見て、笑っていただければ幸いです。 次回も、どうぞよろしく!”