マイアミ滞在の前半をダウンタウンで過ごした私たちは、後半はマイアミビーチへ移動し、残りの約一週間をマリオット・スタントン・マイアミサウスビーチホテルで過ごしました。 そこは、南北に長いマイアミビーチの中でも、最もラグジュエリーな場所とされてるサウスビーチ地区です。 そのエリアは、遊泳客のほとんどが地区内のホテル宿泊者で、外部から訪れる人の少ない場所です。 したがって、マイアミビーチの中心地はいつも混雑しているのですが、サウスビーチの海岸は、比較的静かで穏やかなエリアなのです。
マリオット・スタントン・マイアミサウスビーチホテルの正面外観です。 海は、このホテルの後ろ側になります。 私たちの滞在した部屋は、この写真の上から2番目のフロアで、左コーナーのバルコニー付きシティビュー・スイートルームでした。
ダウンタウンホテルからは、タクシーを利用して来ました。 料金は、チップ込みで 30ドルです。 タクシードライバーに行き先をホテル名で告げると、いきなり急に態度が丁重になるほど、このホテルはマイアミビーチでも有名なラグジュエリー系のカテゴリーだったのです。
到着するなりベルボーイが駆けつけて来て、私たちの荷物を搬入します。 ネームを告げて荷物の預かり番号札を受け取ったら、後はベルボーイにお任せ。 チェックイン手続きもしていない状態ですから、まだ部屋も決まっていないのですが、万事はホテルが対応してくれますよ。
ホテルのフロントです。 大規模ホテルではありませんから、ロビーもそれほど広い訳ではありません。 どちらかと言うと、ホテルのフロントディスクといった雰囲気ではなく、街の画廊店にでも入ったような感じですよ。 もちろん、壁に掛けられた絵画には、値札が付いているはずもありませんけどね。
フロント係やコンシェルジュの対応は懇切丁寧。 もちろん、日本語での対応はありませんが、最近の地域状況や観光案内、最寄りのレストランやコンビニ店の情報など、私たちの単純な質問にまで、いつも親切に応じてくれましたよ。
この時に指定された部屋は、またもやのアップグレードで、高層階のバルコニー付き角部屋スイートです。 予約した時点では、スタンダードルームの利用ポイント数でしたからねぇ。 これまでにも、ロサンゼルスやニューヨークなどでマリオットのオーナー権を利用してホテル滞在しましたが、毎度毎度のアップグレードを経験しておりました。 したがって、実のところは少々の期待感も持っていたのですが、ズバリ的中の大当たりでしたよ。 そういった経緯からの個人的な憶測ですが、やはりハワイをホームとするオーナー権は、他地域よりもカテゴリーが高く扱われているように感じます。
部屋はスタジオタイプの1ルームですが、元々が受け入れ客数の少ない小規模ラグジュエリーホテルですから、この部屋は高級のグレードです。 ベッドはキングサイズを遥かに超えて、大きくワイドな造りでしたよ。
大きなサイドウィンドーから、外側のバルコニーが見えています。
このウィンドーは開閉式の引き戸になっていて、バルコニーへの出入り口なのです。
白亜の壁に三方を囲まれたバルコニーは、面積も大きいですよ。 これで二人部屋の指定ですから、贅沢な構造ですねぇ。
眺望はシティビュー。
西側に面した正面には、マイアミビーチの市街地が見えています。 そこからビスケーンベイを超えて、遥か向こうに本土のマイアミ市が在るのです。
ホテル正面の通りはオーシャンドライヴ。 向かい側に建っているオシャレなコンドミニアムは、いかにもお金持ちのお住まいといった雰囲気ですねぇ。
オーシャンドライヴの路肩に停めてある車も、高級車ばかりですよ。
部屋からの眺望はシティビューの設定ですが、実は、バルコニーのコーナーから東側に、マイアミビーチも見えるのですよ。 そこが角部屋の良い所でしょう。
このホテルは立地条件も良く、近隣に高い建物が無いので、高層階でなくても眺望は抜群に素晴らしいです。
この海岸が、マイアミビーチのサウスビーチエリアですよ。
パステルグリーンのライフガードポスト。
毎日細目に設置と撤去が繰り返される、パラソル付きのビーチチェア。
このホテル滞在の日々では、毎朝の寝起きにバルコニーへ出るのが楽しみでした。
室内着姿のままの桃レンジャー。
バルコニーのテーブルでいただく朝食は、昨日の残り物フードにコーヒーです。
日中は、バルコニーのチェアベッドでお昼寝の一時を楽しみました。 マイアミまで来て、しかも高級ホテルに泊まっていて、やってる事がお昼寝ですから、これこそが何もしない贅沢の極みでしょう。
リビングとベッドルームが一体化したスタジオタイプの部屋ですが、装備がオシャレで総面積が広いので、滞在感にはゆとりがあります。
バスルームも清潔でオシャレ。
アメニティは高級ブランド。
シャワールームは個室設定でした。
天上に設置された固定シャワーは、バルブをMaxにすると全身を包み込むほどの水量となります。 そういう状態ではカメラもびしょ濡れになってしまうので、この写真では三割程度しかバルブを開いてませんけどね。
もちろん、ハンドシャワーも付いてますよ。
そして、スィートルームにのみ設定されている、ふかふかのバスローブはマリオットブランドです。
室内設定のコーヒーは、最近流行のカセットタイプでした。
プラカップってのがカジュアルだけど、フロントに電話でリクエストすれば何個でも貰えるので、使い捨てのカセットタイプコーヒーというのは手間要らずで便利ですよ。
エレベーターは、フロントロビー正面に二台と、その反対側のフロントロビーから見えない中二階の位置にも二台の設定がありました。
その理由は、水着姿のままでもプールやビーチへ下りられるように、表通りに出ない場合の専用のエレベーターを設置してあるのです。
館内には、スパ&マッサージの個室ブースもありますよ。 もちろん、そこはマリオットですから、かなりの高級高額美容コースとなっております。
前のブログ記事でも御紹介した、館内レストランのデコ・ブルー。
そして、水着にサンダル履きでも利用可となっているプールサイドカフェ。
インサイドはカウンター席ですが、アウトサイドはテーブル席です。
一段下には、海側に面したプールガーデン。
プールサイドカフェからフロア続きで、レクリエーションエリアが在りました。
砂袋のスローシューターゲーム。 これが単純だけど、やり始めるとけっこう夢中になったりして、ゲームにハマってしまいます。 こういった雰囲気は、豪華客船の船上デッキで遊んでいるような感じですよ。
プールガーデンのサイドから、ビーチに出る通路のゲートが在ります。 ゲートの門は、ホテル側から出る場合はフリー解放ですが、入る場合には部屋のカードキーが必要です。
ビーチウォークを横切ってビーチに出ました。
砂浜に出ても、海は更に奥の奥。 とにかくビーチが広いのです。
サウスビーチのエリアだけでも、その南の端が遥か遠くの向こう側。
したがって、北方向のマイアミビーチなんてのは、水平線の彼方まで果てしなく続いているのですよ。
マリオット・スタントンが管理する、宿泊客専用のプライベートエリアです。 有料チェアのレンタルや、ドリンクオーダーなどの受け付けも、ルームチャージでOK!。
真昼になると、サウスビーチもご覧の混雑。
果てしなく続く海岸線のマイアミビーチなら、尚の事。
浜辺近くにまで寄り付くプレジャーボートは、マイアミの海の定番でしょうか。
マリンアクティビティは、ハワイ以上に大盛況。
ライフガードの兄ちゃんは、明るく陽気なナイスガイでした。
マイアミビーチはパラダイス?
ホテルへ戻って一休み。
マリオットのホテルには、スターバックスコーヒーが提携出店しています。
ビーチウェアのままでも利用できるのは、ハワイも同様ですけどね。
パステルカラーの洒落た図柄に誘われて、マイアミビーチ店オリジナルのウォーターホルダーをお買い上げ。
もちろん、小腹も満たしてくつろぎましょう。
スターバックスコーヒーも、店内はアールデコデザインの画廊風装飾でした。
現実の本日は、2021年7月31日です。 数年前の同日に、私たちはマイアミの海岸でくつろいでいたんだよ。 思い出の日々をブログ記事掲載する事によって、再び懐かしい想いが込み上げてきました。 『この頃は、良かったよなぁ...。』…なんてね、、、。 どうもありがとうございます。