私はエビ料理が大好きです。 その嗜好が、海外を歩くようになってから大型化して、今ではすっかりロブスターにハマってしまったと言えるような状態なのです。
夫婦で共通の趣味である海外旅行の方は、昨年暮れのハワイから帰国して以降、かれこれ10ヵ月ものお暇となっているのですが、同時にロブスターの味とも離れてしまいました。
最近は過去の海外旅行写真を整理して懐かしむ日々を暮らしているのですが、そんな中で、今一度味わいたいロブスター料理の思い出を特集してみる事にしたのです。
私にとっては、ハワイ滞在中の食事に欠かせないのがロブスター料理。
日本では高値の食材ですが、ハワイのスーパーで買ってきて自室のキッチンで調理するなら、安上がりで美味しい料理になります。
これまでのブログ記事では、塩味でボイルするロブスターに卵を入れて、ロブスターの塩味が効いた美味しい茹で卵が作れるとご紹介していますが、ロブスターと一緒にエビも茹でると美味しいのですよ。
どうですか? 豪華でしょう!” 種別すると、ロブスターはザリガニの仲間であり、エビはそれこそ海老の種族です。 つまりは、ロブスターと一緒にボイルしたビッグシュリンプを一皿に盛り付けると、二種類の料理が一緒に並ぶという訳ですよ。
ファミリー滞在の場合は、一人一匹ロブスターが基本です。 何たって、ハワイで買ったら安い食材ですから。
自前調理も、今となっては手慣れたものです。 こういう場合は、やはり海外でもキッチン付きのコンドミニアム滞在が便利で快適ですな。
作るのは この私で、食べるのは奥様…。
ま、ね。 日本の日常では、何かとお世話になってますから…。
ところで、ワイキキでは唯一の 回転スカイラウンジ レストランとして名を馳せた トップ of ワイキキ が、今年の世界的なコロナウィルス感染拡大を背景に、とうとう閉店となってしまったようですね。
確かに近年は、ちょっとお高い料理の料金設定も相まって、利用客が減っているとの噂もありましたが、オープンした当初は、豪華なロケーションが人気でお客の賑わうレストランだったのですよ。
その、トップ of ワイキキで豪華にいただいたロブスター料理がこれでした。 フィレミニヨンのステーキと共に、小振りながらもバターで照り焼きに調理してある、最高級のロブスターですよ。 そりゃもう、美味しかったと言ったらこの上も無い!!!
おまけに回転展望ラウンジだから、食事を楽しむ間に風景も変わって、カクテルの酔いも楽しくグ~ルグル…。 最近は、確かにこのレストランの人気は衰えていたようですが、それでも閉店となると、ちょと寂しい気もしますなぁ。 ワイキキのランドマークタワー的な場所だったからねぇ…。
ワイキキで美味しいロブスターを楽しむ事が出来るレストランは、他にもありますよ。
私達夫婦が特に気に入って利用しているのは、トニーローマ ホノルル店です。
トニーローマは全米は基より、近年では日本国内でもフランチャイズ展開しているレストランです。 その店のメニューで最も好評となっているのは、甘いソースで照り焼きにしたオリジナルのベビーバックリブですが、このホノルル店には、ロブスターとベビーバックリブをセットにした、特別メニューが有るのですよ。
しかも、そのロブスターが超特大!!!” これはもう、二人でシェアしていただくしかないでしょう。 二人で1セットのーダーだから、かなりお得に美味しくいただく事ができますよ。
もちろん、ブルーハワイとマイタイのカクテルも、ハワイに来たならお決まりですね!”
超特大ロブスターと言えば、忘れる事の出来ないのがサンタモニカの老舗レストラン、ザ・ロブスターでの食事です。
ローストのロブスターが、これですから!” まさに、特大ロブスターの開き焼きですな!
この店の場合は、ロブスター料理の値段は計り料金の時価で、1ポンドが〇〇ドルといった料金設定だったのですが、ロースト料理の最小サイズがこれだというのですからビックリですわ。 もちろん、腹いっぱい食べましたよ。 もはやロブスターの厚切りステーキですからね。 焼いたロブスターも、これまた香ばしくて美味しいですぞ! 超大盛りの、特大海老の浜焼きって感じですよ。
もう一匹はボイル料理にしてもらいました。 これがもう、本当に美味しくて美味しくて、あぁ”…、こうやって見ているだけで、もうたまらん。。。 今すぐ行きたい、サンタモニカ…。
ついでにご紹介しますけど、ロブスターだけで腹いっぱいだと言うのに、この店のクラムチャウダーも、これまた最高に美味しかったのですよ。 さすがは、アメリカ西海岸ですなぁ。。。
しかしながら、アメリカは東海岸でも、美味しいロブスターを食べる事が出来ます。
この店は、残念ながらこの後にオーナーが変わって別名になってしまったのですが、この時は、マイケルジョーダンズ・ステーキハウスでした。 そうです! この場所は、ニューヨークのグランドセントラル ステーションなのですよ。
ステーキハウスに来て、サーモンのグリルとロブスターとは、これ如何に?!”
サーモンもロブスターも、グリル焼きの料理になっているのですねぇ。 これもまた、美味しいのですよ。
だからほれ、店員さんも私たちのオーダーを 『 Good choice ! 』 と言って、喜んでくれました。
ニューヨークでは、庶民の市場として常時賑っているのがチェルシーマーケット。
その市場の一角に、ロブスター プレイスというエリアがあります。
はっきり言って、ここは鮮魚市場なのですが、その市場の中に、市場で販売されているロブスターをその場で調理して食べさせてくれる店が、このロブスターズなのですよ。
その、ロブスタープレイスで提供されている、茹で立てフレッシュのロブスターが、これですわ。
デカい!ってもんじゃないでしょ? でも、これでミディアムサイズなのですよ。 これより一回りも大きいラージサイズも有るのですから、もはやビックリの2乗ですね!
背を割ってあるので、とにかく手作業で、パカっと殻を開いていただきます。
地ビールも美味しいし、カップ盛りのロブスターフライドライスも美味しいですから!”
この超ビッグな爪肉を、溶かしバターにちょいと漬けてから食べるのが、もはや最高に幸せの味!”
もちろん、これだけの肉厚ですから、食べ応えも十分ですよ。 またまたロブスターで腹いっぱい!
こちらは一風変わっておりますが、どう見たってこれは、伊勢海老でしょう。 しかも、日本ではお目にかかれないような、超特大サイズの伊勢海老。 しかしながら、プーケットでは、これを『ロブスター』と呼んでいるんですねぇ。 うちの桃さんの顔と、サイズを比べてみてくださいよ。 とんでもなくデカいでしょう!
だからほれ、『ロブスターが食べたい!”』 と言ったら、こんな料理が出てまいりました。
これを日本で食べたとしたら、一体全体いくらになるんだ?” 財布が小さいから考えられん…。
この場合の調理は、タイ料理風に香草焼きとなっておりまして、香りが凄く豊かなのです。 ソースは、ちょっと辛めの甘酢系。 これがまた、不思議にエビ料理と合うのですねぇ。
もう、たまらんよ。 私しゃねぇ、エビでもザリガニでも、とにかくロブスターを食べてりゃ幸せなのよ。
ちなみに、本格的なタイ料理はエビでもお肉でも野菜でも、その独特のフレーバーが食欲をそそり、ついついハマってしまう美味しさですよ。
プーケットでは、まるで王族の一員となったような、豪華で優雅な日々でした。
話は突然に飛びますが、路上駐車した高級カーの横に並ぶテーブル席で、粋に食事を楽しむ風景ってのが、マイアミの日常なのですねぇ。
その、アウトサイドテーブルで楽しんだのが、スペシャリティなシーフードコンボでした。
これぞ、地中海産の食材大集合ですよ。
美味しそうなビッグシュリンプに、タラバガニに、ロブスター等など…。
でも、それらは全て脇役なのです。 この時ばかりは、ロブスターも主役をとっておりません。
はい!” マイアミときたならば、年間の漁数も限定されている、貴重な ストーンクラブ こそが最高級の海の味。 ご存じでしたか? これは、漁に出て収獲のあった地中海産の蟹を、2本の爪脚だけを捥ぎ取ったら生体は海へ返すのがルールとなっている、特別な部分の料理なのです。
そのお味は、とてもクリーミィで味の濃いカニ肉でした。 これだけの大盛りシーフードコンボでも、ストーンクラブは4個しか入ってないのですぞ! そりゃ、あんた! じっくり味わって食べるのは当然でしょう!
そしてまた、マイアミときたならば、モヒートカクテルが最高です!”
はてさて、最近はずいぶんと遠のいている海外ですが、私のロブスター探訪は果てを知らず、日本においても何とかできないものかと思案の日々であります。 ただし、この歳になってからには無駄な贅沢の出費もままならず、日頃は郷土食に親しむうちに、日本の小粒な甘エビにも立派な美味しさがあるではないかと、再認識をしているところであります。
それでも…、日常を離れて海外へ行きたいなぁ。 人生は一度限りだけれど、一か所に留まらずに歩む旅行は、いろんな人生を体験させてくれるように思います。
今しばらくは、せっせと貯金ですかねぇ…。 経済は、回らんだろなぁ…。 困ったなぁ…。