ラスベガスからハワイへ移動する日となりました。 航空チケットは、単純往復2回よりも、複数都市間の周遊チケットの方が、かなりお得となります。 せっかくのロングバケーションですから、旅行先も一ヵ所だけではなく、いろいろと歩きたいものです。
しかしながら、自己の経済力からすると贅沢三昧にお金を使えるような身分ではありませんから、経費予算については、シビアに組み立てなければなりません。 ある意味では、旅行計画をあれこれと考える事はボケ防止にも繋がるかもしれませんし、これからも長く旅行を楽むためには、無駄遣いを極力控えた経済的プランは重要ですよ。
もちろん、ラスベガスで遊んでからハワイに行くという旅行日程だけでも、十分に豪華な状況だとは思いますが、要するにお金をかけた贅沢さに浸るのではなく、自分の時間を上手に使いながら思うままに過ごす事にこそ、バケーション旅行の醍醐味が在ると思うのですよ。 これからの人生は、先を急ぎたくはないですねぇ。。。
ラスベガスのヒルトンバケーションクラブatフラミンゴを退出します。 時刻は朝の9時頃でした。
ホテル棟のフロントとは違って、コンドミニアムのフロントロビーは人も少なく落ち着いた雰囲気です。
やはり、キッチン付きの広い部屋を使えるコンドミニアムは、ホテル宿泊よりもホーム感覚滞在を満喫できるのが良いですねぇ。
フロントデスクでチェックアウト手続きを済ませます。 それは、単に書類にサインするだけの簡単手続きでした。 一週間の滞在はヒルトンのポイントによるものですから、その他の経費は一切不要です。
つまり、決算額は 0円! ラスベガスは滞在経費が安くて安心ですねぇ。
これがハワイの場合だと、州の規則である宿泊税がかかりますから、例え自己所有のタイムシェアコンドミニアム滞在であろうとも、1BRの面積だと、おそらくは一日に付き8ドル以上もの出費となるでしょう。 14泊したならどんだけ?ってな状態ですよ。 しかも物価も高い地域ですから、現地に行ってからの生活費管理も思いやられます。 昔はそうじゃなかったんだけどねぇ。
とにかくハワイへ向かいましょう。
フロントでタクシーを呼んで貰い、エントランスで待機します。 タクシーは直ぐに来ました。
ヒルトンのベルボーイが、私たちの荷物を運んでくれます。 ラスベガスの大手ホテルでは、どこのホテルでも対応は一流ですよ。
ホテル・フラミンゴに、さようなら。 ラスベガスにはヒルトン系のホテルは複数物件が存在しますが、もしも再訪するとしたならば、私たちなら再びフラミンゴを選ぶでしょう。 安くて優雅で快適でした。
ストリップ通りの中心地から、ラスベガス・マッカラン空港へ向かいます。
フリーウェイを走る途中では、ホテル・ベラッジオの後ろ側にある、巨大な立体駐車場が見えます。
この立体駐車場は宿泊客用ではなく、何と全部が従業員の専用パーキングだというのですからビックリですねぇ。 従業員の多くはラスベガス郊外の住宅地に住んでいて、そこから自家用車で通勤しているのですが、一つのホテルでも、かなり大勢の雇用を抱えている事が分かります。 つまり、今のアメリカでは、ラスベガスには仕事があるのですよ。
黒いピラミッドはホテル・ルクソール。 そして、黄金に輝いているのがホテル・マンダレイベイです。
もちろんどちらのホテルでも、従業員はたくさん働いていますよ。
ラスベガス・マッカラン空港に到着しました。 出発ロビーはユナイテッド航空のカウンターになります。
タクシー料金は、チップ込みで30ドルほど。 一人15ドルだと思えば、乗り合いのエアポートシャトルを選ぶまでもありません。
ユナイテッドエアラインのカウンターへ向かいますよ。
チェックインは、パスポート読み取りのオートシステムでOK!でした。
後は機内預け荷物を搬入するだけですな。
ラスベガス空港内に入りましたよ。 けっこう時間には余裕があります。
到着の場合と違って、出発ウィングまで行くには遠いみたいですねぇ。
私たちの利用する便は、Dゲートからの出発となる予定です。
Dゲートへ行くために、空港内にある、地下鉄シャトルに乗り込みます。 当然ながら、無料ですよ。
Dゲートは隣駅だったので、地下鉄シャトルは約5分ほどで到着しました。
空港内は、シャトルも含めて綺麗に整備されています。
おっと~! やっぱり此処にもカジノ施設があるんだねぇ。
帰り際に一発当てる!ってか?
いやいや、これから物価の高いハワイに行くのだから、此処での浪費は控えましょう。 これまでのラッキーは、堅実路線の賜物ですから…。(笑)
ボーディングタイムまでには余裕があるので、スターバックスコーヒーで一休み。
この歳になってからの海外旅行は、早朝の出発だと体に堪えるようになってきましたから、できるだけゆっくりと移動できる便を選んであるです。 プラン担当は、いつもこの私ですよ。
そうこうしているうちに、搭乗時刻となりました。 行き先はサンフランシスコです。
ホノルル直行便もあるのですが、それだと料金が高くなるので、SFO経由便にしたのですよ。
本日のラスベガスも、ものの見事に晴れ渡っておりました。
どうやらエアルートも平穏安泰のようですねぇ。
搭乗口はD-55。 出発時刻は 11:35 です。
アメリカ国内ラインのユナイテッド便は、それほど大き機体でもありません。
いよいよラスベガスから飛び立ちます。
ラスベガス・マッカランから、約2時間でサンフランシスコに到着。
サンフランシスコでの乗り継ぎは、過去にも何度か経験がありまして、わりと空港内の構造は理解していました。
サンフランシスコって所はシーフードが豊富で、日本食レストランも多いのよね。
しかしながら、私たちの乗り継ぎ時間は50分。 これではシーフードを味わっている時間はありませんな。
はい! きっちりと時間内に、乗り継ぎ便の搭乗ゲートまで歩いてきましたよ。
なんたって、堅実路線派ですから! (でもこの時、ちょっと失敗しちゃったのよね。)
サンフランシスコの空も、これまた見事に晴れ渡っておりましたよ。 私しゃ晴れ男だからねぇ。
『あ!』っと言う間に、ボーディングタイムです。
ホノルル行きの出発時刻は、14:10 ですよ~!
それではこれから、旅客機に乗り込みます。 それでもラインは国内線。
さっきよりは大きな飛行機かと思いきや、ほぼ同じ企画の中型機でした。
もちろん座席はエコノミー。 庶民ですからねぇ、贅沢はしませんよ。
ところで、日本の旅客機では見たことが無かったけれど、ユナイテッドのエコノミー座席にはTVモニターの設置が無くて、その代わりに、各自で持参したスマホを取り付ける機能が付いてるんだよね。 桃さんの i PAD ではサイズオーバーだったけど、スマホをシート背面に横向きで取り付けて、そこへ機内モードの電波を受ける事によって、映画などの機内サービス情報を楽しめるというシステムなのですよ。
こりゃ、ガラ携オヤジにゃ無縁の代物ですな…。
実は、搭乗前の準備で失敗したと思った事がありまして、アメリカ国内ラインでは、長距離航空でも機内食は別料金の有料制だったのを忘れておったのでした。
つまりは、ハブ空港であるサンフランシスコ空港内のコンビニでは、美味しいデリフードなどが豊富に販売されているのですが、それを買っておくのを忘れたのです。 あちゃぱ~!
今更機内食を選んで買うのも面倒だし、そもそもに、好みのメニューが見つかりません。 仕方が無いから、無料提供のソフトドリンクとスナックで、ホノルルまでお腹を持たせましょう。
ホノルルまでは、約6時間のフライトですよ~。
そして、ついにホノルル空港へ到着です!!! ブログで見れば、早いもんでしょう!(大笑)
やっほ~~~! ホノルルだぁ~~~!” 空気がハワイだぞ~~~!!!
アメリカ国内ラインの到着ゲートでは、旅客機から降りたら直ぐに、そこからワイキキ方面へ向かうシャトルバスに乗ることもできるんですねぇ。 つまりは、機内預け荷物の受け取りが不要の人は、旅客機を降りたらそのまま市内のホテルへ向かう事ができるのですよ。 ま、当たり前と言えば、当たり前だけどね。
でも、私たちの場合は大きな機内預け荷物が2個もありますから、まずはバッゲージルームへ向かいます。 そして、此処で自分の荷物を見つけたならば、それを受け取って終わりです。
日本から来た場合の様な、入国審査などはありません。 もちろん、パスポート提示も不要です。 機内荷物の搬出も、日本から来た場合の受け取りよりも素早い流れで、到着から数分後にはバッゲージルームへ送り込まれて来るのですよ。 おそらくは、国外便の荷物検査は念入りに行うけれど、国内ラインの荷物の場合はノーチェックで通過させているのでしょう。 税関審査はありませんからね。
ハワイに到着してから空港内でもたもたしてるってのは、長距離フライトの疲れ倍増ですよねぇ。 その点では、アメリカ国内周遊の旅は楽チンなのですよ。
自分の荷物を受け取って、バッゲージルームから外に出ると、お迎えのスピーディシャトル社員が私たちの到着を待ち構えておりました。 もちろん私達の場合なら、レイのサービスや無理やり記念写真は不要ですから、手っ取り早く車に乗り込みましょう。
ホノルルル空港からの移動には、事前にスピーディシャトル社の送迎を予約してあったのです。
一般的には、エアポートシャトルは乗り合いですが、この時の乗客は私たち二人だけ。 それこそ貸し切り状態のVIP待遇ですぞ。 やったぜ~。 ラッキー!”
シャトルが出発しました。 行き先は、マリオット・コオリナビーチクラブです。
H1フリーウェイを走るのも久しぶりだなぁ。 ハワイの空気は湿気が少ないと言うけれど、それでもラスベガスの乾燥地帯に比べると、適度にフューメットで爽やかですよ。
しかも、此処ではかなり日本語が通じる…。(爆笑)
きた~!” コオリナだ~~!!” マリオットのタワーが見えてるぞ~~~!!!”
コオリナ リゾートエリアへの進入ゲートです。
ここから先は、高度に管理されたリゾート地。 ホームレスは不在だし、無許可の路上販売や勝手な路上パフォーマンス行為なども禁止です。
この場所が、ハワイにある私たちのホームタウンなのですよ。
それにしても、静かであるはずのコオリナに、ずいぶんと車が多くなってますなぁ。
5年以上前には、道路を渡る信号機もいらないくらいの交通量だったんだけどねぇ。
マリオット・コオリナビーチクラブが見えてきましたよ。 私たちのホームヴィラです。
懐かしきは、メインエントランス前のモンキーポッド ツリー。 でも、ちょっと枝切りし過ぎじゃない?
ただいま~! 無事に到着です。 時刻は午後の5時半頃でした。
ホノルル空港からコオリナまでの料金は、またまた値上がりしていて片道一人が21ドル。 数年前までは16ドルだったのですが、近年のハワイは何でも値上がりの傾向にあります。
ハワイ州が観光開発にお金が掛かっているのは分かるけれど、物価が高くても観光客は来るといった、強気の姿勢が感じられます。 何だか哀しい気がしますねぇ。
コンドミニアム物件も、数億円もする高級タイプのユニットから売れていると聞きますし、ますますハワイは、お金持ちだけの世界になってしまいそうですなぁ。 困ったもんだ…。
他国がバブル景気に見えてしまうのは、デフレ状態の今の日本で暮らしているからかも知れませんが、とにかくシャトルバスのドライバーにチップを渡して、とりあえずは館内に入りましょう。
今日からの2週間は、此処が私達のホームです。 海外をいろいろ歩いて楽しんでも、やっぱりコオリナが、私達にとっては最も心安らぐ場所なのですよ。 もちろん、生活の基盤は日本の我が家である事に変わりはありませんが、ハワイにもセカンドホームがあると思えば、人生が豊かに感じられます。
今回のハワイ滞在の狙いは、ラスベガス観光の疲れを癒やしてのんびりする事。 だからオプションツアーなどの予定も無く、ただ単に飲んで食べて昼寝して、ブラ散歩したり、海やプールやジャグジーを気ままに楽しんで、特別な事は何にもしない贅沢を満喫するつもりなのですよ。
それでもね。 やっぱり私たちの場合は、珍道中になっちゃうみたいですから御用心。
ま、人生いろいろあるわなぁ。。。