最後まで面倒を見れる力が伴っているなら

良いが、

 

なまじっかの力のない人の情けは互いに

不幸になるというお話です。

 

今日のバイリンガルユーチューブでも

このお話をしています。

 

①日本語版:(11) 強い奴ほどやさしい - YouTube

②英語版 :(4775)Deep compassion for those who are less fortunes will only make you unhappy! (youtube.com)

 

先週は私の故郷伊豆大島に帰省しお墓参りを

してきました。 

 

もうとっくに亡くなってしまったお母さんの 

事を思い出して懐かしく感ずるお墓詣りにな 

りました。 

 

墓参りに来ると、私のお母さんは何時も 

無縁仏へのお線香あげを怠らなかった。 

 

『無縁仏;親族と一緒に葬られていない  

無縁人だけを集めてひとまとめの山にして

ある石の山』 

 

実は、伊豆大島と八丈島は、流人の島なんです。 

 

江戸はもとより本土で罪人扱いになった人が 

多く流されてきて、特に幕府に盾ついた政治犯

等は、不遇の生涯を終えているのです。 

 

不本意にも無罪や疑い罪で島で死罪になった 

人も多く無縁仏に葬られているのです。 

 

私のお母さんは、自分では必ず無縁仏に線香

を立てるのに、子供の私にはさせな かった。 

 

理由を聞くと、こんなことを言っていたの 

を覚えています。 

 

『将来のあるお前に、無縁仏の霊が抱き付いて

離れなくなるのを心配しているんだ。 

お前はそんな霊と関係を持ってはいけない!』 

 

これは実社会においても、 

『深情けは、ろくでもない事になるぞ!』 という

母心の戒めだったと思う。 

 

親の教えと言う物は、有難いものだなって 

つくづく思う。 

 

成人になってからと言う物、 損得の問題ではなく、

人の道として・・、 このことを自分に戒めて

生きています。 

 

#無縁仏#お墓参り#お盆の帰省