1月2日のJALのエアバスと海保機の衝突ですが、
海保機は機長以外全員即死でしたが、幸いにも
JAL機の乗員乗客は全員生還しました。
パイロットと管制官との交信はどのようになさ
れているのか?
そしてどのような英語の交信になっているのか、
ネットで勉強して驚いたのは・・、
航空関係の英語交信はすこぶる簡単明瞭な英語
で行われていることが分かったのです。
英語発信の作法は以下の四項目だけなのです。
発信者の場合;
❶自分の名前 ☛Who(私は○○です)
❷相手の名前 ☛Who(あなたは△△ですね)
❸自分の位置(場所や高度など)☛Where
❹用件 ☛What
説明の実際は以下のユーチューブをご覧下さい。
【英語】パイロットと管制官のやりとりにはコツがあります【管制塔と交信】 (youtube.com)
簡単なルールを徹底的に順守して交信している
そして、余計な事は喋らない。(Sinple is best)
私はコミュニケーションの講師でもありますが、
正しくコミュニケーションを取る事のコツの
様なものを再認識したのです。
私達の通常の交信でも、パイロットと管制官との
作法は大いに学ぶべきだと思いました。
なぜ、JALと海保の飛行機が衝突してしまった
のかは下記のユーチューブでの録画で大体想像
がつきます。
ここでは誰が最悪の犯人だったかを問いませんが
皆さんのご自身の目で見られてご判断ください。
【日本語訳】JAL機と海保機の”衝突事故前後”の交信記録【緊急事態/日本語字幕/ATC】 (youtube.com)
この衝突事故と酷似している状況でも・、
管制官の見事なさばきで、衝突を免れている実際の映像があります。
(3) 【重大インシデント】管制官の指示に反して滑走路に進入→ANA機がゴーアラウンド!ハワイアン航空450便、滑走路誤進入事例 - YouTube
私は、特に英語コミュニケーションのコツをこれ
らの映像で新たに再発見しました。
英語コミュニケーション(日本語もしかり)は、
以下のポイントが必須だと悟りました。
❶基本ルールを徹底的に守る。
(Who-Who-Where-What)
❷喋り足りない事、喋り過ぎない事
❸空気を読み、感ずる能力
❹危険や不審を感じたら、臆せず確認する
さて、最後になりますが・・、
日本人のエリートと言われる人たちでも英語コミュ
ニケーションに難があるのは、教育と文化に原因
しているとは思いますが・、
実は、頭の良い人ほど英語プレゼンが下手なのは、
難しい単語で喋るから!
そして文法や単語の使い方にこだわり過ぎるから
だと思います。
実は日常英会話で使われている英単語の 約80%は
中学1年生で習う単語だそうです。
簡単な日常英会話であれば、 中学校で習う英単語
を身に付けておけば 十分に会話することが
できるのです。
それは800英単語で済むと言われています。
航空業界(Civil Aviation)の世界では、高度な
英語が飛び交っているのかと思いきや
・・そうではなく
きちんとした、必要最小限の必須単語で交信し
合っているから事故が避けられているのです。
最後に素敵なJALのジェットストリームの音楽
をお聞き下されば幸いです。
JET STREAM 特別編 高音質CD音源 (youtube.com)
本日のバイリンガルユーチューブです。
❶日本語版:(4) (4484)格好をつけて難しい単語を使うなって! - YouTube
❷英語版 :(4485)To be a child, you will become a good English speaker! (youtube.com)
#管制官#JALエアバスと海保機衝突#航空機事故#Civil Aviation#Aviation English#コミュニケーション#プレゼンテーション