喫茶店や電車の雑踏の中ほど
集中して本が読めたり、
良いアイデアが浮かんだりするのは
なぜだろうか?

そこには人間や諸々の
ファシリティー(施設・環境)がかもし出す
場と空気があるからだと思います。

人は人に囲まれて人となり、
人と切磋琢磨する中で
磨かれ進化するものだと思います。

しかし、
ただ人がいて
があっただけでは何もおこらない。

ファシリテーターが、
人と人との組み合わせを考え、
そして人と環境との組み合わせを考える。

人同士と環境との組み合わせ如何で、
人は活かすも殺すもできるのです。

私は人も環境の一部だと思っています。

互いに共鳴しあい、
共振しあう関係こそグループの力を
最大限に引き出すのです。

組織の人事は、
ファシリテーションの思想をしっかり持って、
活かし合い、
互いに磨き合う人の組み合わせを
考えねばならないのです。

あくまでも相打ちの関係を
避けねばならない。
それこそがチーム力でです。

そして、
愛と安らぎのある人と
環境の空間を作り出すのが
ファシリテーターの最も重要な仕事だと
思うのです。