たかが爪楊枝されど・・・
もう何度もこのブログに出てきている馴染みのバーの青年が、横浜で催される『カクテルコンペ』に出場するということで、店の店長・コンパニオン二人・うちの奴の五人で応援に行って来た。
去年はもっと大勢で応援にいったのだが、今年は入場券が5000円と以上に高かったので、仕方なくこのメンバーだけで行く事となった。
会場は去年と同じ『ローズホテル』だったので、もう勝手も知っているので横浜東口のそごう前で待ち合わせをした。
いつもの事ながら時間にルーズな店長がやはり遅刻してきたので、やむを得ず先にシーバス乗り場へと向かった。
シーバスの発船時間と店長の到着を待ちながら、船着場前にあるお店でビールを飲んだ。
天気もよく、とても美味いビールだった。
店長の到着が遅かったため、結構いい気分になるところまで飲んでしまった。
気長に待つ事10数分。
ようやく店長の登場。
とりあえず店長も一杯!
落ち着いたところでちょうど発船時間なのでみんなでみなとみらいを観ながら山下公園まで移動。
去年はグループ全体での店休の際に店のコンパニオン達と夜の屋形船に乗ったのだが、今年はどうなるのだろう???
と、思いながら船に揺られていた。
山下公園からは会場まで直ぐなので、入場前に、時間もちょうど昼時なのでまずは腹ごしらえ。
食事も何故か去年と同じ『ホフブロウ』で、という事になった。
わたしとうちの奴は食事というよりは、ワインのつまみといった感じでオーダーし、コンパニオンさん達は普通にカレーを注文。
遅刻した店長は『ビックリカツカレー?』とかいう奴を注文した。
事実店長の前に差し出されたカレーは、特大盛りのカレーであった。
食べ終わったあとに店長もさすがに『ビックリした!』と後悔の気持ちを込めて言っていたぐらいである。
本題は実はこの後に起こった。
食べ終わった店長がなにやらテーブル上を探している。
どうやら爪楊枝を探しているようだ。
さては何かが歯に詰まってしまったのだろう。
どうもその店は爪楊枝はテーブルには置いていならしく、店員に頼もうとすると、うちの奴が
「爪楊枝なら持っているから使って」
と数本を渡した。
これに対して、いかなる状況になるかを考え準備を普段からしている事
に感激したのか(自分で書いておいて褒めるのはちょっと変だが)、
店長が「こういう気配りや準備が出来る人が、いい女房になるんだよ」
と声も高らかにその場にいたコンパニオン達に言っていた。
まだ嫁入り前のコンパニオン達は、
そこまで気遣うのかよ!
と思ったかもしれない。
いや、確かにそうだ!
と思ったかもしれない。
それは定かではない。
そんな事があった事すらわたしは忘れていたのだが、数日経ったある日、店のスタッフと食事に行った事をうちの奴に言うと・・・・・
「その時あのコンパニオンさん達は爪楊枝を持ってきていた?」
と聞かれた。
最初は何の事を言っているのだろう?
と思っていたが、
「あれだけ店長に言われた後に、それでも持っていないなら、売れないのは当たり前だよ!」
と言われてしまった。
そんな会話をしながらお店への向かう途中、そうだと思い店長に電話してその事を聞いてみると・・・・
その場では確認はしていませんが、一人はあれ以来いつも常備しているようですよ、との事だった。
もう一人に関しては聞いてみないと分からないようなので、そのまま何も言わずに電話を切った。
店に着くと店長が
「さっきの爪楊枝ってなんですか?」
と聞いてきたが、
「別になんでもないよ!」
と言っておいた。
その後もう1人のコンパニオンさんに、その件を尋ねてみると
「え?持っていませんよ!何ですか?」
といった返事が返ってきた。
・・・・・・う~ん。