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fuminの映画な日々

三度のメシより映画が好き。寝る時間を削って映画館でうとうとしてしまうことも…

ほんとは、クリスマスシーズンに観に行くつもりが、風邪やらなんやらでパス。
でも、『ドヌーブ主演の「幸せの雨傘」観るなら、是非その前に観ておきたい』とどこかで読んで、慌てて上映期間ギリギリのタイミングで行ってきました。

クリスマスストーリー  公式サイト
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久々に家族が集まったクリスマスの夜、タイトルから想像するようなほのぼのしたお話ではなくて、
難病に罹った母親、疎遠になっていた次男、精神を病んでいる孫、従兄弟の妻を愛する男…、登場人物はみな一筋縄ではいかないほど屈折していて、それをドヌーブたちフランスの名優が演じる濃厚な家族のお話…。

正直、疲れました。
いつまでも熱々の老夫婦、クリスマスにいきなり新恋人を連れてくる次男、「クリスマスが終わったら息子を精神病院に入院させる」と言いつつその息子を実家に連れてくる長女、従兄弟が結婚前から自分の妻をずっと愛していることを知っている三男…。次男に向かってはっきり「お前が嫌い」という母親…。
私の周りにはいないキャラクターばっかし!感情移入できる人がいない!!
やっぱりフランスは違うよな~

と思いつつ、家族の中では浮いた存在である次男と長女の息子だけが、家族の中心である母親を救う為の骨髄移植の遺伝子が適合するところが、『あぁ、家族なんだな…』となんとなく安心できた。

御年67歳になるドヌーブ、若いころはお人形みたいでイマイチ好きには慣れなかったけど、年を重ねるに連れ、どんどんよくなってきました。
「幸せの雨傘」も楽しみです♪
2011年 初レディスデーは韓国映画と台湾映画。

2作品に共通するものは…意外とない!
同じアジア映画でも、全然テイストが違います。

「7級公務員」 公式サイト
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これは2009年渡韓時に字幕なしで観ています。字幕なくてもだいたいわかるし楽しめる。
キム・ハヌルもカン・ジファンもこの手の軽いコミカルな演技ははまっているので、笑って最後まで観れます。でも、ただそれだけ…。残るものはあんましありませんあせる
疲れてて、軽い物を観たいときにはおススメです音譜

諜報員同士が互いに身分を隠してつきあうところは、ちょっと「シュリ」を思い出しますが、こちらは「実は2人とも韓国の公務員でした」というアクション・ラブコメドキドキ
「役所のタテ割り」はどこの国でも同じなんですね^^

字幕なしでもだいたいわかったなどと豪語してきましたが、日本語字幕で観たらやはり細かいギャグはわかってなかったことを再確認ガーン 
新米情報員メンバーのカン・ジファンに向かって「おまえの教官は誰だ」と何度も聞く教官ネタ、気が付いてませんでした(>_<)
でも、ところどころロシア語も聞けたし、行きたいと思いつつまだ行ってない水原城も観れたし、とにかく楽しかった~♪ 現代のスパイ同士が、何故か剣や馬など、史劇の世界ようなアクションを繰り広げるのも見所です♪

一つだけ疑問点が…
カン・ジファン属する国家情報院、海外部門のチーム名が「ハリマオ」
「ハリマオ」と聞けば(一定年齢以上の)日本人ならすぐに「怪傑ハリマオ」を連想しますよね?
でも、「怪傑ハリマオ」は太平洋戦争時に活躍した日本人。何故、韓国の国家諜報部門が、こんな親日的ネーミング?
「ハリマオ」は元々はマレー語で「虎」の意味ですが、わざわざマレー語の名前にすることもないし…。
もしかして、日本統治時代にこの「ハリマオ伝説」は韓国でも広まり、単に「国家のために戦う英雄」としてのイメージだけが残っている…とか、そういうことでしょうか?

軽いタッチの1本目の後は、泥臭~い80年代台湾のヤクザの話音譜
「モンガに散る」  公式サイト
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1980年代の台北一の歓楽街モンガを舞台に、黒社会の世界に染まっていく若者たちの友情やきずな、やがて訪れるかなしい運命を描くヒューマン・ドラマ。
<ストーリー>1986年、台北一の繁華街モンガは商業地区として繁栄する裏で多くの極道組織が覇権争いを繰り広げ、抗争の絶えない街だった。ある日、この街に引っ越してきた高校生のモスキートと、モンガで一番の権力を持つ極道の親分の一人息子で校内勢力を仕切っているドラゴンが出会い、意気投合した彼らは青春の日々を謳歌(おうか)するが……。


古きよき時代の東映映画のようなヤクザの世界ですが、主人公は高校中退したばかりの十代の若者たちで、日活青春映画のテイストもあり…。そして韓国映画「チング」の世界でもあり…。

「チング」は、十代の頃の親友が、やがて大人になって敵対する立場になってしまい…ですが、「モンガ」では、彼らはまだ十代のまま抗争に巻き込まれていくのです。そこが悲しい。

大陸から来た新興勢力は、今まで拳とドスの台湾ヤクザの世界に銃を持ち込みます。

「銃を使うのは卑怯者のすること」私もそう思います! 武器の進歩とは、人をどんどん卑怯にしていくことなのだと、「ラストサムライ」を観たときに実感しました。究極の卑怯は、戦地から遠いどこかでボタンを押して全てを破壊させる行為。

閑話休題

アジア映画らしく(?)出生の秘密もちゃんと盛り込まれています^^ 最後まで名乗らないけど。
1本目の「7級公務員」では、いかにも映画的な「ばらまかれたら人類が死滅するウイルス」をめぐる陰謀というイマイチ現実味のない話でしたが、こちらは、外省人と内省人との対立という、いかにも台湾的テーマ。
なんかホントにやるせなかったです。

ところで…。主人公の一人、マーク・チャオ演じる少年の名は、字幕では「モスキート」と書かれていましたが、実際は「蚊子」と呼ばれています。私の名前の中国語読みと発音が同じなので、なんだ親近感わいてしまって、「蚊子」に感情移入しちゃいました^^;;;

台湾映画、これからも楽しみです^^
多分、良い作品しか日本に入っていないから、余計そう思うのかもしれませんが…
今年はもう少しマメに映画の感想を書こう!

…多分三日坊主になるとは思いますが、一応今年の抱負音譜

一日に2、3本(最高4本!)梯子することが多いので、どういうわけか期せずしてめっちゃ私的な「本日のテーマ」が出来て、それが妙に面白いので、なるべく書き記すことにします。
Twitterではどんどん消えてしまうので…

というわけで、元旦に観たのは2本。

本日のテーマは「善意と悪意」


1本目は「Чебурашка(チェブラーシカ)」 公式サイト

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これは、ロシアの国民的キャラクター「チェブラーシカ」を愛する日本人スタッフが、27年振りに新作を作っちゃったというもの。
私は昔ロシア旅行の際、チェブのファンになり、2001年の日本での映画公開で大ファンに!今でのグッズはいっぱい持っています^^ だから、ブーシュカの名前も「チェブ」なのです音譜
大阪ではTOHOシネマズなんばだけが「ロシア語版」上映しているというので、迷わずなんばへ!

「ワニのゲーナ」は旧作を上映しているのだと思ったら、なんと完全リメイク!これは吃驚! これでチェブの動きに慣れてから新作に挑んだそうですが、「チェブラーシカとサーカス」・「シャバクリャクの相談所」も大満足!やっぱりチェブはロシア語で聞かなくちゃ!
チェブの可愛らしさは、喜怒哀楽が大きな瞳とともにあの大きな耳が微妙な動いて表現されるところ!そして、今回3編観て気がついたんだけど、短い足をとっても早く動かしてトコトコ歩く様、めちゃキュートです。

さて、善意のかたまり、純真無垢のチェブを観た後に、
2本目は人間の持つ底知れぬ悪意の世界「エクスペリメント」 公式サイト

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あまり年の初めから好きこのんで観る映画ではないと思うけど、レイトショー上映のみでいつもは終映時間が22時を過ぎ、元旦だけ特別スケジュールで早め(と言っても終映は21時)というわけで、なんばから夜の梅田まで足を伸ばしました。
ガラガラ?と思ってギリギリに行ったら、意外と私と同じような映画ファンが多くて、そこそこ入っていました。着物用に髪をセットしてダウンコート着て一人で観に来ている若い女性もいましたあせる さすがにコアな映画ファンだらけだったのか、上映中の物音一つせず、みんな集中!目

これは、「es」の衝撃再び!とあるように、題材は2001年のドイツ映画「es」と同じく、スタンフォード大学の悪名高き心理実験。
私は、どちらかと言うと、「es」の方が好みかも。「エクスペリメント」は、フォレスト・ウィテカーやエイドリアン・ブロディなど、有名な俳優が演じているだけに、たしかに怪演なんやけど、出て来ただけで「ただ者やない」というのがわかるだけに…ダウン 
でも、被験者の最初の面接のシーン「善悪の基準は何か?」とか「応募した動機は?」が時折入るのは面白かった。
「es」と比べて、実験する側の人間が最初と最後だけしか登場せず、点滅しないランプだけというのも不気味。でも、「なんでここで実験stopしないの?」と途中で何度も疑問に思った。「歯止めがなければ、どこまで行ってしまうか?」が実験の目的だったの?
結局、「実験stop」を告げる筈のランプが「全能の神」のようになってしまう、つまり、神(といってのあくまでも他者)に善悪の判断をゆだねていると自分を完全に見失ってしまう。宗教の恐ろしさのメカニズムを教えてもらったような…。

この実験は実際にも6日で中止になり、以後禁止されているんだけど、これを日本で実施したらまた違う結果になるのだろうか?いや、太平洋戦争時の日本軍の話などを聞いていると、やっぱりどの民族でも根本は同じかな~?

でも、いくら高額のバイトでも、面談でこんな嫌な質問ばかりされて、やたら残酷な映像ばっかり見せられたら、私ならビビってしまってバイト辞退するかも…。



というわけで、善意と悪意の両極端な元旦、どちらも心に秘めつつ、中庸に生きて行こうと思いますラブラブ

*ところで、元旦そうそう、TOHOシネマズで手袋落としてしまいました^^ 今まで何回映画館で落とし物したことか…、今年も先が思いやられます。
いつもエンドロール最後までは観ているのですが、照明つくやいなやさっさと外に出る癖があって…あせる