5日はアジア映画2本 | fuminの映画な日々

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三度のメシより映画が好き。寝る時間を削って映画館でうとうとしてしまうことも…

2011年 初レディスデーは韓国映画と台湾映画。

2作品に共通するものは…意外とない!
同じアジア映画でも、全然テイストが違います。

「7級公務員」 公式サイト
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これは2009年渡韓時に字幕なしで観ています。字幕なくてもだいたいわかるし楽しめる。
キム・ハヌルもカン・ジファンもこの手の軽いコミカルな演技ははまっているので、笑って最後まで観れます。でも、ただそれだけ…。残るものはあんましありませんあせる
疲れてて、軽い物を観たいときにはおススメです音譜

諜報員同士が互いに身分を隠してつきあうところは、ちょっと「シュリ」を思い出しますが、こちらは「実は2人とも韓国の公務員でした」というアクション・ラブコメドキドキ
「役所のタテ割り」はどこの国でも同じなんですね^^

字幕なしでもだいたいわかったなどと豪語してきましたが、日本語字幕で観たらやはり細かいギャグはわかってなかったことを再確認ガーン 
新米情報員メンバーのカン・ジファンに向かって「おまえの教官は誰だ」と何度も聞く教官ネタ、気が付いてませんでした(>_<)
でも、ところどころロシア語も聞けたし、行きたいと思いつつまだ行ってない水原城も観れたし、とにかく楽しかった~♪ 現代のスパイ同士が、何故か剣や馬など、史劇の世界ようなアクションを繰り広げるのも見所です♪

一つだけ疑問点が…
カン・ジファン属する国家情報院、海外部門のチーム名が「ハリマオ」
「ハリマオ」と聞けば(一定年齢以上の)日本人ならすぐに「怪傑ハリマオ」を連想しますよね?
でも、「怪傑ハリマオ」は太平洋戦争時に活躍した日本人。何故、韓国の国家諜報部門が、こんな親日的ネーミング?
「ハリマオ」は元々はマレー語で「虎」の意味ですが、わざわざマレー語の名前にすることもないし…。
もしかして、日本統治時代にこの「ハリマオ伝説」は韓国でも広まり、単に「国家のために戦う英雄」としてのイメージだけが残っている…とか、そういうことでしょうか?

軽いタッチの1本目の後は、泥臭~い80年代台湾のヤクザの話音譜
「モンガに散る」  公式サイト
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1980年代の台北一の歓楽街モンガを舞台に、黒社会の世界に染まっていく若者たちの友情やきずな、やがて訪れるかなしい運命を描くヒューマン・ドラマ。
<ストーリー>1986年、台北一の繁華街モンガは商業地区として繁栄する裏で多くの極道組織が覇権争いを繰り広げ、抗争の絶えない街だった。ある日、この街に引っ越してきた高校生のモスキートと、モンガで一番の権力を持つ極道の親分の一人息子で校内勢力を仕切っているドラゴンが出会い、意気投合した彼らは青春の日々を謳歌(おうか)するが……。


古きよき時代の東映映画のようなヤクザの世界ですが、主人公は高校中退したばかりの十代の若者たちで、日活青春映画のテイストもあり…。そして韓国映画「チング」の世界でもあり…。

「チング」は、十代の頃の親友が、やがて大人になって敵対する立場になってしまい…ですが、「モンガ」では、彼らはまだ十代のまま抗争に巻き込まれていくのです。そこが悲しい。

大陸から来た新興勢力は、今まで拳とドスの台湾ヤクザの世界に銃を持ち込みます。

「銃を使うのは卑怯者のすること」私もそう思います! 武器の進歩とは、人をどんどん卑怯にしていくことなのだと、「ラストサムライ」を観たときに実感しました。究極の卑怯は、戦地から遠いどこかでボタンを押して全てを破壊させる行為。

閑話休題

アジア映画らしく(?)出生の秘密もちゃんと盛り込まれています^^ 最後まで名乗らないけど。
1本目の「7級公務員」では、いかにも映画的な「ばらまかれたら人類が死滅するウイルス」をめぐる陰謀というイマイチ現実味のない話でしたが、こちらは、外省人と内省人との対立という、いかにも台湾的テーマ。
なんかホントにやるせなかったです。

ところで…。主人公の一人、マーク・チャオ演じる少年の名は、字幕では「モスキート」と書かれていましたが、実際は「蚊子」と呼ばれています。私の名前の中国語読みと発音が同じなので、なんだ親近感わいてしまって、「蚊子」に感情移入しちゃいました^^;;;

台湾映画、これからも楽しみです^^
多分、良い作品しか日本に入っていないから、余計そう思うのかもしれませんが…