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fuminの映画な日々

三度のメシより映画が好き。寝る時間を削って映画館でうとうとしてしまうことも…

専門家でもなんでもない私は、被災地のことを心配しつつも何も出来ずに心痛めているのですがTwitterで、こんなブログが紹介されいています。
是非読んでみて下さい!

被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~


何も出来なくても、応援メッセージだけでも元気付けられるということに気がつきました。
こんな素晴らしい行動をされている方がいます。

韓国・ソウルからの応援メッセージ

このメッセージを翻訳して下さった方もおられます。こちら

集まったメッセージやメッセージを集めている風景を動画にして下さった方もいます。


悲惨なニュースばかりで心が壊れそうな時、この動画を観て少し元気になりましょう。
人間、まだ捨てたものではないっす!!

出来ることから、やっていきましょう。

計画停電地域の方も、お元気で!

11日は京都の職場で座っている時にゆら~と揺れを感じ、すぐに「地震だ!」とわかりましたが、結構長い間揺れが続いて気持ち悪かったです。

私は16年前の阪神淡路大震災の時にかなりの揺れを経験しているので、震度1か2程度だとは体感できましたが、いきなりグラグラっと大きいのが来たらどうしよう?ととても怖かったです。

幸い、関西ではこの時に少し揺れただけでおさまり、でも久々に地震だったので、すぐにPCで地震速報を確認したら、いつまでも経っても「関西方面で地震がありました」のメッセージが出て来ない。
おかしいな~?と「宮城沖で地震がありました」の速報をクリックしてみて、初めて宮城沖が震源で関西にまで影響があったことを知り、愕然としました。

それからは、ずっとtwitterとPCのニュースサイトを眺めながら仕事。
阪神淡路の時もそうでしたが、最初は比較的被害の軽いところの様子しかニュースでは伝わってこないので、実態はもっと悲惨なのではないかと心痛めていたんですが、関西ではもういつもの日常。
関西ではあまり影響はなさそうだとタカをくくっていたら、帰宅途中の阪急電車内で地下を走っている時に携帯に留守番電話が…

実は、12日に京都で「東儀秀樹の雅楽フォーラム」があり、抽選で招待のハガキが送られてきたので、知人に差し上げ(私は仕事なので…)とても喜んでもらえたんですが、「東儀さんが京都まで来れないので、フォーラムは中止とさせていただきます」との連絡でした。

そうか、そういう影響はあるわな…と思いつつ帰宅。ニュース映像を観たらほんとうに凄いことになっていて…。
Twitterで数人の東京在住の友人の消息はわかったものの、他の友人たちのことも心配で、携帯メール送信したら、ソフトバンクの友人からは「メールエラー」が返ってきて…
で、その子がmixiしてたことを思い出しmixiにアクセスしたら、「帰れないので今日は会社で寝る」とつぶやいていたので安心して、mixiにメッセージ。

Twitterではいろんな情報が飛び交い、中には未確認のデマ情報も含まれていたりもしますが…。
阪神淡路の時は、まだインターネットはあまり普及していなくて、「パソコン通信」の時代。
しかも回線はダイヤル接続という時代でしたが、神戸や阪神地区には電話はほとんど通じなかったので、阪神地区から少し外れた我が家からパソコン通信で全国の知人に阪神地区の友人の消息情報などを発信しました。
そして、ニフティの中に「地震生活情報」の場が出来、そこに毎日アクセスして情報を発信したり、入手したり、海外の知人からメッセージいただいたり…と、とても有効活用し「ネットの力って凄い!」と思ったものです。パソコン通信のおかげで、被災地で情報を整理して発信するボランティアを募集しているのを知り、1年ほど神戸のNGO団体でお手伝いしました。
その頃まだネットが発達していなかったので、ひたすら整理した情報をメールやFAXで流す…みたいな仕事でしたが…。ポケベル全盛期で携帯電話も普及してなかったし、もちろんブログなんて個人サイトもありませんでした^^

携帯と言えば、うちの兄は北海道にいるのですが、メールしても返事がなく…。北海道のニュースはないので、まぁ忙しくしているのだろうと思いつつ、PCで「NHK北海道」のUストリームにアクセスして北海道の被害状況を確認していたら、兄から携帯に電話が♪ なんと、兄の携帯は古い機種で「docomoのムーバは電話はかかるけどメールは使えない状態」に陥っていました。

ソフトバンクではSNSが1週間無料という「ちょっといい話」もあるのに、docomoったら、もう!

でも、安否確認もネットで検索できるし、医療関係のサイトとか、いろんな情報がまとめられたサイトも出来て、固定電話と公衆電話しかなかった16年前に比べると、随分進化したもんだと改めて実感。

でも、どこからも情報を入手していなくて「なんか昼間少し揺れたね」みたいな能天気な人もいたし、「東北の方はひどいみたいだけど、テレビであんなに悲惨な映像ばかり見せられても滅入るだけやん」みたいな人たちもいっぱいいます。

阪神淡路の時、被災した側とそうでない側との温度差をひしひしと感じ、能天気なこと言う奴にむかついていた私でしたが、今度は逆の立場になってしまいました。
なので今回決して被災地の方にムカツカレル(そんな日本語があったっけ?)ような言動はすまい、と固く心に誓っています。

まだまだ、現地では専門家の手による救出活動が最優先。自分で自分の身を処せない素人が被災地に押し寄せても邪魔なだけです。それに、私ももう16年前みたいな(片道2時間原付で通うような)体力はありません(>_<)

今は海外からも支援が届き、日本中が「頑張ろう」モードです。しばらくは、ニュースも地震関連ばかりですが、そのうち落ち着いてきたら少しずつ日常に戻り、3ヶ月もすれば被災地以外の場所では「大きな地震があったね」と過去の話題になっていきます。
でも、被災地ではまだまだ終わりがなく、周りがどんどん忘れさってどんどん温度差が広がっていくのがとてもつらいんです。

まだまだ余震が続いています、ただ他人事のように傍観しているわけにはいかない、何か出来ることがあれば…とりあえず今出来ることと言えば、「節電」くらいですね。
関西電力からも東京電力を援助するという話だったので、関西で節電しても少しは支援になるかも…と思っています。

地震後1日経った今の心境をまとまりないまま書いてみました。


【追記】この関西電力の節電の話は、デマだったみたいです。西日本は周波数が違うので…。
でも、「節電」自体は悪いことじゃないし、被災地の方、関東地方の方を思って何かをするというのは、それなりに意味があるかも…。
というか、16年前にライフラインが止まった時に、『今までなんて無駄なことをいっぱいしてきたんだろう』と反省し、シンプルライフをしよう!と決意したのに、1年も経ったら元の木阿弥になってしまったことを思い出しましたあせる
電気だけじゃなくて、いろんな無駄ばかりしているよな~ 断捨離にはほど遠い…

忘れたと言えば、15年間ずっとベッドサイドに「スニーカー、靴下、軍手」を常備していたのに、昨年寝る部屋を変えた時にこの3点セットを一緒に移動させるのを忘れてたことに気がつきました。
人間ってほんと、どんどん忘れていくんですねあせる


今年も「大阪アジアン映画祭2011」が始まりました!

特別招待作品のオープニングはイム・サンス監督の「The Housemaid」
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富豪の家にメイドとして入った純真な女性が、主人に求められるままに不倫関係を持ってしまう。その後、豪邸で次々と起こる不可思議な事件……。彼女の【無垢】が凶器になる時、豪華邸宅は震撼の館に変わる——。
韓国映画界の怪物といわれたキム・ギヨン監督の傑作サスペンス『下女』を、社会の暗部に鋭くメスを入れることで知られるイム・サンス監督がリメイク。現代韓国の問題を焙り出し、2010年韓国で一大旋風を巻き起こした禁断の話題作が遂に日本初登場。カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝くチョン・ドヨンほか個性際立つキャストが競演!
<第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門上映作品>


そして、こんな文も…
※本作品は、青少年には適さない描写があります。

           そらそうよね~、こんなシーンがあるんですからあせる
fuminの映画な日々




このシーンの後の方で、ジョンジェは両手を大きく広げるのですが、カンヌのパーティでベニチオ・デル・トロがジョンジェに会って、いきなり両手を広げてこのシーンの真似をしたそうですニコニコそれだけ印象的なシーンなんです

私はこの映画を昨年1月にソウルで字幕なしで見て、10月に釜山映画祭で英語字幕で見て、だいたいわかったと思っていましたが、やっぱり根本さんの訳で初めてわかったこともいっぱいありましたあせる

今年のの晩夏には一般公開の予定ですので、是非ご覧下さい!



一般公開より前に「大阪アジアン映画祭」で日本初公開!3月9日にはイム・サンス監督の挨拶もありました!

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監督さんのお話が面白かったので、忘れないうちに、書いておきますね^^

まず、この「下女」は韓国映画の名作、キム・ギヨン監督の「下女」(1960年)のリメイクなんですが、オリジナル「下女」について
韓国社会って意外と狭いんです。イム・サンス監督のお父様は映画解説者をされてて、昔キム・ギヨン監督の作品を酷評し、ギヨン監督が新聞社にまで怒鳴り込んできたことがあったそうです叫び不思議な因縁ですね^^
年上の下女役のユン・ヨジョンさんは若い頃キム・ギヨン監督の映画ばかり出ていた女優さんです。

私は知らなかったんですが、キム・ギヨン監督夫妻は、自宅の火事で亡くなったそうで、「いかにもキム・ギヨン監督らしい死に方だったかもしれません」なんて言ってました…ドクロ
う~、私はギヨン作品は「下女」しか見てないんですが、なんだかわかるような気がする~

この50年前の映画をリメイクするにあたってどんな戦略を?

オリジナル「下女」は50年前の韓国が舞台。それから韓国は経済的にも文化的にも発展している。しかし、男女や社会的地位などの人間関係は本当に発展しているのか?を描きたかったそうで、
「この映画は、優しい美しい映画ではなく、見苦しい暗い映画です。ミヤナムニダ」ニコニコ

名作をリメイクするにあたって特に難しかったことは?
名作に敢えて挑戦するのは楽しく、面白い。
先ほどからの3つの質問も全部オリジナルに関しての質問ですよね?(きっと、同じ質問ばかりされてきたんでしょうね^^)ドクロ

ここでMCはあわてて、本作に関する質問をしますあせる

この映画は女性を描いた映画ですね

韓国の儒教的な男尊女卑の世界は息が詰まります。男性が作った歴史は失敗している。だから男性の映画を作る意味がない!(言い切りましたね^^)

チョン・ドヨンさんについて
(なんと、ここでMCはチェン・ドヨンと言い間違いするんです。何度も間違えるので、客席のあちこちから「チョン・ドヨン!」というささやきが聞こえ、またまた慌てて訂正するMCショック!


韓国は整形天国で、女優さんも整形している人が多い。同じ病院で手術したのか同じような顔をしている人たちもいる。その中でチョン・ドヨンさんは、自然な美人で神が乗り移ったような素晴らしい演技。(fuminの心の声『ソウはどうなん??』ドクロ
ヌードシーンでは、バスタブに浸かって顔だけ出すシーンで、顔だけなので服を着てもいいのに、チョン・ドヨンは変に気を遣わなくていいと、裸で撮影にのぞんだ。そんなプロ意識のあるすばらしい女優さんと一緒い仕事が出来てとてもラッキーでした、とも^^

*ここで我々ジョンジェファンは、『チョン・ドヨンの話題ばかりで、ジョンジェの話題はなし?』とやきもきしていたのですが、その心の声を聞いたかのように、ジョンジェについても質問ラブラブ

ジョンジェと会ったのはとても騒がしいお酒の席。監督はこのフンという役はジョンジェクラスの大物にお願いするような役ではないと思っていたのに、ジョンジェの方がシナリオを読んで興味をもったそうです。意外~音譜
で、その後1ヶ月の間、もっと若手の10人の俳優にオファーをしたけど、みんな断られて、そこでジョンジェのことを思い出して連絡したら、ノーギャラでもいいから是非やりたい!と言ってきたそうです。やはり、彼くらいのベテランと若い俳優とでは、シナリオの読み方が違うんですね^^と監督さんは笑っていました。
(fuminの心の声『10人の若手俳優って誰~??』)

最後に
「この映画はエロティックサスペンスです。見てて息を詰めたり手に汗するシーンも出て来ます。でも、それだけではありません。『これは不当に受けた侮辱』に関する映画です」

とても好感の持てる楽しい監督さんでした^^

オリジナルのキム・ギヨン監督の「下女」私は昨年東京で見ましたが、今回の「大阪アジアン映画祭2011」でも上映されました。