
私は特に黒澤明ファンってわけではないのですが、黒澤作品の中で一番好きなのは「夢」です。
「こんな夢をみた…」で始まる八編のオムニバス。
(ちなみに漱石の短編集「夢十夜」も『こんな夢を見た…』で始まりますが、これも漱石の中では一番好きな作品です)
で、地震以来、各ブログやニュース記事で話題になっているのが
6つめの「赤富士」
たしかに、原発事故で人々が逃げ惑う姿は、実際の津波の映像を目の当たりにし、『事実は映画なんかよりずっと凄まじい』と知ってしまった今の私たちには、「こんなのただのフィクション」とスルーするわけにはいかないものがあります。
この映画、黒澤監督自身がみた夢がモチーフとのことだけど、こんな恐ろしくて妙にリアルな夢を見たんですね… 目が覚めたら汗をびっしょりかいていそう

でも、夢なら目が覚めるけど、現実だったらどうしようもないです。

どうか「夢」のままでいて下さい!
この映画は、Wikipediaによると
「アメリカのワーナー・ブラザーズが配給権を有しているために、現在国内で上映可能なプリントは東京国立近代美術館フィルムセンターに保存されている一本のみである。そのため黒澤映画の中では「デルス・ウザーラ」同様、国内でのフィルム上映の機会に恵まれない作品」
だそうです。なのでこのYoutubeの画像も英語字幕付きです。
