「エディット・ピアフ ~愛の賛歌~」 2007年 フランス=チェコ=イギリス
鑑賞日:2007年10月3日
映画館:TOHOシネマズ梅田
レディスデー3本目の映画。疲れている時はやっぱり無理しないほうがいいよなぁ…と思い知らされた。
シャンソンそんなに嫌いじゃなかった筈だし、エディット・ピアフも嫌いじゃない筈なんだけど…。
どういうわけかこの映画の中のピアフは嫌い。 ピアフ役のマリオン・コティヤールはきれいな女優さんだし、嫌いなタイプではないのだけれど、今回はピアフに似せようとかなり作りこんだ感じ。しわがれた声も姿勢の悪さも受け付けられなくって…。
47歳で死んだのだから、そんなに老人ではなかった筈だけど凄く「老醜」まるだし。事実に近いんだと思うから、映画が悪いわけじゃない。私との相性が悪いだけ。彼女の恋もあまり心に響いてこないし…。
最後までステージに立って板の上で倒れるのは、芸人としてはある意味理想的なのかもしれないけど、実際に倒れられたら感動するファンと引いてしまう観客がいると思う。私は後者。
老いてもなお凛としていて、人前で歌うのをやめていた「永遠のマリアカラス」のカラスとはなんだか対照的。
まぁ、たくさん観てたらたまにはこんな相性が悪い映画とも出会うってことだよね!とても感動したという人も多いと思うから、決して悪い映画ではないけど、ごめんなさいm(__)m
そんな中でもお気に入りのシーンが一つ。まだ子供だったピアフが、旅芸人の父親の助手で街頭に立ったとき、ネタに困った父親がいきなり娘に歌を歌わせることにし、ピアフが初めて街頭で歌うシーン。 いきなり何か歌えと言われて国歌を歌うところが、さすがフランス。そしてまたそのラ・マルセーユの美しいこと!
字幕に歌詞が出るので、「ラ・マルセーユ」の歌詞をはじめてちゃんと知った。さすが革命の歌だけあって、人民を鼓舞する勇ましい曲。全然関係ないけど、「私たちの幸せな時間」で少女時代のユジョンが野球の試合で「愛国歌」を歌うシーンを思い出した。
でも、日本で街頭でいきなり「君が代」なんて歌ったら右翼の街頭演説かと思われてしまう。しかも子供が歌いだすなんてほとんどありえない!
国歌に対してそんな感情しかもてない日本人って不幸ですよね。